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赤りんごと青りんご、なぜ色が違うの?-それぞれの定番品種も紹介!-

Wりんご

りんごは一年を通して利用され、とてもなじみ深い果物となっています。

スーパーでも定番商品として販売されており、最盛期になると数多くのりんごで売場が埋め尽くされるほど。

有名どころでは、ふじ・つがる・ジョナゴールド・シナノスイートなどが挙げられます。

他にもりんごの品種は数え切れないほど存在していますが、売場に並ぶのはごく一部でなかには果皮が黄色や黄緑色をしている、いわゆる青りんごもあります。

ちなみに、青りんごの代表的な品種は王林やシナノゴールドです。

このようにりんごは品種によって、果皮が赤いものと青いものとに区分することができます。

しかし同じりんごなのになぜ色が違うのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

ここではりんごの色が違う理由と、赤りんご・青りんごそれぞれの品種について詳しく紹介します。

ぜひ、今後のりんご選びに参考にしてください。


りんごの果皮はもともと青色?

りんごはバラ科リンゴ属の果実で、その存在は紀元前から存在しているとも言われています。

アダムとイブや、ニュートンの万有引力の法則を象徴するシンボルとしても有名ですよね。

しかし日本においてはまだ歴史が浅く、伝来してきたのは明治時代ごろとされています。

現在ではなくてはならない果物のひとつなだけに、なんだかちょっと意外ですよね。

それではりんごについての基本的なデータをご覧ください。

レア度 ★☆☆☆☆
主な産地 青森県・長野県など
主な品種 ふじつがる王林きおうなど
主な調理法 りんごジュース・アップルパイ・焼きりんごなど
旬の時期 10月~12月ごろ

主な品種としてふじ・つがる・王林・きおうと4種類挙げましたが、このほかにもまだまだたくさんの品種が存在しています。

店頭では赤りんごと青りんごの品種がバランス良く販売されることが多いです。

とはいえ、なんとなく青いりんごは避けてしまっている人もいるのではないでしょうか?

