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スーパーの広告の品、こうして選ばれる!-MDカレンダーを重視-

ふつう今日はどこのスーパーに行こうか、何を買おうか迷っているときに、チラシを見比べて決めるのが一般的となっています。

今では新聞を取らずともネットでも広告が見られますから、便利な時代になったものです。

さてそんな散らすに記載されている商品ですが、一体何を基準に選ばれているのかということは、関係者以外は知らないでしょう。

今回は気になる、広告の品の選定方法について紹介しちゃいます!

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MDカレンダーなどを参考に、売り込み商品を決める

 商品単品を決める前に、チラシのテーマを決める ところから始まります。

わかりやすい例としては、クリスマスの週ならクリスマス、バレンタインの週ならバレンタインといった感じですね。

そういった季節のイベントがあるときはいいのですが、問題は普段何もイベントがないようなときのチラシです。

ところが何もイベントがない、テーマが思いつかないからといってチラシを出さないというわけにはいきません。

チラシは大切な集客ツールの一つですので、無理矢理にでもテーマを決めて商品を売り出しにかかります。

そこで役に立つのが、MDカレンダーです。

MDとはマーチャンダイジングの略で、簡単に言えば誰に・何を・いくらで・どのように提供するかといった販売計画を意味します。

MDカレンダーには、スーパーなどの小売業で役に立つ販促の打ち出し方が掲載されており、主にバイヤーが参考にしています。

 よく用いられているのは食に関する記念日をアピールし、その関連商材を売り込むといった手法 です。

毎月29日は肉(29)の日として、焼肉やすき焼き用の肉商材を広告の品として売り出したりしているケースもその一例となります。

上記の例のように、 テーマが決まれば必然的に売り込みたい商品も決まってくる というわけです。

商談で安く仕入れたものを売り込む

 チラシのテーマには関係なく、安く仕入れることができたものを広告の品としてご奉仕する ことがあります。

 売り込む商品を特定して商談するよりも、安く仕入れられることが確定しているものを売り込むほうが、利益遵守できるので会社側としては都合がいい のです。

なぜなら、この商品を今回安くしてもらえないかと頼んだところで、必ずしもこちらの期待通りにベンダーさんが応えてくれるかはわからないためです。

ベンダーさんも商売ですから、自社の会社の利益になるラインまでしか、こちらの要望は聞いてくれません。

また、逆にベンダーさんから「在庫処分したいから、そちらで商品を売りさばいてくれないか」という案内がくることもしばしばあります。

このような場合ですとベンダー側の都合になるので、安価で取引することができます。

協賛品として、強制的に売り出す商品も

この項は業界の少しダークな部分となりますが…。

 ベンダーから協賛金をもらって、特定の商品の売り込みをすることも 実際よくあります。

全部がそうかはわかりませんが、私が勤める会社では納品された数量に対してバックが入ってきます。

つまり、 実際どれだけ販売できたかは別として、多く仕入れれば仕入れただけ協賛金がもらえる ということになります。

多く仕入れるということは、強制的に売り出しをかけざるをえなくなります。

いくら協賛金のバックがあるとはいえ、仕入れるだけ仕入れてポイするわけにもいかないのです。

なにより在庫があると、バックヤードの場所も取り邪魔になりますから、さっさと売って在庫をなくすのが一番となります。

そのため、 手っ取り早く広告の品として売り出しにかけていく ことになるのです。

PB商品とNB商品の割合も考慮される

PBはトップバリュやスタイルワンなどのプライベートブランド、NBはナショナルブランドといい一般的なメーカー品を指します。

さて、 チラシに載せる商品はすべてPB商品でもよくないですし、すべてNB商品でもダメ なのです。

お客さまにはいろいろなタイプの方がいて、とにかく安ければPBでもNBでもいいという方もいれば、絶対NBじゃないと買わない!という方もいます。

ですから、 安さを打ち出せるPB商品と、少し割高でも品質に定評のあるNB商品を混在させておく 必要があります。

ただ、会社の方針でPBよりもNBを強く打ち出しているところもあれば、その逆もあります。

一般的には、NBよりPBを打ち出す傾向が強くなっています。

地方の小さなスーパーなど、PB商品を扱っていないところでは必然的にNB商品だけになりますけれどね。

お客さまは「この商品がチラシに載ればいいのになぁ」「いつも同じ商品ばかりが広告の品だなぁ」と、いろいろ不満や要望を抱いていることでしょう。

こちらもできる限りさまざまな商品を広告の品として提供したいのですが、上記で述べたような大人の都合があるため、どうしても限られた品ばかりが掲載されてしまいます。

とはいえ、広告の品はあくまでも客寄せのための仕掛けにすぎません。

店内ではチラシに未掲載のお買い得品も多数存在しているので、じっくり買い回ってみてみるといいですよ。

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