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バイトでもわかる!潰れそうな店・会社の特徴-ずさんな経営-

突然ですが、もしも今のバイト先が潰れてしまったらどうしますか?

多くの方は当然、困ってしまうことになるでしょう。

そしてなかにはそんなこと考えられない、という人もいるかもしれませんね。

しかし今の世の中、会社がいつ潰れたっておかしくないわけです。

最悪の場合、ある日突然店に行ったら、倒産しましたという貼り紙だけが残されていた…ということもありえます。

だからこそ、少しでも「このお店危ないかな?」「潰れそうな予感がする」と思ったら、すぐに次のバイト先を探すことが重要となります。

店が潰れてしまう前に、自分から辞めてしまえば負うリスクは小さくてすみますからね。

今回はバイトでもわかる、潰れそうな店や会社の特徴を紹介します。


備品や設備に不具合があるのに修理しない

 作業に必要な備品や設備に不具合があるのに修理をしないようであれば、経営が苦しくなってきている予兆 といえるでしょう。

ふつう備品や設備に不具合が生じた場合、会社はすみやかに修理をしなければなりません。

なぜなら備品・設備の不具合を放置していると、従業員はもちろんお客さまにも迷惑がかかってしまうからです。

不具合が最小限であるうちに修理をすれば、費用も高くならずにすむのに、壊れるまで放置したがゆえ逆に高い修理費になってしまうものです。

それなのに修理をしないということは、目先のことしか考えられなくなってきていると考えられます。

備品や設備にかける費用を後回しにせざるをえないほど、もう資金にあまり余裕がないと思っていていいでしょう。

 毎日の業務に必要なものでさえ放置している場合は、かなり資金に切羽詰まっているサイン ですから、要注意です。

衛生管理がずさんになった

 社内(店内)の衛生管理がしっかり行われているかどうかは、会社や店にとって重要な要素 となります。

なぜなら働く従業員はもちろん、お客さまにとっても、衛生面はとても気になる部分だからです。

特にお客さまありきのサービス業では、清潔感を第一に考えるのが当たり前となっています。

明るく清潔な空間は店や会社に対する信用・信頼となり、お客さまから高い支持を受けることにつながります。

逆にずさんな衛生管理では暗く不衛生な空間となり、お客さまからは選ばれない店(会社)となってしまいます。

ですからお客さまのためにも、会社は衛生管理にしっかり力を入れなければならないのです。

洋式トイレトイレの清潔さで店の経営状態がわかる

ところが 経営が苦しくなってくると、衛生管理にまで手が回らなくなってきます 

そうなると敷地内の草がボーボーだったり、トイレが汚れたままになっていたりなど、誰が見てもメンテナンスを怠っている店だということがわかるようになります。

ひどいところだと、平然と床にゴミが落ちていたり、冷蔵ケースや陳列棚にほこりが溜まりっぱなしになっていることもあります。

不衛生な店はお客さまから敬遠されてしまいますから、そのうち客数も減ってしまい、売上や粗利も取れないという負のループに陥る可能性が高くなります。

以上のことから、長期的な目でみると衛生管理がずさんな店は潰れてもおかしくない、といえるでしょう。

経費削減にうるさくなった

会社では、さまざまなものが経費で落とされています。

たとえば文具でしたら、ボールペンやノートなどを会社が経費で負担しているはずです。

なかには、それらの文具が会社から支給されないため、やむなく自腹を切って用意しているという方もいるかもしれませんね。

しかし仕事のために使う道具を自己負担する必要は、本来ありません(自分で好きなものを買って使いたいという人は別ですが…)。

特別なことがないかぎり、仕事に関係するものは会社の経費が使われるのが当然となっているのです。

それなのに 仕事道具を自己負担で用意させる会社は経費削減にうるさく、資金に余裕がない と判断することができるでしょう。

また行き過ぎた経費削減による弊害により、壊れている備品や設備の修理を渋ったり衛生管理がずさんになってしまうこともあります。

経費削減はたしかに大切なことですが、厳しすぎるのもちょっと問題ですね…。

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管理人

うちの会社では、裏面が白い用紙は再利用させられています。それを知らずに捨ててしまった人が、始末書送りになってしまったらしいです。信じられませんよね?

会社のイベントが廃止になった

会社が主催の社員旅行や忘年会などのイベントは、福利厚生の一環として行われています。

このようなイベントを開催する狙いとしては、従業員に息抜きしてもらい今後も頑張ってもらおう、ということがみてとれます。

とはいえイベントを開催できるのは、あくまでも会社の運営が順調に回っているからこそ。

 会社の資金に余裕がなくなってくると、経費削減のため福利厚生費がだんだんと減らされていく のです。

つまり社員旅行や忘年会が行われているうちは、会社に十分な余裕があるといっても過言ではありません。

これらの イベントがいつからか廃止になっていた、というのであれば、会社の運営が苦しくなってきた証拠 だと思っていいでしょう。

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管理人

とはいえこのご時世ででは、多くの企業ではすでに社員旅行などは廃止されているようです。ですから、この項目だけで潰れそうかどうかを判断することはできません。あくまで、参考程度に考えてください。

