スーパーに就職することを、恥ずかしいですとか負け組だとかとマイナスに感じる人も少なくないようです。
「誰でもできる仕事」「大卒で行く場所じゃない」このような認識も一部ではみられます。
しかし実際のところは中卒や高卒の割合は少なく、意外にも大卒が大きな割合を占めているのです。
特に未来の幹部候補になる、総合職の人たちはほとんど大卒といっても過言ではないでしょう。
つまり店長やバイヤーなどの役職に上がるためには、やはり大卒でなければ厳しいということになります。
とはいえ、中卒や高卒の人たちにまったくチャンスがないわけではありません。
ただし、大卒に比べると選択肢の幅は狭くなってしまいますが…。
リアルなスーパーの就職事情について、中卒・高卒と大卒ではどう違うのかについて迫っていきます。
高卒以下で大手への就職は困難
大企業ほど学歴を重視する風潮がある、というのはみなさんもご存知でしょう。
もちろんスーパー業界も例外ではありません。
多くの大手スーパーでは新卒採用・中途採用ともに募集条件として、大卒者を対象にしています 。なかには中途採用で高卒も応募可能としているところもありますが、残念ながら中卒で応募可能なところはほとんどないと思っていたほうがいいでしょう。
いっぽう中小スーパーですと、高卒以上であれば問題ないところが多いですね。
一部には学歴不問としているところもあり、そのようなところでは中卒でも応募可能だと思われます。
そして 企業の規模が小さくなるにつれて、学歴は問わない傾向が高くなっていきます 。
とはいえ、正直なところ中卒でスーパーへ就職することは非常に困難ですし、高卒であっても就職へのハードルは高いのが現状です。
スーパーのような小売業に学歴は関係ないと思われがちですが、企業が大卒を求めるのはごく当たり前のことなのです。
なぜなら近年では若年層の最終学歴として、中卒は全体の1割・高卒は5割・大卒が4割と、大卒であることがスタンダードとなっているからです。
そして大学進学率はなんと50%以上と、いまや2人に1人は大学へ進学する時代であり、中卒や高卒が少数派になりつつあります。
そう、今では大卒でなければ門前払いされるといっても過言ではありません。
以上のことから、 中卒者・高卒者が大手スーパーに就職するのは難しく、中小スーパーであっても、より好みはできない ということがいえるでしょう。
高卒以下は総合職に就くのが難しい
スーパーで募集される職種は、総合職と一般職とに二分されています。
総合職とは将来の幹部候補を目指すコースで、店長やバイヤー、果てには部長や社長などといった高い役職に就くことも期待されます。
いっぽう一般職とは、店の部門担当であるチーフや平社員に留まるようなコースとなります。
しかしながら 総合職に応募できるのは大卒だけで、高卒以下は一般職にしか応募できないことも珍しくありません 。
総合職に就くことができないことはつまり、出世への道が絶たれてしまうことを意味します 。はじめから出世するチャンスをも与えられないなんて、学歴差別も甚だしいですよね。
まだまだ世間では、大卒に使われる高卒や中卒という図式が成り立っているというわけです。
ただ、出世を望まず無理なく働きたい方や、結婚や子育てを希望する女性にとっては一般職のほうが働きやすいとされています。
ですから一般職を否定するわけではありませんが、給与面などの待遇が総合職よりも劣ってしまうのもまた事実。
やはり 大卒と高卒以下の間では、明らかな差が設けられている ということは明白となります。
大卒と高卒以下では給与に差がある
スーパーでは 同じ職種に就いたとしても大卒と高卒以下では給与に差がつけられ、月給ベースでは高卒以下だと大卒より2~3万円程度低くなっています 。
大卒は無条件に高卒よりも給与が高いそして年間では数十万、生涯では数千万もの差額が発生することになります。
とはいえ、高校を卒業してすぐに就職すれば大卒者よりも4年早く社会に出ることになるため、稼ぐ金額もその分高卒者のほうが高くなる計算となります。
しかしその4年間の差は大卒の給与の高さにより、あっという間に埋められてしまいます。
たとえば、高卒で入社して4年目の部門チーフと、大卒で入社したばかりの部門担当者(平社員)がいるとします。
2人の給与を比較したとき、下手すれば大卒の新入社員のほうが高い給与であるということもありえるのです。
そもそも高卒の基本給は大卒に比べて低いため、いくら役職手当の金額を足したところで、大卒の基本給には届かないというわけです。
つまり 長期的な目で見ても、大卒が高卒や中卒よりも大きな金額を稼ぐことになる のです。
もしも高卒や中卒で大卒よりも高い給与を得るには、幹部に上り詰めるほかありません。
とはいえ、そもそも高卒や中卒では幹部候補になることすら難しいのが現実。
やはり大卒と高卒以下では、越えられない壁があることを痛感せざるをえませんね。
スーパーで就職するにあたって、一見すると学歴は関係ないように思えるかもしれません。
しかし、実際のところ大卒でなければ大手への就職はほとんど不可能であり、中小スーパーの一部に至っても大卒しか採らないところが存在しています。
大卒でなければ応募する資格すらないわけですから、スーパーという業種においても学歴が重視されているかがわかりますね。
それだけにとどまらず、大卒と高卒以下ではさまざまな差が設けられています。
高卒以下では最初から幹部候補としては採用してもらえなかったり、給与が大卒よりも低いなど。
入社してからも、大卒との格差を感じられずにはいられないのが現状なのです。
そもそも高卒や中卒ではスーパーに就職するのは難しいわけですが、どうしてもスーパーに就職したいという方もいるかもしれませんね。
それなら、まずはスーパーでアルバイトを始めることをおすすめします。
なぜならスーパーの社員はバイトからそのまま就職した、というケースが少なくないからです。
新卒や中途での応募となると大卒には敵いませんが、バイトをして知識や経験が既にある高卒や中卒でしたら対等に渡り合えることでしょう。
比較的小さな企業でしたら、特にそのチャンスは高くなりますから、バイトをしては損はないはずですよ。
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