閉店間際のスーパーで買い物はお得?-店側は迷惑?!-

食品売場

閉店間際のスーパーにあえて買い物に行くとお得、という噂があります。

その理由は商品が値引きされているからということで、実際に閉店間際のスーパーに行く人はたくさんいるようです。

しかし閉店間際のスーパーに行ったら、従業員から入店を断られたという話も聞きます。

そこで今回は閉店間際のスーパーはお買い得なのか、また店側からすると迷惑なのかについて考えてみましょう。


閉店間際はお買い得、しかし品揃えに難あり

たしかに閉店間際のスーパーは、商品が値引きされていてお買い得といえます。

しかし 売場の商品はスカスカ・ガラガラで、品揃えには難ありと言わざるをえません 

 せっかく値引きの商品狙いで来たのに、商品自体がもう売り切れてしまっていて、何も買うものがなかったということもよくあります 

そもそも商品の値引きは閉店間際に行われるわけではなく、閉店時間の2~3時間前に行われているのです。

そして値引き商品狙いで来る常連客が値引きが始まり次第、値引きされた商品を根こそぎ買っていってしまいます。

また品揃えが少ないのは、なにも値引き商品に限ったことではありません。

他の商品も売り切れてしまっていて、買いたいものが買えない可能性があります。

 もし商品があったとしても、生鮮品の場合ですと傷んだ商品しか残っていないということもあります 

店に不信感を抱いている女性閉店間際の買い物は商品の選択肢が少ない

以上のことをまとめると、 閉店間際のスーパーは品揃えが悪く、値引き商品も売り切れ、傷んだ商品しか残っていないといえるでしょう 

いつも閉店間際のスーパーしか行ったことがないという人がいましたら、たまには早い時間に買い物に行ってみてください。

きっと、その品揃えの豊富さと商品の新鮮さに驚くはずです。

閉店時間までに退店してもらえればOK

閉店間際のスーパーに行ったら、入店を断られたという人もは少なくありません。

それどころか閉店時間前なのに、行ったらすでに閉店していたということもあるようです。

はたして店側は、閉店間際に来店するお客さまに対してどう思っているか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

正直なところ、 閉店間際に来ること自体はなんら問題ありません 

しかし、 お客さまには閉店時間までに退店してもらいたいというのが店側の本音 なのです。

買い物中の女性閉店間際はゆっくり買い物しにくい

なぜなら、 お客さまが遅くまでいればいるほど、従業員の帰宅が遅くなってしまう からです。

お客さまが退店してくれないと、レジ締めや照明を消したりなどといった閉店作業をすることができず、帰宅時間がどんどん押されていってしまいます。

従業員はできる限り早く帰りたいわけですから、お客さまにも早く帰ってもらいたいと内心では思っています。

そんな考えの従業員が多い店では、閉店時間前でも構わずに店内の照明を消したり、店の出入り口を閉鎖したりして、早々と閉店モードになっています。

さすがに閉店時間前なのに、完全に閉店をしてしまうのは行き過ぎですが、それでも少しずつ閉店作業を進めて早く帰れるように工夫しているのです。

もし 閉店間際にスーパーに行った場合は、さっとお目当てのものを買って退店していただけたら、店の従業員としては助かります 


一見すると、閉店間際のスーパーに行くとお買い得だと思われがちですが、実際はそうでもありません。

品物は少ない、傷んでいる、従業員は早く帰りたがっているわの、まるで三重苦(?)となっているのです。

管理人も夜間バイトをしていた経験から言いますが、閉店間際に来たのにもかかわらず、ゆ~っくりいつまでも帰ろうとしないお客さまには困りましたね。

大半の方は、蛍の光が流れ出したら閉店時間ということで退店していくのですが、ごく一部平気な顔して閉店時間を過ぎても帰らないお客さまもいました。

そんなお客さまが一人いるだけで、従業員の帰る時間も遅くなってしまうわけですから、態度には出しませんがイライラものですよ。

地方は車通勤なので多少帰る時間が遅くなっても仕方ないな、ですみますが、都市部でバス・電車通勤だと終電や最終便を逃してしまってタクシーを使うはめになった、という人もいるようです。

これは、お客さまの行動が従業員に大きな迷惑をかけてしまうという、いい例だといえるでしょう。

店はお客さまをないがしろにするわけではありませんが、けっして神様扱いをするわけでもないということを、お客さまには理解していただきたいと思っています。


こちらの記事もお見逃しなく!