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スーパーの品出し、接客なしって本当?-レジもさせられるの?-

商品チェックイメージ

スーパーの品出しバイトは、接客が苦手な人におすすめだと言われています。

実際のところ、接客したくないから品出しを選んだという人は少なくありません。

しかしいざ働いてみると、「品出し担当なのに、なぜかレジと兼任だった!」という声も聞かれます。

接客が苦手だから品出しを選ぶのに、レジをやらされるのであれば、最初から働こうとは思いませんよね。

そのいっぽうで、「うちの店は完全に品出し専任だから、接客がなくて楽」という声もあったりします。

これでは、いったいスーパーの品出しは接客があるのかないのか、いまいちよくわかりませんよね。

はたして、本当のところはどうなのでしょうか…?


開店前の品出しバイトは、接客不要

店によっては、早朝から開店時間まで品出し専門のバイトを雇っているところもあります。

品出しイメージ図開店前の品出しは、お客さまを気にする必要なし

このような 開店前の品出しバイトでしたら、接客する必要はありません 

なぜなら、開店前でお客さま自体がいないからです。

また品出しバイトはレジ兼任というところも多いのですが、開店前の品出しバイトでしたら、品出し専門で他の部門を兼任することはまずありません。

以上のことから、 開店前の品出しバイトは接客が苦手な人でも安心して働くことができる 、といえるでしょう。

開店中の品出しバイトは、接客必須!

 開店中に行う品出しバイトの場合、最低限の接客は行わなければなりません 

最低限の接客というのは、お客さまへ「いらっしゃいませ」などといった声かけをしたり、お客さまから声をかけられたさいに対応することをいいます。

お客さまから尋ねられる内容としては、商品の場所を教えてほしいといったことですとか、価格が違っているなどといった事柄がほとんどです。

参考 バイト中に商品の場所を聞かれた!どう対応すれば?-丁寧さが大切-

もしもうまく対応できる自信がなかったり、自分ではわからないことを聞かれた場合は、すぐに部門チーフや店長を呼びましょう。

下手に対応してしどろもどろになってしまうと、お客さまからの心証を悪くしてしまうので気をつけてください。

レジを兼任しなければならないことも

 また、店によってはレジも兼任しなければならない可能性もあります 

大きな店であれば完全にレジと分別されていることもありますが、小さな店ではほぼレジ兼任と思って間違いありません。

なぜならスーパーは人手不足であり、なおかつ人件費を削減したいという思惑があるからです。

そして人手不足と人件費の削減、これらの問題を解決する方法として、ひとりが複数の作業を行う多能工制度が用いられているのです。

参考 多能工、働く側のメリットとデメリットは?-大変だけど経験になる-

その主たる例が品出しとレジの兼任です。

レジの人員が不足していても品出し担当者がレジ応援すれば、人手不足解消と人件費の削減となります。

 品出し担当者はつねに売場で作業をしていることから、レジ応援の要員として最適 なわけです。

いっぽう、生鮮部門の担当者はそういうわけにはいきません。

包丁やフライヤーを使う作業をしていて、その場から離れられないということも珍しくありません。

またバックヤードからレジまでの距離も遠いことから、レジに入るまで時間がかかってしまいがち。

レジ応援が呼ばれたらなるべく早くレジに入ることが求められますから、どうしても生鮮部門の担当者より品出し担当者のほうが都合がいいのです。

以上のことから、 開店中に行う品出しバイトは接客が必須で、レジと兼任させられることも珍しくない といえるでしょう。


スーパーの品出し=接客なし、というイメージを持っている人も多いことでしょう。

たしかに間違ってはいませんが、それはあくまでも開店前に品出しをする場合の話にかぎります。

開店前でしたらお客さまがいませんから、接客の必要はありません。

しかし開店後はお客さまが入ってきますから、売場に出て作業する以上、接客は避けて通れないのです。

それだけではなく、ときにはレジも兼任させられることもあります。

毎回必ずレジに入られなければならない、というわけではありませんが、レジ応援が呼ばれたらすぐに対応しなければなりません。

つまり「品出しをしたいけれど、どうしても接客は嫌だ」というのであれば、開店前の品出しを選ぶしかないわけです。

もし品出しにこだわらず、接客が少ない仕事を希望されるのであれば、生鮮部門も考えてみるといいでしょう。

生鮮部門ですと、一日の間で売場にいる時間はそう長くありませんから、品出し担当(日配部門や食品部門)よりは接客の機会が少なくてすみますよ。

実際、接客が苦手な人は生鮮部門で働いていますね。

いずれにせよスーパーで働くのであれば、まったく接客しなくてもすむ仕事はありません。

どこの部門に所属しても、最低限の接客はこなしていかなければならないのです。

とはいえおもてなしの接客をする必要はなく、お客さまに声をかけられたら反応をして、わからなければチーフなど他の人に対応を変わってもらえば大丈夫ですよ。

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