自宅にいながら、簡単に買い物ができてしまうネットスーパー。
その存在は、今や生活に欠かせないものとなっています。
しかしネットスーパーはどんなお仕事をするのか、意外と知られていなかったりするんですよね。
利用する側からすれば、ネットスーパーはとても便利で助かるものですが、働く側からすると結構大変な様子。
そもそもネットスーパーでのお仕事は、みなさんが一般的に想像する店舗でのお仕事とはちょっと違うことをしているんです。
ふつうスーパーでのお仕事といえば、部門ごとに分かれてレジや品出し、商品の製造などを行っていますが、ネットスーパーではこれらの作業をすることはありません。
そう、つまりネットスーパーは他の部門とは独立して作業をしているのですよ。
そんなネットスーパーのお仕事について、今回は紹介していきます。
もしネットスーパー部門でバイトをしてみたいなと思っている方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
ピッキング
ピッキングは、ネットスーパーの主要な仕事のひとつです。
まず、どのお客さまがどの商品をどれだけ注文したのか、注文書を確認します。
次に お客さまの配達時間に間に合うよう、決められた時間内に注文の品を売場から集めてきます 。
商品の集め方は台車やカートに買い物かごを載せて、商品を見つけたらかごに入れていくというかたちが一般的です。
ふだんからメモを見ながら買い物している人もいると思いますが、それと同じ要領で行えば大丈夫。
そのあと 必要に応じて緩衝材などの梱包をし、コンテナに入れるところまでが一連の作業 となります。
こうしてみるとなんだか簡単そうに思えるかもしれませんが、これが意外と重労働なんですよ。
まず売場とバックヤードを何度も往復しなければならず、一日中歩きっぱなしで足を休める暇がありません。
店の規模が大きく広いほど、歩き回ることによる疲労度も高くなります。
なおかつ、お客さまの配達希望時間までにちゃんと品物を集めなければならないため、つねに時間に追われながら作業をしなければなりません。
また 商品を選ぶさいには、商品に傷や汚れがないか・賞味期限(消費期限)は長く余裕があるか・鮮度が悪くなっていないかなどをよく確認する必要があります 。
商品の選定はスピーディかつ新鮮なものを!これらのチェックポイントを見過ごしてしまうと、あとから返品されてしまう可能性も…。
万が一返品されてしまうと、返金処理や新しい商品との交換などといった手間が発生し、お客さまと店側の双方にとって労力のロスとなってしまいます。
返品が起きると、商品を選定したピッキング担当の責任問題となりますから、十二分に気をつけなければなりません。
レジ
レジというと、お客さまとの接客があるのかと不安になる方もいるでしょう。
しかしネットスーパーでのレジ業務は、一般的なレジとは違います。
ピッキングのさいに持ってきた商品をレジに通して売上の登録をする作業 を指し、売場でお客さまの商品をお会計することはありません。ですから金銭授受や金券処理をする必要がなく、レジ未経験者でも簡単にできる作業となります。
ただし、スキャンし忘れや数のうち間違えなどのミスには気をつけなければなりません。
お客さまと面と向かって接するわけではないので、あせらず落ち着いて行えば大丈夫ですよ。
配達
ピッキングされた荷物をお客さまのところへ届ける配達作業は、まさにネットスーパーを象徴する仕事となります。
ドライバーにはそれぞれ担当エリアが決められており、そのエリア内のお客さまのところへ順々に配達 していけばOKです。配達をするうえで重要なのは、お客さまが希望された時間帯に間違いなく商品を届けること、代引の場合お釣りを間違えずに渡すことです。
もし道路事情によって到着が遅れてしまいそうなときは、電話応対担当の方に伝えましょう。
あとは電話応対の者が、ドライバーに代わってお客さまにあらかじめ遅れる旨を連絡してくれます。
また、商品を誤配してしまった場合は再びお客さまのもとに戻って、正しい商品を配達し直さなければなりません。
お客さまに商品を渡すさいには、必ず正しい商品かどうか、渡し忘れたものはないかの確認をすることが必須 です。さらにお客さまの支払い方法が代引きであった場合、お釣りの間違いにも注意しなければなりません。
お釣りを間違えると信用問題に関わりますから、急いでいても金銭授受は正確にしましょう。
最後に、配達担当者には体力が必要とされることを覚悟しておいてください。
なぜならアパートなどのエレベーターがない集合住宅への配達や、駐車場から玄関口までが遠いお宅への配達もこなさなければならないからです。
配達しなければならない品物のなかには、飲料のケースやお米など10kg程度のものも含まれます。
それだけの重量の荷物を自力で運ばなければならないのですから、体力が非常に消耗されることは必至です。
運転するだけなら楽でいいのですが、肝心の荷物を運ぶ作業も自分で行う必要があるところが、配達担当者の大変なところだともいえるでしょう。
電話応対
電話応対もネットスーパー部門の仕事のひとつになります。
お客さまからの電話を受けるのはもちろんのこと、場合によってはお客さまへ電話をかけることもあります 。 マニュアルはなく、臨機応変な対応が求められるかかってくる電話の内容は注文や問い合わせなどで、クレーム対応も含まれます。
ただし、これらの内容はあくまでネットスーパーに関することだけで、その他の部門や店全体に関する内容は含まれません。
というのも、ネットスーパー部門は専用の電話回線を使用しているからです。
ネットスーパー専用のサポートセンターや、カスタマーサービスという名目の電話番号が設けられていて、ネットスーパー利用者はその番号に電話をすることになります。
そのため、 ネットスーパーに関係のない内容の応対をすることは、ほとんどない といえるでしょう。
逆にネットスーパー側からお客さまへ電話をかける内容としては、注文された商品の欠品のお知らせや代替品の確認が多いですね。
ひんぱんに電話を受けたりかけたりしなければならないため、電話が苦手な方には厳しいかもしれません。
事務処理
ネットスーパーは店と独立しているため、事務処理も独自に行う必要があります。
その内容は お客さまから受けた注文を出力したり、お客さまへの納品書を作成したりなどで、一般的な事務員が行うような作業となんら変わりません 。
また商品が欠品していたり、WEB上やカタログに記載の価格と売場の価格が違う場合などは、一度作成した納品書を訂正する必要があります。
場合によっては、売上の会計処理といった重要な作業を行うことも。
いずれにせよ難しいスキルは必要なく、日頃からパソコンをふつうに使っていれば問題のない作業ばかりです。
ネットスーパーでのお仕事はどんなことをしているのか、気になっていた方も多いことでしょう。
商品を選んで配達するだけで、簡単な仕事だというイメージを持たれることも多いのですが、そんなに単純な作業ではありません。
ピッキングや配達はもちろん、電話応対やレジ、事務処理といった作業もネットスーパーの内部では行われているのです。
いずれの作業においても、つねにお客さまに満足してもらえるよう、意識して取り組まれています。
お客さまと面と向かって接する機会はほとんどありませんが、適当な作業をするわけにはいきません。
ネットスーパーでの作業は正確さと迅速さが求められるのです。
そのため、コツコツ・もくもくと同じルーティンワークをこなすことが苦にならない人に向いている仕事だといえるでしょう。
一般的なスーパーでのお仕事とはちょっと違う作業を行うネットスーパーですが、スーパーの裏側を垣間見れることには変わりありません。
興味を持たれた方がいましたら、ぜひネットスーパーでのお仕事を検討してみてくださいね。
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