みかんだけじゃない!冬~春が旬の柑橘-せとかやデコポンなど-

冬の風物詩と言えば、みかんですよね。

みかんも美味しいのですが、いつも食べていると飽きてきますよね。

たまには変わったものを食べてみたいな…と思いませんか?

そんなあなたに今回は冬~春に旬を迎える、みかん以外の柑橘類を紹介します!

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みかん以外の柑橘類たち~これもあれもみかん?!

以下に挙げる果物は、”みかん科みかん属”という分類に属しています。

つまり、これらもみかんの仲間となるのです。

そもそもみかんと私たちが普段呼んでいるものは、正式には「温州みかん」という名前になります。
 みかんの括りの中に温州みかんやしらぬい、せとかなどが存在 しているのです。

まだまだたくさんみかんの仲間たちは存在していますが、このページでは代表的品種に絞って紹介します。

いよかん

日本原産の柑橘で山口県が発祥とされていますが、現代で愛媛県が主な産地となっており、いよかんの”いよ”は、愛媛県の旧国名”伊予”にちなんでいます。

 皮はやや厚め ですが、手で剥くこともできます。
 厚めの皮とは裏腹に果肉は香り良好で柔らかく、ジューシーで強い甘みを感じられます 

ちなみにいよかんは”いい予感”にかけて受験シーズンになると、ゲン担ぎに食べられることもあります。
柑橘の持つビタミンが風邪予防にもばっちりで、是非受験生に食べていただきたいですね。

さらにいよかんのすごいところは、温州みかんに次いで柑橘類の中では日本で2番目に多く生産されている部分でしょう。
残念ながら近年は生産量が減少傾向になってきていますが、その分しらぬいやせとかの人気が高まってきているので、もしかしたら関係があるのかもしれません。

はっさく

こちらも日本原産で、広島県が発祥とされています。

はっさく(八朔)の名前の由来は、陰暦の8月1日を指す言葉であり、このころから食されていたことに起因しています。
しかし現代の8月はまだまだ果実が青いので、とても食べられる代物ではありません…。

そんなはっさくですが、 果皮もじょうのう膜(袋)も厚いため、ちゃんと剥く必要があります 
 果汁は少なめで、歯ごたえのある食感が特徴の果肉で、独特の苦みと酸味を持っています 
実はこの苦みや酸味は、グレープフルーツに含まれている成分と同じなんですよ。

こうしてみると、はっさくっておいしくなさそう・食べにくそう…とマイナスイメージを持ってしまいますね。

ところが、一部からは熱烈な支持を得ているんですよ。

というのも最近人気の柑橘はみな甘くて食べやすいものばかりなので、柑橘本来の酸味や苦みもしっかり味わって食べたい方からは人気なんだそう。
食べる人を選ぶ品種かと思いますが、柑橘好きの方は是非一度味わってみて下さい!

しらぬい/デコポン

しらぬいは 清見(清見オレンジ)×ポンカンの交配によって生まれたみかん科の柑橘 です。

「しらぬい」とは不知火とも記し、不知火町という熊本県の地名を意味しています。
現在でも有数の名産地として知られていますが、この不知火町から栽培が始まったことにちなんで、しらぬいと名づけられたのです。

 最大の特徴は頭の部分がつき出した形をしていることであり、この部分をデコと呼びます 
個体によってこのデコの大きさにばらつきがありますが、味や品質には何ら関係ありません。

このしらぬい、 果皮は厚いのですが意外と手で剝きやすく、中のじょうのう膜(袋)も薄く種もないため、非常に食べやすく なっています。
 柔らかい果肉で、甘みが強くジューシーな味わい となっています。

そうそう、デコといえばデコポンですよね。
上記ではしらぬいについて説明しましたが、ではデコポンとはいったいなんなのでしょうか?

しらぬいとデコポンは違う?

