雑誌コーナーを導入したけど、撤去した話。-結局立ち読みばかり-

今時のスーパーにはもれなく雑誌コーナーが存在しており、「雑誌コーナーがないなんてありえない」と言う程、雑誌コーナーの普及率は高くなっています。

そんな現代でなお、雑誌コーナーすら設置していないスーパーなんて…あります。
むしろ導入したにも関わらず、うちの店はすぐに撤去してしまいました。

何故かと言うと…

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雑誌コーナーを導入することになった理由

まず、何故雑誌コーナーを新規で導入することにしたのか?というところが気になりますよね?

大きな要因として、もちろん売り上げの増加を狙ってということが挙げられます。
基本的に店が新規で取り組む事柄は、当然利益UPに繋がるだろうと考え行います。
お客様の利便性を向上させるため、という理由もなくはないのですが、建前上といっても過言ではありません。

しかし立ち読みだけされて、肝心の雑誌を購入してくれないのでは?という不安もありました。
そこでたとえ立ち読み目的での来店でも、ついでに何か購入していってくれる”ついで買い”を期待することにしました。

うちの店は、元々コンビニが隣接していたため、コンビニ客の流入も見込んでいたのですが…こんなケースはまれでしょうね。
(店の隣にコンビニが建ち、多少客を奪われた部分もあったのです)

導入してみて、どうなったか

実際のところ、予想通り雑誌を購入していく人の割合は少なかったです。
立ち読み客は多くいたのですが…。
特に、普段スーパーに来ることがない、高校生や大学生といった学生さんの姿が目立っていました。

そして、その学生たちが飲み物やお菓子をちょこちょこ買っていってくれるようになりました。
期待していたついで買い作戦は、一応成功したのではないかと思います。

撤去することになった、その理由は…

しかし、1年も経たずに雑誌コーナーは撤去されてしまいました。
その理由は、危惧していたように立ち読みばかりで、雑誌の購入率が低かったからです。

つまり、雑誌を仕入れたはいいもの売り上げを上げることができず、利益が取れなかったというわけです。
さらに、書籍を扱ったことがある方ならわかるかもしれませんが、売れ残った本は返本しなければなりません。

返本作業とは、仕入れ先に売れ残った本を返品するという作業になります。
この返本作業が、従業員の負担ともなっていたのです。
売れ残りが多いということは、返本作業の量も多いということになりますから。

売れ残りを返品するなんて、基本的にスーパーで扱っている他の商品では行うことはありません。
食品も生鮮品も、返品せず、値引きして何とか売りさばくか廃棄処分となるのです。

…と話が逸れましたね。
とまぁ、雑誌は立ち読みばかりで売れないわ返本の手間暇はかかるわで、結局導入したメリットがうちの店にはなかったというわけです。

そのため撤去に踏み切ったのですが、一部のお客様からは撤去を惜しむ声も見られました。
雑誌がついでに買えれば、便利ですもんね。
暇つぶしに立ち読みしてもいいですし笑

撤去した、その後は…

撤去した後は、雑誌を置く前と何ら変わらない状況になりました。
立ち読みをしていた学生たちが常連客になることもなく、お客さんから雑誌の取り扱いをやめたことに関しての不満もほとんど聞かれませんでした。

むしろ「立ち読み客が邪魔だと思ってたから、なくなってよかった」という意見のお客様もみられました。
これは人それぞれの意見だとは思いますがね~笑

ちなみに、コンビニが窓際に雑誌コーナーを設置しているのは、防犯上の理由もあるのだとか…。
スーパーはだいたいレジ近くに雑誌コーナーがあることが多い気がします。

まぁ、結局うちの店は雑誌があろうがなかろうが、あまり変化がありませんでした。
学生さんのついで買いも、言っちゃ悪いのですが金額的には大したことありませんし…(大金を落としてはくれませんからね)

とはいえ、雑誌がしっかり売り上げに貢献している店もあるでしょうし、それぞれの店でどうなのかは、やってみなくてはわからないということです。


というわけで、撤去の主たる理由は「立ち読みばかりで雑誌が売れないという事態に陥ってしまったから」でした。

立ち読み客に、いかにしてついで買いをしてもらうか…という点でもう少し綿密にマーケティングをしていれば、また結果が違っていたかもしれません。

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