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スーパーでバイトした場合、シフトはどうなる?-立場によって大きな差が-

悩んでいる女性

スーパーでバイトを始めたけど、これからのシフトはどんな感じになるのか不安という方も多いと思います。

シフト作成者は、個々の勤務希望を聞いたうえでシフトを作成しますが、それでもその人の属性(学生・主婦・フリーター)によって、シフトの入れ方はある程度決まってきます。

ここで述べるのはあくまで一般的な方のシフトの場合で、特別な希望(主婦だけど夜に勤務希望だとか)がある方はまた別になりますので、ご了承ください。


立場による違い

主婦とフリーター・主婦と学生など、立場が違えば当然生活サイクルも違ってきます。

雇用主は働く側の生活サイクルを尊重しつつ、無理のないシフトを組むように考えています。

主婦の場合

主婦は特に子どもがいる場合、午前中勤務もしくは夕方までの勤務を希望することが多く、その希望を考慮したシフトになります。

土日祝はスーパーにとって忙しい日となるので、本来は出勤してもらいたいところですが、主婦は子どもなど家庭の都合があるので無理強いはさせられません。

ですから、 主婦の勤務は平日の午前中及び朝~夕方までのシフト となることがほとんどです。

ただ、土日祝にシフトを埋めてくれるはずの学生・フリーターが欠員してしまった場合は、出勤のお願いをされるかもしれません。

学生の場合

 平日は、夕方~閉店というシフトになることが多い ので、フルで入らないようにすれば十分に自由な時間を作ることができます。

パート主婦の多くが休む 土日祝といった休日は、シフトに入る可能性が高く なります。

なので、土日祝といった休日にはしっかりシフトに入る代わりに、平日のシフトを減らすなどの調節をする必要があります。

しかし、できることなら平日入る代わりに土日祝に休んで、ゆっくり遊びに行きたいですよね。

ですがシフト作成者(店長もしくはレジチーフ)とすれば主婦パートの穴埋めのために、学生バイトを入れているので、その学生バイトが来れないとなると意味がないのです。

シフト作成者とすれば、毎週土日は学生バイトに入ってもらいたいのです。

それにしても、毎週土日が潰れるのは体力的にも精神的にも厳しいですよね。
そんな場合は、せめて隔週にしてもらえないかシフト作成者に相談してみましょう。

それでも無理だったら、土日でも休めるバイトに変えた方がいいでしょう。

フリーターの場合

フリーターは、スーパーにとって1番使い勝手の良い人材となります。

固定制勤務で曜日や時間帯が決まっているのなら問題ないのですが、問題はシフト制勤務であった場合です。
シフト制の場合は、毎回勤務時間帯もバラバラ、曜日もバラバラということも当たり前です。

例えば、基本的なルーティンとして、以下の例が挙げられます。

 平日は主婦パートが帰った後お昼~学生バイトが夕方に来るまでの短時間勤務   土日祝は主婦パートが多く休むため、朝~夕までの通し勤務 

しかし、急用で休みを取った人がいたり、主婦パートの休み希望が同じ日に集中したときなどは、
平日でも朝~夕までの通しにされることもあります。

フリーターのシフトは、主婦や学生の都合によって左右される

また 夏休みなど長期休暇中は、普段以上に変則的なシフトになる可能性 があります。

その理由は、主婦は子供が学校が休みになる関係で、土日祝関係なく出勤できるようになり、学生は実家に帰省するため長期間休まなければならない…というように、主婦と学生の立場が逆転するからです。

つまり、主婦も学生も長期休暇中のシフトは、普段と違う特別なシフトになることが多くなるのです。

そのため、 フリーターのシフトというのは、主婦や学生のシフトが決まってから空いた場所に入れられることが多く なっています。

主婦が優先される傾向

つまり 店側は第一に主婦パート、次に学生バイト、最後にフリーターという順番で都合を考慮している のです。

その理由として、店側に「フリーター=いつでも大丈夫、文句は言わない」という考えがあるからです。

フリーターは、しっかりシフト希望を伝えることが大切

ですから、 フリーターの方が主婦や学生に振り回さるシフトにされないようにするには、予め具体的な休み希望を提出することが重要 になります。

例えば、「毎週水曜日は休みを希望」だとか「毎週土曜日は午前中勤務を希望」というように、はっきり自分の意志を伝えないと、みんなの穴埋め要因として使われることになってしまいます。

また、そんな都合のいいシフトに嫌気がさして、辞めようとしても辞めさせてくれない可能性も高くなります。

スーパーという職場上、どこの店に行っても恐らくこの傾向は変わらないと思います。

しっかり休みが欲しいのなら、別の職種に移ることをおすすめします。


やはり、働き手の多くを占める主婦への待遇を第一に考えていることが伺えますね。

フリーターはどうしても働く時間帯や曜日に特別な制限がないので、空いたところを埋める「穴埋め要因」として、都合よく扱われてしまいます。

そんな点がもしかすると、コンビニやファミレスなどに比べて学生やフリーターの割合が少ない理由の1つと言えるのかもしれません。
コンビニやファミレスにも主婦パートさんは多く在籍しているのですが、何故スーパーは若者が少ないのか、不思議ですよね。

その理由として、こんなことが考えられるのではないかと考察してみたので、興味のある方は読んでみて下さい。