小松菜とほうれん草の違いや見分け方は?-新人バイトがよく間違える-

小松菜とほうれん草は、いろいろな用途に使えて価格もお手頃なため、主婦の強い味方となっています。

そんな小松菜とほうれん草、包装を外すとどっちがどっちかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
この2つの見分け方として一体どこを見ればいいのか、また、この2つの特性はどう違うのかについてみていきましょう。

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小松菜

小松菜はアブラナ科に属しており、意外なことにチンゲン菜や白菜の仲間となっています。
アブラナ科なので、菜の花として食すこともできちゃいます。

もともと小松菜は冬菜と呼ばれていたのですが、この冬菜を徳川吉宗が食べたところお気に召され、
小松川村(現・江戸川区)で栽培されていたということから、吉宗が「小松菜」と命名したのだとか。
そのこともあってか、江戸の人たちにとって欠かすことのできない存在だったのです。
現在でも、小松菜の生産の多くを東京が占めています。

味はほうれん草に比べてクセがなく、アクも少ないため多彩な用途に使うことができます。
様々な葉物類の中でも、とても食べやすい野菜と言えるでしょう。

ちぢみ小松菜

このちぢみ小松菜、ちぢみほうれん草は比較的メジャーなのに対して、全くと言っていいほど店頭では見かけません。

中身は寒締め栽培されて甘みの増した小松菜です。
もちろん葉も縮んでいます。

一応こんなのもあるよ、ということで…。

サラダ小松菜

こちらもサラダほうれん草に比べてマイナーなお品となっています。

通常の小松菜よりアクが少なく、サラダに適した小松菜です。
もちろん店頭で見かけることはありません。


…もともと小松菜ってほうれん草に比べて食べやすい野菜ですから、
あえてちぢみ小松菜やサラダ小松菜を求める人間が多くないので、流通していないのかもしれません…。

ほうれん草

ほうれん草の”ほうれん”とは、中国語でペルシャという意味になります。
実はほうれん草はペルシャで栽培されていた野菜であり、中国を通って日本へ伝わってきたのです。
ほうれん草はペルシャや中国以外にも、世界各国で食されているグローバルな食材なのです。

そんなほうれん草は大きく分けて「東洋種」と「西洋種」の2種類が存在しています。
それぞれ多少の違いはあるのですが、現在では両種を掛け合わせて作られた交雑種がメインになっており、この交雑種はお互いの長所を生かした特性を持っています。

主な食し方はおひたしやバター炒めなどで、生では食べないようにしましょう。
というのもほうれん草には結石の原因となるシュウ酸が含まれており、このシュウ酸を抜いてあげる必要があるためです。
茹でてから水にさらすと、シュウ酸を抜かすことができます。

ちぢみほうれん草

ちぢみ小松菜同様、寒締め栽培されたほうれん草です。
特徴はやはり縮れた葉となり、”ちぢみ”と呼ばれる所以でもあります。
ちぢみ小松菜は、ぱっと見は普通の小松菜と変わらないくらい見た目上は対して変わらないのですが、ちぢみほうれん草は普通のほうれん草と全く見た目が違います。

それもそのはず、このちぢみほうれん草の葉は上ではなく横に広がって育つからです。
そのため遠くから見ると、とてもこれがほうれん草とは思えないほどです。

見た目はあれでもアクも少なく、甘くてとっても美味しいのですよ。
その甘さは、なんと糖度10度以上になることもあるのだとか!
人も野菜も、見た目じゃないんですねぇ。

こちらはちぢみ小松菜よりも格段に入手しやすいかと思いますので、是非一度手に取ってみてくださいね。

サラダほうれん草

サラダ小松菜同様、生でも食べられるように品種改良されたほうれん草です。
アクが少なく、その名の通りサラダにおすすめです。
茎も細く、柔らかくなっているので、とても食べやすくなっていますよ。

ちぢみほうれん草と同じく、入手は比較的容易かと思います。

私は個人的に好きです、サラダほうれん草。
普通のほうれん草より高くても、ほうれん草が必要な時はこちらを買っちゃいます。
何故なら、アク抜きしなくてもいいのでと~っても楽なんです!!
別にサラダに用いなくとも、私のように面倒くさがり屋の方には超超おすすめですよ笑

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見分け方

さて、肝心の見分け方です。
いろいろ紹介しましたが、ここでは普通の小松菜と普通のほうれん草の見分け方でいきます。

私が見分けるときに見ているのは、葉の形ですね。
小松菜は葉が丸っこいのに対して、ほうれん草はちょっといびつになっているのですよ。
ん~いびつというか、なんというか、しいて言うならダイア?ひし形?のような…。
下手くそな図ですが、これでわかりますかね~?汗

こんな感じでよくよく見ると違っているので、じっくり見て形を覚えれば一瞬で判別可能になります。
大丈夫です、私も最初どっちがどっちだか全くわかりませんでしたから。
こんな私でも、見ていくうちに何となく覚えれました。

主な産地・鮮度チェック方法

主な産地

小松菜とほうれん草の主な産地は、ともに千葉や埼玉などの関東地方となっています。
両方とも全国的に生産はされているのですが、そんななかでも関東地方の生産で大部分が占められているのですから驚きです!

特筆すべき点として、東京が小松菜の生産で全国第2位となっていることです。
数ある青果物の中でも、東京がトップクラスになっているものは数えるほどしかありませんから、いかに小松菜の存在が大きいかがわかりますね。

鮮度チェック方法

両方に共通することとして、葉の状態を確認しましょう。

葉の色が黄色くなっている・溶けている・ふにゃふにゃになっているのは劣化しているサインです。
ぱっと見でこれらの状態が確認できたものは、まず避けましょう。
ふにゃふにゃなものは、持った時も重量を感じず軽いので、怪しいと思ったらそちらの点からもチェックしてみて下さい。

注意しておきたいのは、袋を開けて全部を見てみるまではわからないということです。
ぱっと見が綺麗なものを選んでも、家で開けてみたところ傷んでいた…という可能性もありえます。
本当にまれなことですが、芋虫ちゃんがこんにちは~することもあります。

やはり農作物ですから、多少は仕方のないことだと思ってください。
よほどドロドロに溶けていて、あるいは虫食いだらけで使い物にならない!というときは店の方までご一報ください。


小松菜とほうれん草の見分けが必要なシーンは、そう多くないかもしれません。
ある人物を除いては…。

そのある人物とは……そう、スーパーで働く従業員です!
特にレジ担当は見分けられる能力が必須となります。
小松菜とほうれん草では、価格が異なっていることも珍しくありません。
もし、安い方を買われたのに高い方で間違って通してしまったら、当然クレームの素となります。
いつも包装されていてバーコードをスキャンするだけで済むのなら問題ないのですが、安売りで大量に陳列するときなんかは裸で売場に出ていることもありますから、
レジに立つなら小松菜とほうれん草を見分けられるようになっておきましょう。

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