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スーパーのリニューアル、多くがただのイベント?!-集客狙い-

皆さんはCMなどで「〇〇店リニューアルオープン!」なんて宣伝、見たことありませんか?
そして多くの方がリニューアルオープンにひかれて、用事もないのに行ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、何処をリニューアルしたのかわからないような店も多々存在します。

一体、リニューアルは何のために行うのでしょうか。

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少しの変化を加えただけで「リニューアル」?

そもそも店側のいうリニューアルは、「何らかの変更(変化)を加えましたよ」というアピールにすぎません。

例えばちょっと商品の配置を変えただけでも、什器を変えただけでも、リニューアルまたは改装とみなしているわけです。
その他にも、取扱商品の変更・サービスの変更など行う場合もリニューアル扱いになったりしています。
これら場合はまぁ、まだリニューアルといってもいいでしょう。
下手すれば壁紙を変えた・照明を変えた…そんなささいな変化ですらもリニューアルと銘打つことがあります。

客寄せのためのイベントの1つ

では、何故大した変化のない変更をわざわざリニューアルと称して、大々的に宣伝するのでしょうか。
その理由は、とても単純な事ですが「とにかくお客様を呼び込むため」です。
特に近辺の競合店にお客様を奪われてしまった店は、このチャンスを利用して、再び自店にお客様を呼び戻す足がかりとしています。

人間の心理として”新しい事柄には興味が惹かれる”という性質があります。
そのため、普段はその店を利用しないような人でもリニューアルと聞けば、ついつい一度は足を運んでしまうのです。
そのことを店側は周知しているので、お買い得商品も多数揃え、詰め放題など特別なイベントも同時に開催されることも多くなっています。
普段と何ら変わらないようでは、お客様としてはせっかく来た意味がありませんからね。

スーパー(に限らず小売やサービス業)は、売上を上げるためには、まずお客様に来店してもらわなければ始まりません。
そのためこのような手法で、お客様をとりあえず来店させます。
簡単に言えば、リニューアルするのは来客を目的とする大きなイベントの1つである、というわけです。

リニューアル後の売上がよくなるとは限らない

しかしリニューアルイベントで集客しても、客足が伸びるかどうかというと、必ずしもよくなるとも限らないのです。

せっかく来たのに、何処が変化したのかわからないような、「これでリニューアル?」と思われるようでは、客足は伸びるどころかむしろ遠ざかっていく一方なのです。
そりゃそうですよね、お客様からすれば、大きく変化したんだろうと期待してきたのに裏切られたわけですから。

客足が伸ばせない…つまり売り上げも上げられないということは、費用対効果が得られず、投資した分がマイナスになってしまいます。
はっきり言って、失敗だったということになります。

成功といえるリニューアルとは?

それでは、逆に成功だと言わしめるリニューアルとは何だと思いますか?
答えは”お客様の立場を考え、お客様が満足する店に進化させた”リニューアルです。

お客様にとって有益なサービスを始めたり、利便性が向上したりといった改善を行ったリニューアルならば、お客様の満足度は高くなり、リピート率も向上します。
リピート率が高くなる=常連が増える=売上も上がっていくので、リニューアルした甲斐がある=成功といえるわけです。

上項と少し前後しますが、失敗のリニューアルというか、こんな部分が変わっても…という部分を紹介します。
よくある例として、従業員の制服が変わっただの、外壁の色が変わっただの、という点をリニューアルで打ち出す店がありますが、これはお客様からすればどうでもいいことになります。
何故なら、お客様は制服が変わったから得をするか?外壁が変わったから得をするか?という点で考えると、全く持って得にならないからです。

単なる名ばかりのリニューアルでは、お客様が定着することはありません。
常にお客様の満足度を高められるように、何が求められているのかを経営陣はリサーチを重ねる必要があるといえるでしょう。


リニューアル時の宣伝文句として「更に便利になりました!」「お客様のご要望にお応えして」などといった言葉が並び、いかにも「お客様のために!!」ということを打ち出していますが、
結局は店側の利益を重視した戦略のもとで行われているのです。
つまり、リニューアルは集客したいがための大きなイベントというわけです。

什器や商品の配置が変わる理由も、実際のところはお客様を考慮してというよりも、従業員が作業しやすくするためといった場合が多くあります。
お客様が第一ではありますが、働く従業員側の声も取り入れたうえで、リニューアルが行われているのです。

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