しらぬいとデコポンが同じなのではないかと思っている方も多いかもしれません。
私も昔はそう思っていましたが、この2つは決してイコールではありません。

 デコポンというのはしらぬいの中でも、特定の基準を満たした特別な個体だけが名乗ることを許されている名称 となっています。
その特定の基準というのは、糖度13度以上・酸度1%以下と定められています。

さらに、デコポンという名称は「熊本県果実農業協同組合連合会」の登録商標となっているため、条件を満たしていたとしても、JAに加盟していなければ勝手に使用することはできません。

このように、 しらぬいの中でも特別に認められたものだけがデコポンと呼ばれ、一種のブランドとなっている のです。
つまり、デコポン≒しらぬいではありますが、しらぬい≠デコポンということなんですね。

もっと簡単に言うと、 しらぬいの中でも甘く酸味が少ない厳選されたものがデコポンである と思っていいでしょう。

しらぬいから厳選された優良品!デコポン

せとか

せとかも日本生まれの柑橘で、「瀬戸香」とも表記されることがあります。

意味としては、育成地・長崎県口之津町から「早崎瀬戸」という海峡が見えるとということと、香りがよいこと、さらには瀬戸内地域での栽培が期待されることが含まれているのです。

 果皮は薄くなめらかな手触りで美しいのですが、傷つきやすい のがたまにきず(シャレではありませんよ笑)
この果皮の薄さが食べやすさにもつながっているだけに、いい面悪い面相反している気がしますね。
また、 じょうのう膜(袋)も薄く非常に食べやすくなっています 
 果肉は柔らかくジューシーで、糖度が高いためとても甘みを持っています 

このように食べやすさと甘さを兼ね備えているせとかですが、唯一の難点として、果皮が薄いため傷つきやすいということが挙げられます。
そのため、 傷がないものは贈答用として高価になる傾向 があります。

そんなせとかは、今注目の品種となっています。
市場からの評価も高く、巷では「みかんの大トロ」と呼ばれていたりするのですよ。
まさにKING OF MIKAN!ですね。

余談ですが、このせとかのつるつるの皮の手触りはやみつきになりそうです笑
皆さんも是非一度触ってみてください、これ本当にみかん?!ってくらいつるんつるんです。

みかんの大トロ!一度は食べたいせとか

清見(清見オレンジ)

清見(または清見オレンジとも)は、 温州みかんとオレンジの交配により生まれた日本の柑橘 です。
「清見」という名は、育成地である静岡県の清見潟にちなんでいます。

 果皮はやや剥きにくいのですが、果肉は柔らかくジューシー 
 香りはオレンジ味はみかんと、2種の特徴を足して割ったような特徴を持っています 
まぁ、甘すぎず酸っぱすぎずといったところでしょうか。

この清見は、様々な品種の親元となっていることでも有名です。

例えば今回紹介している品種の中でも、デコポンとせとかは清見を親に持っています。

主な産地

それぞれの品種によって若干産地は異なるものの、 共通しているのは九州や四国といった西日本地方に固まっている ということです。

それぞれの主な産地を見ると、いよかんは愛媛・はっさくは和歌山や広島・せとかは愛媛・清見は愛媛と和歌山…となっています。

こうして書いてみると愛媛が多いですよね。
愛媛は温州みかんでも有名ですし、まさに柑橘王国にふさわしいといえるでしょう!

鮮度チェック方法

これらの柑橘の鮮度チェック方法は、基本的にはみかんと同じです。

具体的には 果皮にカビが生えていないか、柔らかくなっていないか、破れていないかという3点をチェックすればOK です。

鮮度が悪いとまではいきませんが、しらぬい(デコポン)やせとかにおいて 果皮に傷がついて黒っぽくなっているものも避けた方がいい かと思います。
特にせとかは傷つきやすいので要注意ですよ。

中身の傷みは切ってみるまでわかりませんが、こればかりはどうしようもありません。

色も形も似ているものが多い、柑橘類。
どれもこれも同じように思えてしまいますよね。

しかし1つ1つ見ていくと、色・大きさ・味のどれをとっても個性があることがわかります。

今回紹介した中での個人的なおすすめは、甘みが強い方が好きならせとか・デコポン、さっぱり酸味がするのが好きならはっさくですかね。

近年甘みの強い柑橘類が流行っているようで、酸味が強く柑橘本来の味わいを感じられるはっさくは希少な存在となってきている気がします。

酸味が好きな方にはちょっと寂しい時代の流れになってきていますが、そのうちまた酸味が強い品種も出てくるのでしょうか…。

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