さつまいも、あなたはほくほく派?しっとり派?-人気品種を紹介!-

寒い時期になると食べたくなる、さつまいも。

様々な品種がありますが、大きく分けて食感がほくほく系かしっとり系かに分けることができます。

焼き芋にするとその違いは顕著になり、ほくほく系は昔ながらの素朴な味わいが、しっとり系は濃厚な甘さを感じることができます。

今回はほくほく系・しっとり系、それぞれの主な品種を紹介します。

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さつまいもは、ほくほく系としっとり系に二分される

さつまいもはヒルガオ科サツマイモ属の植物で、普段私たちが口にしているのは根の部分となります。

原産は中南米でヨーロッパやアメリカなどに伝わっていき、日本へは中国を介して伝来してきました。

国内で最初に伝わってきたのは沖縄で、沖縄から九州の薩摩(現在の鹿児島)へ、そして江戸へも広まっていったのです。
そう、 さつまいものさつまとは鹿児島の薩摩藩のこと だったのです!

そんなさつまいもですが、現在日本では数十種類の品種が存在しています。

それらは 大別するとほくほく系としっとり系 になります。

ほくほく系の品種

口当たりがほくほくとしていて、昔ながらの素朴なさつまいもがこちらのほくほく系になります。

紅あずま

 関東で主流のさつまいも 、生産も茨城や千葉など関東地方が中心となっています。

皮が濃い赤紫色で、果肉は黄色くなっています。
 ほくほくで繊維質が少なく、甘みが強いさつまいも です。

焼き芋はもちろんのこと、蒸したり天ぷらにしてもいいですよ。

ちなみに、石焼き芋でおなじみの焼き芋屋さんが多く使用している品種なんだとか…。

鳴門金時

関東の紅あずまに対し、こちらは 関西で主流になっており”高系14号”という品種をベースに改良したさつまいも です。

高系14号からは他にも石川の五郎島金時など、いくつか派生した品種が存在しています。
(五郎島金時も、ほくほく系のさつまいもです)

見た目は鮮やかな赤紫色の果皮に、淡いクリーム色の果肉をしています。
 ほくほくで甘く 、焼き芋におすすめです。

また、より高品質なものはブランド名をつけて差別化されており、その中の1つ”里むすめ”は特に希少品で別格となっています。

しっとり系の品種

ほくほくの紅あずまや鳴門金時とは対照的に、しっとりとした食感のさつまいもたちです。

紅はるか

ほくほく系の紅あずまから派生した 見た目の形が美しい、しっとり系のさつまいも です。

果皮は赤紫色、果肉はクリーム色をしています。
 甘みが強くその甘さはあの安納芋とも肩を並べるほど で、名前の由来は「安納芋よりもはるかに甘い」という意味からきているようです。

また「蜜芋」とも呼ばれており、その糖度の高さがうかがい知れます。

焼き芋やスイートポテトにおすすめです。

安納芋

 鹿児島の名産である安納芋 は別名「安納紅」とも呼ばれています。

これは安納芋には表皮の色が赤紫のものと、白色のものの2種類存在していることに起因しています。
赤紫のものを「安納紅」、白色のものを「安納こがね」として区別しています。

どちらも 他のさつまいもに比べると小ぶりで、果肉は珍しいオレンジ色 です。
 かなり糖度が高く、食感も水分が多いためかしっとりというよりもねっとり としています。

是非焼き芋にして食べてみたいさつまいもです。

その他変わり種の品種

ここでは普段売場では見かけない、ちょっと変わり種な品種を紹介します。

その珍しさは、売場で見つけたら即買いレベルです!

パープルスイートロード

見た目はいたって普通のさつまいもにしか見えませんが、この パープルスイートロードは中の果肉が紫色をしており、いわゆる紫芋 に属する品種です。

果肉の紫色はアントシアニンという成分で、ブルーベリーなどにも含まれており、目の健康によいとされています。

 食感はほくほくで、甘みの少ないものが多い紫芋にしては、十分な甘さを持っています 

焼き芋はもちろん蒸したり、その紫色を生かしてタルトやスイートポテトにも用いてもいいですね。

黄金千貫

この 黄金千貫(こがねせんがん)は、芋焼酎の原料として用いられている品種 となります。

名前が示すように、 果皮は黄金色(というより、淡い黄色)で果肉も白色となっている珍しいさつまいも です。

 でんぷん質が多く、ほくほくとして甘みもある ので、ふかしいもやスイートポテトにも使えます。

こんなさつまいも、見たことない!

主な産地

上記で様々な品種を紹介してきましたが、 関東で主流の紅あずま以外は主に鹿児島など九州地方で盛んに生産されています 

なかでも鳴門金時は徳島の名産、安納芋や黄金千貫は鹿児島の名産となっています。

また、 品種問わず全体でみても鹿児島はトップクラスの生産量 を誇っています。
やはり”さつま”いもと呼ばれるだけありますね。

鮮度チェック方法

さつまいもは見た目であらかた判断できるので、鮮度チェックも簡単です。

まず、 芽が出ていないかどうか を見て下さい。

さつまいもも、じゃがいもと同じで古くなってくると表面から芽が生えてきます。
(じゃがいもの芽とは異なり、細長い毛?枝?のような感じでそんなにグロテスクではありません)

 芽を取れば食べることはできますが、一度芽が出たものは栄養分が取られてしまっているので、できれば避けた方がいい でしょう。

次に、 両端部分を見て下さい 
本来ならばこの部分は白く綺麗なはずなのですが、 鮮度が悪い物は黒ずんでいたりカビてしまっています 

これらをチェックして問題がなければ大丈夫だと思いますが、念のため触っての確認もしましょう。

 触感がぶよぶよになっていたり、どこからか汁が出ているものはアウト です。

以上で紹介した品種、皆さんも一度はお目にかかったことがあるのではないでしょうか。

これ以外にもまだまだ品種はたくさんあり、新しい品種の開発も進んでいます。

最近の新品種の傾向として、甘さを追求したものが多くなっています。
まるでスイーツのような甘みを、是非一度ご自分で食べて確かめてみてはいかがでしょうか。

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