スーパーでは、お客さま向けにいろいろなサービスを行っています。
そのサービスの一環として、無料で持ち帰りが可能なものもいくつかあります。
特にダンボールもやビニール袋なんかは、いつも持って帰ってきちゃうという方も多いのではないでしょうか？
しかし、やみくもに好きなだけ持って帰ってもいいというわけではありません。
スーパーでダンボールなどを持って帰るさいの注意点について、知っておきましょう。
ダンボールは中を確認しよう
ダンボールは引っ越しや商品の発送などの梱包、また学園祭や子どもの工作で必要となることもありますよね。
ホームセンターなどで新品のダンボールも買えますが、一枚あたり数十円しますから、できるかぎり無料で手に入れたいところですよね。
スーパーでは、不要になったダンボールを無料でお客さまへ提供しています。
店内（たいがいレジ付近）にお客さま用ダンボールとして、ダンボールが置かれているのでそこから必要な分を持っていけばいいですよ。
潰されてしまっていることもある
ただし、 あくまで人が触ったあとのダンボールですから、多少のキズやへこみはあります 。
そして ダンボールの中も、スーパーゆえにほとんどが食品が入っていたものとなりますから、汚れている可能性もあります 。
最悪の場合ゴキちゃんの卵がついてくることもありますから、ダンボールを持ち帰るさいは外側だけでなく中も確認するといいでしょう。
タイミングが悪いと、まったくお客さま用ダンボールが置いてないこともありますが、それでもどダンボールがほしい方は従業員に聞いてみてください。
ビニール袋は節度を持った枚数で
サッカー台（レジが終わった後に袋詰めをする台）には、お客さまが自由に使えるビニール袋が置いてあります。
水漏れしそうな商品や、匂いがキツい商品を入れるために設置してあるわけですが、どうやらお客さまはこのビニール袋を持ち帰っていろいろな用途に使っているようです。
ここで問題となるのは、ビニール袋を持ち帰る枚数についてです。
その場で必要な枚数に、数枚くらいプラスしても持って帰るくらいでしたら、常識の範囲内 といえるでしょう。数十枚もぐるぐる巻きにして持って帰ることについては、迷惑に思いつつも店側は黙認しているのが現状です。
とはいえ、きっちり注意してくる店もありますから、やはり 必要以上の枚数を持って帰ることはマナー違反であると認識しておくべき でしょう。
数十枚どころかロールごと持って帰るというツワモノも存在しているようですが、さすがにここまでくると限度を超えていますので、絶対にしないでくださいね。
牛脂は必要最低限の個数で
すき焼きにはかかせない牛脂ですが、それ以外の料理にも活用している方は少なくありません。
精肉コーナーの隅に置いてあることが多い
そのため牛脂の需要は高く、ほしいときには品切れしていて困ったという声もよく聞かれます。
さて、 牛脂は基本的には牛肉を購入される方へのサービス品 となっています。
ただ、牛肉を買うのであればいくつでも持っていっていいわけではありません。
牛肉1パックにつき1個、どんなに多くても2～3個にとどめておきましょう 。注意書きを掲げている店も多いので、 牛肉を買われないのであれば牛脂の持ち帰りはご遠慮していただきたい ところですね。
注意点といっても、ふつうに良識を持って利用すればいいだけであって、なんら難しいことを言っているわけではありません。
ダンボールの持ち帰りなどスーパーの無料サービスは、多くの人に利用してもらうために行っているため、ひとりで大量の持ち帰りは遠慮してもらいたいというだけです。
付け加えるなら、何かひとつでもいいので買い物をしていってもらえるとありがたいですね。