やはり、りんごといえば鮮やかな赤色といったイメージがありますよね。

しかしみなさん、 りんごはもともと果皮が青く、赤いりんごは日光にさらして色付けさせたもの なんですよ。

色づき始めたりんご赤く色づきはじめたりんご。陰の部分がまだ青い

りんごの皮にはアントシアニンという色素が含まれているのですが、その色素が日光に反応することで赤く色づくのです。

ただし、もともとアントシアニンを持っていないりんごも一部存在し、そのようなりんごは当然色づかず果皮が青色のままとなります。

つまり 赤いりんごと青いりんごの違いは、アントシアニンを含んでいるかどうか ということになります。

アントシアニンを含む品種は果皮が変色し赤いりんごに、含んでいない品種は変色せずそのまま青いりんごとなるわけなんですね。

赤りんごの定番品種

赤りんごは次々に新しい品種が登場していることもあってか、数え切れないほどの品種が存在しています。

とはいえ、定番となっている品種はせいぜい3~4種類あるかどうかといったところです。

そのため、たいがいどの店を見ても、並んでいる品種は同じようなラインナップとなっているわけです。

誰もが知っているふじりんごや、製菓には欠かせない紅玉まで、ここでは赤りんごの定番品種を5つ紹介します。

ふじ/サンふじ

ふじは日本で最も多く生産されており、流通しているりんごの約半分を占めているともいわれています。

晩生種ですが、長期保存が可能なためほぼ一年中流通しています。

これらのことから、りんごといえばふじといっても過言ではないでしょう。

知名度だけでなく、実際の人気も高いふじりんご。

その人気の高さの理由は、 シャキシャキとした食感・あふれる果汁・爽やかな香り・強い甘み、と理想的なりんごである要素すべてを含んでいる から、といえるでしょう。

他の品種に比べて若干大きく、蜜が入りやすいのもふじの特徴です。

***

 サンふじは無袋栽培されたふじりんごを指し、ふじりんごに比べると見た目は劣りますが、甘さは増しているりんご になります。

通常りんごは栽培途中で袋をかぶせるのですが(有袋栽培)、あえて袋をかぶせずに栽培する(無袋栽培)と、太陽光をたっぷり浴びて甘くおいしいりんごに成長するのです。

しかし無袋栽培には、表面の色づきがまだらになってしまいやすいというマイナス面もあります。

贈答用にする場合は、その点注意してなるべく美しいものを選ぶことをおすすめします。

つがる/サンつがる

つがるはふじに次ぐ生産量を誇る、早生りんごです。

あまり知られていませんが、片親に紅玉を持つことからジョナゴールドは姉妹品種になります。

出回る期間は短く、ふじの端境期を埋める存在として扱われる存在といってもいいでしょう。

 果実はやや小さめですが甘みは強く、肉質はやや柔らかめ といった特徴があります。

掛け合わせによって紅玉の強い酸味が薄まり、食べやすくなっていることがうかがいしれます。

無袋栽培により甘みが増したサンつがるも存在していますので、より甘さを重視する方はそちらを選ぶことをおすすめします。

紅玉

小ぶりながらも深紅色をした美しい果皮がはっと目を引き、まさに紅色の玉といった形容がぴったりなりんごの紅玉。

紅玉りんご深みのある赤色の果皮とツヤ感が美しい

いかにも和風なネーミングですが、実はアメリカから輸入されたりんごで、つがるやジョナゴールドの親としても知られています。

 味は酸味が強く生食には適していない ことから、調理に用いられることがほとんどです。

 果肉が締まっていて煮崩れしにくい ので、アップルパイやタルトも美しく仕上げることができますよ。

ジョナゴールド

アメリカからの輸入りんごであるジョナゴールドは、片親に紅玉を持つりんご界のハーフで、つがるとは姉妹関係にあります。

ふじ・つがる・王林に次ぐ生産量を誇り、今ではすっかりおなじみの存在となっています。

 果肉は硬めでシャキシャキ、甘味と酸味のバランスにも優れています 

紅玉は酸味がかなり強いのですが、掛け合わせによってうまく中和されているようですね。

 りんごのなかでも割と大きめサイズで、食べごたえは充分 です。

果皮にワックスが分泌されベタつくこともありますが、このワックスは果実が熟したサインとなります。

甘めのものがお好みの方は、ぜひ果皮の状態にも注目してみるといいでしょう。

シナノスイート

ふじとつがるから生まれたシナノスイートはシナノゴールドとともに、長野県の代表的なりんごとして知られています。

その人気は上々で、品種別の生産量ランキングでは第5位となっています。

その名のとおり「スイート」なりんごで 酸味はあまり感じらず、やわらかい甘みが広がります 

甘さが強いふじやつがるの長所をしっかりと受け継いでいるといえますね。

青りんごの定番品種

青りんごの品種数は赤りんごに比べるとかなり少なく、時期によっては取り扱いのない場合もあります。

まだまだ赤りんごの陰に隠れるような存在の青りんごですが、赤りんごより甘みが強いことから、一部では根強い人気を誇っています。

そんな青りんごの定番品種を、ここでは3つ紹介します。

王林

青りんごを代表する品種として名高い王林りんご。

品種ごとの生産高ランキングではふじ・つがるに次いで第3位と、青りんごのなかではトップの生産高を誇っています。

まさしく「りんご(林檎)の王様」というネーミングを体で表す存在だといえますね。

晩生種ですが貯蔵性が高く、秋~春先まで販売が行われています。

王林の特徴として、 黄緑色の果皮に果点(小さな斑点)がある・甘みが強い・独特の芳香がある といったことが挙げられます。

王林りんごそばかすのような斑点(果点)がみられる  果点が大きく広がっているものは、けして見た目はよくありませんが、そのぶん甘みが強くなっています 

なぜなら、果点は熟すにつれて大きくなっていく性質があるからです。

果点が多く出ているりんごを積極的に選ぶ人は少ないのですが、甘いりんごがお好みの方はあえて狙っていくのもいいでしょう。

 きおう

きおうは王林を親に持つ、黄色い果皮の青りんごです。

早生種のため比較的早い時期に出回り、中~晩生種である王林やシナノゴールドが出始めるとピークをすぎる感じになります。

王林の特徴である強い甘さはやや緩和され、 適度な甘さと酸味を感じるすっきりとした味わい になっています。

 肉質は硬めでシャキシャキ しており、その様子はまるで梨のようだと称されるほど。

さっぱりとした味がお好みの方におすすめのりんごです。

 シナノゴールド

シナノゴールドは、シナノスイートとともに長野県を代表する青りんごとなっています。

晩生種で貯蔵性に優れているため、秋から春先まで味わうことができます。

りんごのなかでもやや大きめサイズで、綺麗な黄緑色の果皮が特徴的。

 甘みと酸味のバランスがよく濃厚、果肉が硬め で調理に用いるのもおすすめできる品種です。

りんごの鮮度チェック方法

りんごの鮮度は、果皮の状態を見れば判別できます。

 果皮が柔らかくぶよぶよしていたり、枝などにスレた傷ができていたり穴が開いているものは劣化している とみなしていいでしょう。

また、 果点(果皮にある斑点)が茶色くサビていると鮮度が落ちている 表れとなります。

しかし見た目がきれいであっても、中身が傷んでいるということは充分にありえます。

よくある事例としては、蜜の部分が茶色く変色していたということが挙げられます。

これは冷蔵保存されたりんごによくある蜜褐変という事象なのですが、外側から判別することはできず、中を切ったときに初めて判明します。

そのた 旬を過ぎた貯蔵りんごは、どれも蜜褐変している可能性がある と思っていてください。


りんごはもともと青色だということに驚いた方も多いのではないでしょうか。

果皮が赤くなるのは、アントシアニンという色素を持った品種だけになります。

青いりんごはまるで変種のような扱いをされていますが、実は逆だったわけなんですね。

また色づき具合も、太陽光の当たり方によって変わってきます。

そのため、同じ品種のりんごでも均等に赤く染まったものもあれば、色ムラになってしまっているものもあるのです。

特に葉とらずりんごはその傾向が顕著となります。

葉とらずりんごとは葉を残したまま栽培されたりんごのことで、葉のなかに含まれる栄養分をたっぷり吸収しているため甘さは抜群。

見た目は劣りますがおいしさを重視するのであれば、葉とらずりんごを選んでみるといいでしょう。

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定番の品種は時期によって異なり、早生種はつがるやきおう、中生種はジョナゴールドやシナノスイート、晩生種はふじや王林となります。

晩生種のふじ・王林は貯蔵性に優れていることから、旬が過ぎてからも長い間売場に並びます。

そのため、一般的にもふじと王林がそれぞれ赤いりんご・青いりんごの代表品種だといえるでしょう。

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