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パセリとイタリアンパセリの違いは?-中国パセリはパクチー?!-

料理の彩りや風味付けとして、使われているパセリ。
パセリには、通常のパセリとイタリアンパセリの2種類が存在しています。

この2種類のパセリは、同じようで実は全然違うのです。

さらに、イタリアンパセリとパクチーもよく似た形をしています。
2種類のパセリとパクチー、それぞれについて知っていきましょう。

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パセリ

パセリはせりや三つ葉・セロリなどと同じ、せり科に属する植物です。
またの名を”オランダぜり”ともいいます。
ちなみにセロリは”オランダ三つ葉”とも呼ばれており、これらの植物が類似性を持っているということが表れています。

特徴は縮れた葉で、その姿からカーリーパセリと呼ぶこともあります。
しかし、もともと葉が縮れている植物というわけではなく、品種改良によって、葉の縮れているパセリが生み出されたのです。
一方イタリアンパセリは葉が縮れていないので、容易に見分けることができます。

主な用途は料理の色合いをよくするための飾りとして、または風味付けとなっています。
ちなみに、パセリは世界で最もよく使われているハーブの1つなんだとか。
私も、粉末タイプのものをよく使っています。

イタリアンパセリ

イタリアンパセリもパセリ同様、せり科の植物となっています。

パセリとの違いは、2つあります。
1つは葉の形が異なっており、普通のパセリは葉が縮れているのに対し、イタリアンパセリは平たい形をしています。

2つ目はパセリに比べて苦みと風味が弱いということです。
そのためか、色々な料理に合わせやすく、特に果物やスイーツの飾りとしてよく使われています。
皆さんも思い出してみて下さい。
果物やスイーツに縮れたパセリが乗っているところを、見たことがありますでしょうか。

見た目も美しく、料理そのものの風味を損なわないという点で、パセリよりも飾りつけにうってつけとなっています。


画像で見てみると、よく見かける縮れた葉のパセリと見た目が全然違っているのがわかりますよね。
三つ葉やせりと見間違えてしまいそうですね。

パクチー

パクチーは多数の呼び名を持ち、コリアンダーや香菜(シャンツァイ)といった名前で呼ばれることもあります。
しかし、パクチーとコリアンダーは同じものを指しているわけではありません。

パクチーはトムヤンクンなどの料理で葉を食する場合の呼び名で、一方コリアンダーは、種子をスパイスとして利用する場合の呼び名となっているのです。
なので野菜として食する場合の呼び名は、パクチーが正しいというわけですね。
香菜(シャンツァイ)は中国での呼び名となっており、中華料理ではこの名が使用されています。「中国パセリ」と称することも…※

見た目はセロリやイタリアンパセリに似ていますが、パクチー特有の匂いがあります。
その匂いは、まるでカメムシのようだと称されており、とても好き嫌いが分かれる食材となっています。

日本ではなじみのなかったパクチーですが、メキシコなどの地中海地域や中国やタイなどのアジアの地域では、古くから用いられている食材なのです。
近年ではエスニック料理の人気が高まったことにより、それまでは入手困難だったパクチーが、今では普通のスーパーでも入手できるようになりました。

それでも人を選ぶ食材であること、用途が限定的であるということから、まだまだ取り扱いをしていない店もありますが…。


上記でも述べましたが、未だに取り扱いをしていない店もあります。
手軽に確実にパクチーを入手したい方は、ネットで購入してみてはいかがでしょうか。

主な産地

パセリとイタリアンパセリは長野や大分、パクチーは静岡や岡山が主な産地として知られています。

パセリは、乾燥に弱いこと以外は比較的生育に特別な条件は必要なく、栽培は容易な植物となっています。
そのため特別な地域でのみしか生産されていない、ということはなく、長野や大分以外でも様々な地域で生産されています。

鮮度チェック方法

これらの野菜は袋詰めされているため、見える範囲でしかチェックすることができません。
なので、袋を開けたら傷んでいる部分が出てきた!ということもありえますので、ご了承ください。

まず、黄色くなっている部分や茶色く溶けている部分があるものは避けましょう。
特に溶けているものは、おつとめ品にすることも憚られるレベルです。
ちゃんと鮮度チェックを行っている売場なら、見つかるはずもないのですが…。

それから色が綺麗でも、しなびていないかという点も重要です。
イタリアンパセリやパクチーなら葉がくたっとしおれたような感じになりますし、通常のパセリなら、縮んでいた葉がぼわっと広がってきます。
文字ではわかりにくいかもしれませんが、新鮮なものと古いものを見比べてみると、その差は一目瞭然です。

今まで葉の縮み具合を気にしたことがなかった方は、これからは是非意識して見るといいですよ。


パセリとイタリアンパセリ、どちらも同じだろうと思っていた方もいるでしょう。
しかし実際のところは、微妙に用途や風味が違っているのですよ。
どちらを使用するのがその料理にふさわしいのか、これからは考えたうえで選ぶようにしましょう。

またパクチーについても、コリアンダーと同じと思っていたら、実は用途によって呼び名が違っているんですね。

普段は存在感が薄いパセリやパクチーですが、料理を引き立てる大切な存在ですから、これからは吟味して使っていきたいですね。

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