給与の減給・遅配、手当の廃止がみられる

 会社が潰れそうなサインとして顕著に表れるのは、やはり給与面 ですね。

まず初期段階として、ボーナスや手当が減給・廃止になります。

そもそもボーナスは本来、必ず支払わなければならないものではありません。

あくまでも会社側の配慮によって支払われるお金なので、会社が困窮してくれば当然、支払うことはできなくなってきます。

そして住宅手当や家族手当といった手当についても同様で、支払い義務はないため、会社の裁量によって支払いされているのです。

ちなみに残業手当・深夜手当・休日手当の3つは、法律で支払うことが義務づけられているため、どうしても削ることはできません。

以上のことから 会社が苦しくなると、支払い義務のないボーナスや手当が、真っ先に減給または廃止されていく わけなんですね。

 次の段階になると、基本給が減らされていきます 

たくさんのお札経費削減の要は給与を減らすこと

基本給は等級や号俸によって変化し、これらは人事考査により決められています。

つまり等級や号俸を落としてしまえば、必然的に基本給も下げることができるのです。

以上のことから人事考査の評価内容が変更されたときは、要注意といえますね。

もちろん、これも経費削減の一環として行われることとなります。

バイトの場合は、めったなことがなければ時給が下がることはありませんが、万が一ということもありますので安心はできません。

そして 最終的には、給与の支払いが遅れるようになってしまいます 

 給与の支払いが遅れるということは、資金の調達がもう間に合わなくなってきている 証拠です。

給与分の金額が準備できていないからこそ、支払いできずに予定日よりも遅れてしまうわけで…。

遅配が一度だけなら、経理担当者の手続きミスということも考えられますが、何度も起こるようであれば、早めに次の仕事を探したほうがいいでしょう。

つねに人手不足である

あなたが勤める店は新しく入った人がすぐに辞めたり、毎月のように辞める人がいて、つねに人手不足になっていませんか?

もし、そうであれば今後の会社の動向に要注意してください。

なぜなら つねに人手不足である会社は、のちのち潰れる可能性がある からです。

まず、従業員が辞めていく背景にはそれなりの理由が存在します。

具体的には給与が安い・休日が少ない・人間関係が難しいといった不満をかかえる従業員が多く、次から次へと従業員が辞めていってしまうのです。

そして従業員が辞める→募集する→新しい従業員が入る→従業員が辞める…のループになっているところも珍しくありません。

また、会社側が意図的に従業員をリストラした結果、人手不足になってしまったというケースもあります。

いずれにせよ 人手不足におちいると、仕事の生産性も落ちますから、売上や利益を伸ばすことも難しくなってしまいます 

そして 最悪の場合、仕事を受けたくても受けられない、人手不足倒産となってしまう こともありえます。

人手不足が一時だけなら、悲観的に考える必要はなさそうですが、長期的に続いているようであれば辞めることを視野に入れたほうがいいでしょうね。

会社・店の評判が悪い

今の時代、会社や店の評判は口コミサイトで簡単に知ることができます。

お客さま側の視点からは食べログ・エキテン・googleの口コミなどで、従業員側の視点からは転職会議・カイシャの評判などのサイトがよく利用されていますね。

あなたも気になるお店があったら口コミを調べたり、書いたりしたことがあるのではないでしょうか?

また、自分が勤める会社の口コミを気になって見ることもあるかもしれませんね。

それほどに口コミというのはとても重要な要素で、内容しだいで会社・店への信用や評価が変わってしまうのです。

そして 口コミによって会社や店の評判が悪くなってしまうと、お客さまが減少してしまったり、求人を募集しても誰も集まらず人手不足という事態になってきます 

たしかに、評判の悪い会社や店には行きたくないですし、働きたくもないですよね。

 お客さまの減少や人手不足が続くと、会社や店が潰れることにつながっていってしまいます 

ですから、つねに自分が勤める会社あるいは店の評判はチェックしておくこともまた、大切なことだといえるでしょう。

あきらかに客数が減少した

サービス業では、売上や利益率とともに客数が重要視されています。

たしかに 肝心のお客さまがいなければ、売上も利益も出すことができません 

スーパーの店内ピークの時間帯でも客が少ない店は要注意

ですからお客さまを一人でも増やすために、会社は努力を続けているわけです。

ところがお客さまは非常に流動的で、なんらかのきっかけで他の店へすぐ流れていってしまいます。

お客さまが店から離れてしまう理由は、口コミの評価が悪かったり、サービスに満足できなかったりなどさまざまです。

ともあれ、一度離れてしまったお客さまを取り戻すのは、なかなか難しいもの。

もしお客さまが減少した場合、早い段階でその原因を突き止め改善をしなければ、さらなる客数の減少を招いてしまいます。

そして、 目に見えるほどあきらかに客数が減少してしまった場合は、その店の存続も危ぶまれるようになります 

自分が働き出したころと現在の店の様子をくらべてみてください。

店内にいるお客さまの数は減っていませんか?

暇だと感じる時間が増えていませんか?

もし客数のデータがわかるようであれば、数値を見ると客観的に判断できるので、チェックしてみるといいですね。

客数や忙しさが変わらないようであれば、問題ありません。

しかし、残念ながら客数がかなり減ってしまったというのであれば、思い切って新しい仕事を探すのが得策かもしれません。


よく、潰れそうな店や会社を見抜くチェックポイントとして、

  • 経理の者が退職した
  • 社長がよく行き先不明の外出をするようになった
  • 銀行の関係者などがよく視察に来るようになった

ということも挙げられていたりしますが、これらの情報はバイトという立場ではなかなかわかりません。

そこで今回はバイトでも比較的気づきやすい、潰れそうな店や会社の特徴を紹介しました。

働きだしてまだ時間が経っていなければ、わからないかもしれませんが、半年や一年もすれば周囲の変化に気づくことがあるはずです。

特に給与の減給や遅配、手当の廃止がみられたら、即辞めることを考えてもいいかもしれません。

あとの項目は、まだ様子見だけれども油断は禁物といった感じですかね。

もし辞めようか悩んでいるなら、早めにすぱっと辞めてしまったほうが身のためですよ。

店(会社)に長く残り続けると情がわいてしまって、なかなか辞めにくくなってしまいますから。

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