新人バイトへの教育…注意点と対応は?-不安な状況にさせないこと-

どんな業種でも、人手不足感が強い昨今。

そんな状況のなか入ってきた新人バイトには、できるだけ長く勤めてもらいたいものですよね。

そのためには、新人バイトへ教育する際の対応が重要となってきます。

一体、どのような点に気をつける必要があるのでしょうか。


新人バイトが困惑してしまう状況を知ろう

まず、 新人バイトが困惑してしまう状況を作らないことが大切 だといえるでしょう。

以下のような状況になってしまうと、右も左もわからない新人バイトは、不安とプレッシャーに押しつぶされそうになってしまいます。

そんな状況がたびたび続くと、新人バイトは「自分には合わない、無理だ」と判断して辞めてしまうのです。

忙しい中、1人取り残されてしまう

どうしても店が忙しくなってくると、自分の仕事をこなすだけで手いっぱいになってしまいがちですよね。

しかしこの時、故意ではなくとも新人バイトを放置している状況になっています。

そして 新人バイトは「ヘタに自分が動くと余計に邪魔になるかも」「何もできない自分が申し訳ない」と、萎縮 してしまいます。

そんななか先輩バイトから「突っ立ってないで仕事して!」だなんて言われようものなら、もう涙目になってしまいます。

「見て覚えて」と言われて突き放されてしまう

先輩バイトが瞬時に行っている作業を、見て覚えるということは大変なことです。

その作業に慣れている先輩バイトは覚えろといいつつも、作業のスピードはいつもと何ら変わりません。

これでは、新人バイトは困ってしまいます。

慣れた人間からすれば当たり前のことでも、 新人はすべて説明してもらわなければ、わかりません 

行った作業に対してダメ出しをされる

新人バイトが一生懸命考えて行った作業に対してダメ出しをすることは、 新人バイトのやる気を削ぐことに なります。

注意するにしても、「それ今やらなくていいから!」「なんで勝手にするの?!」などと、一方的に責め立てる言い方はよくありません。

いきなり1人にさせられ、接客や作業を任せられる

「とりあえずやってみて」などと、ぶっつけ本番でいきなり1人にすることはよくありません。

考えようによっては「失敗して覚えることもある」とも取れますが、新人バイトからすれば「どうして新人を放置するのかわけがわからない」と感じるのです。

そんな状況でやってみたはいいものの、結局先輩バイトに聞かなければ何もわからず、場合によっては先輩バイトやお客様から怒られることも…。

 新人はわからなくて当たり前なのですから、教えない方に落ち度があります 

こんなことが続けば、新人はやる気をなくしてすぐに辞めてしまいます。

頭ごなしに怒られる

新人に対して「こんなこともできないの?」「前にも教えたよね?」などと、威圧的な言い方をしてはいけません。

確かに先輩バイトは新人が入るたび、同じことを何十回・何百回と教えていますから、そのような言い方になってしまいがちです。

しかし、 新人バイトは先輩バイトであるあなた1人の言ったことがすべて なのです。

何度も同じことを言うのは面倒で嫌かもしれませんが、1度ですべてを覚えられる人間はそうそういませんから、仕方ないと割り切りましょう。

また注意するにしても、 新人の目線に立った言い方をすることが大切 です。

新人バイトを不安にさせないような応対とは

新人バイトが不安になる状況がわかったところで、次はどのような応対をすればいいのか、具体的にみてみましょう。

この応対の良し悪しで、新人バイトが店で働くモチベーションが上下するのですから、間違った対応はできませんよ。

新人をとにかく1人にしない

新人バイトはただでさえ不安と緊張で戸惑っていますから、必ず教育役の先輩が最低1人は横について見守ってあげましょう。

 新人はそばに先輩がいることによって、安心して作業を進めることができる のです。

そのためには、シフトをよく考えて新人の出勤を決めるなどの配慮が必要です。

新人が一通り覚えてしまうまでは、人手に余裕のある日に出勤させるといいですよ。

つまり忙しいと予想される日には、あらかじめ新人のシフトを入れないでおくのです。

忙しいとお互いに気が張って邪険な雰囲気になってしまいますし、ゆっくり指導できませんからね。

忙しい時でも、できるだけ新人に気を配る

もしも新人がいるのに忙しくなってきてしまっても、新人のことを気にかけるようにしましょう。

…しかし実際、忙しい時はなかなか教えていられませんよね。

そんな時は、新人でもできそうな仕事を割り振ってあげましょう。
以前教えた作業を任せてみたり、覚える必要もないような単純作業をやってもらうといいですよ。

 新人はポツンと取り残されるのが1番不安を感じるので、何か作業を任せてもらえるとそれだけで嬉しい ものなのです。

こちらから積極的に声をかけてあげる

聞きたいことがあるにも関わらず、遠慮して言えないという新人バイトも多いので、こちらから随一「大丈夫?」「わからないことはない?」と声をかけてあげましょう。

こうしてこちらから聞いてあげることによって、新人バイトが質問しやすくなりますよ。

 新人がバイトに慣れるまでは、先輩が気を配ってあげましょう 

覚えてほしいことはお手本を見せてあげる

口で言うだけ言って「じゃあやってみて」と作業をやらせる人もいると思いますが、これはよくありませんね。
これならまだ「見て覚えて」と言われる方がマシです。

経験者ならまだしも、未経験者にとってはまず「その作業に使う用具がどれなのか」「その用具はどこにあるのか」など、細かい部分がわからないのです。

ですから、 「この用具はここにあって、これを使って、こうするんだよ」というところまで教える必要がある のです。

そこまで説明して初めて、新人は作業を行うことができるのです。

注意する際はなぜ・どこがダメだったのかの理由を伝える

新人がミスをしてしまった際には、当然注意しなければなりません。

しかし注意といってもただ怒ればいいというわけではなく、言い方を考える必要があります。
頭ごなしに怒っても新人は納得するどころか反抗心を抱くからです。

それも当然ですよね、なぜ怒られたかわからないのですから。

なので、注意をした原因と理由を新人に理解してもらわなければなりません。

 その理由をしっかり述べることによって、「怒られた」のではなく「指導してくれた」と新人も感じ、モチベーションの維持に繋がります 


新人バイトへの教育って、思っている以上に難しく感じませんか。

新人が何を考えているのか、どうしてわかってくれないのか…と悩んでいる方も多いことでしょう。

それもそのはずで、自分が手慣れてしまっていれば、新人の気持ちがわからなくなるのも当然かもしれません。

しかしみなさんも、新人だった時代が必ずあります。

そのとき先輩にされて嫌だったこと・嬉しかったことを思い返してみれば、どう新人に接すればいいのか、おのずとわかってきますよ。


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