レジのバイト中、暇で時間が経つのが遅い…と感じることって結構ありませんか?
そんなときは考えごとをして時間をつぶしている、という方も多いかもしれませんね。
とはいえ仕事中なので、なにか店のためになるようなことをしていなければ、サボっていると思われてしまいます。
そこで、今回はレジが暇なときにできる簡単な作業を紹介します。
前出し
レジが暇なときに行う定番作業といえば、商品の前出しです 。 前出しなら準備するものもなく、すぐに行える前出しというのはその名の通り「商品を手前に出す」作業となり、手が空いたときはとりあえず前出しをしなさいと指示されることもよくあります。
簡単にすぐに行える前出し作業は、時間つぶしに最適といえるでしょう 。ただし注意しなければならないのは、基本的にはレジの周辺で作業を行い、つねにレジが混んでいないか確認をする必要がある、ということです。
一生懸命前出しに夢中になっていて、気がついたらレジが混んでいたというのでは、本末転倒になってしまいますから。
品出し
レジの人数に余裕があるようなら、品出しを手伝うのもありですね 。 品出しをすると必然的に前出しもすることになりますし、積極的に品出しを手伝うことは店側からも喜ばれるはずです 。しかし、レジの人数が少ないときはやらないほうがいいでしょう。
なぜなら品出しは前出しに比べて一度作業を始めると中途半端に終われず、時間がかかるため、すぐにレジに戻ることができないからです。
品出しを手伝うさいは、独断で行わず店長や部門チーフに確認と指示を受けるようにするといいですよ。
賞味期限チェック
賞味期限チェックも前出しや品出し同様、暇なときにはもってこいの作業です。
ひとつひとつ丁寧に商品をチェック前出しや品出しはただ商品を陳列させるだけですが、 賞味期限チェックの場合は商品を手に取り賞味期限を確認してから、ふたたび陳列し直さなければなりません 。
もちろん奥のほうまで押し込まれている商品も、ひとつひとつちゃんと取り出して見る必要があります。
そのため、 賞味期限チェックを行うとかなりの時間をつぶすことができます 。
自分が担当している売場が特になければ、店長や部門チーフにどうすればいいのか聞いてみてから行いましょう。
備品の準備をする
前出しや品出しはレジを長い間離れて行う作業ですが、時と場合によってはレジから長く離れてはいけないこともあります。
レジから長く離れられないときには品出しや前出しよりも、レジ業務で使用する備品の準備をしていましょう 。たとえば、 お客さまにおつけする割りばしやスプーン、レジ袋を確認し、少なくなっていたら補充をする、タイミー(商品を入れる薄いポリ袋)を使いやすいようにしておく などです。
タイミーはいざ使おうと思った時に限って、なかなか袋の口が開かないこともよくありますから、あらかじめ袋の口を開けておくというわけです。
さらに詳しく説明すると、袋の口を開け両端をつまみ、上のほうをたぐりよせるようにくしゅくしゅさせればOKです。
暇なときにタイミーを作ってストックしておけば、スマートに商品を袋に入れることができてとても便利ですよ。
レジ周りの整理整頓
自分が使用しているレジ周りの整理整頓をするのも、レジから長時間離れられないときに行えるのでおすすめですよ 。 カゴやカートを放置していくお客さまも多い レシート入れのレシートを捨てたり、溜まっている金券の処理をしたり、カゴやカートの整理をしたり と、見渡せばいろいろやれることはあるはずです。このような整理整頓は、自分のためというよりは他の従業員のために行う必要があります。
散らかったままのレジを受け渡されると、正直言ってあまり気分はよくありません。
次の人に気持ちよくレジをバトンタッチするためにも、時間があるときにレジ周りの整理整頓をしておきましょう。
レジ周りの掃除
暇な時間だからこそ行える作業のひとつに、レジ周りの掃除があげられます 。 自分が使用しているレジそのものや、サッカー台、カゴを拭き掃除したり、お客さまが捨てていったゴミの片づけをしたり など、探せば他にも掃除箇所はたくさんあります。特にレジやサッカー台には次から次へと汚れが付着するので、こまめに掃除するにこしたことはありません。
あと、意外なところではレジの液晶画面にほこりが溜まりやすいので、チェックをしておくといいでしょう。
こうしてみると、レジというなかなか自由に動けない場所でも、暇な時間にはいろいろとできることがあるわけです。
暇だからといってただ時間が過ぎるのを待つよりも何か作業をしていた方が、周囲からの評価も上がりますし、時間も早く感じられるので一石二鳥となりますよ。
ただし、レジを離れるときは必ずチーフに報告してからにしましょう。
なにも言わずふらっと持ち場を離れる人は、周囲の方から嫌われてしまいますからね。