セロリって、実はせり?!-三つ葉とも関係が…?-

セロリといえば、太い茎と青々とした葉っぱが特徴的ですよね。
この葉、何かに似ていると思いませんか?

そう、せりや三つ葉の葉にそっくりですよね(そっくり、という程でもないか…)
果たして、何か関係はあるのでしょうか…?

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せり科に属し、様々な別名を持つ

セロリはせり科の植物で、ヨーロッパが原産の洋野菜です。
せりは香りに特徴があり七草粥としても有名ですよね。
セロリの葉からも独特の香りがしていますが、香りが強いのはせり科の植物の共通点となっています。
というのも、せり科の植物にはその他にもパセリや三つ葉、にんじん、チャービルなど香味野菜が多く属しているのです。
なのでセロリは、実は三つ葉やせりと親戚だったというわけです。

古代から薬用として、また肉や魚などの臭い消しとして利用されてきたセロリ。
そんなセロリが食用となったのは17世紀ごろで、日本では江戸時代のころ加藤清正という人物によって、その存在が知られるようになりました。
そのことから「清正にんじん」と呼ばれることもあるのだとか。
何故、にんじんなの?と思ってしまいますが、にんじんもせり科でセロリの親戚だと思えばなんだか納得ですね。

その他「セルリー」「オランダ三つ葉」などといった別名も持っています。

主な品種は3種類に分けられる

セロリの品種は黄色種・緑色種・中間種の3種類に分かれています。

現代の日本で主に流通しているのは、黄色種と緑色種を掛け合わせた特徴を持つ中間種となっています。
この中間種は、茎が肉厚で太く香りが弱めとなっています。
ちなみに日本ではこの香りが苦手だという方が多く、江戸時代に伝来してから一般の食卓に普及するまでにかなり時間がかかったのだとか。

一方緑色種は香りが強く、アメリカで人気の品種となっており「グリーンセロリ」とも呼ばれています。
強い香りが苦手な日本と、好きなアメリカ…お国が違えば嗜好も異なっているのです。

主な食べ方として、サラダやスープに入れるのが定番となっています。
きんぴらにして食べるのもいいですね。
葉の部分はブーケガルニとして肉や魚などの臭みを取ったり、香りづけにどうぞ。

主な産地・鮮度チェック方法

主な産地

長野と静岡で全体の生産量の半分ほどを占めています。
その他福岡や愛知でも生産されており、全国的に産地がばらけていて上手く生産の分担が行われていることがわかります。

鮮度チェック方法

セロリは、様々な部分で鮮度をチェックする必要があります。

まず、持ってみてしなるようならば鮮度が悪化しています。
新鮮な物ならばピンと張っているため、持ち上げてしなることはありません。
ちなみに、きゅうりの鮮度を見るときも同じことがいえますので、参考にしてください。

そして葉の部分が黄色くなっていたり、溶けていたりするものはアウトです。
あまり気にならない方なら、黄色い部分を除いて使うって手もありです。

次は茎の部分です。
茎には劣化症状が一番出やすいので、注意してみるようにしてください。

まず、茎が裂けているもの・穴が開いているものはよくありません
特に穴が開いている=虫が付着している(していた)可能性があります。
虫が付着していた場合、穴が開くほかに小さな黒い点のようなものがついていることがあります。
この黒い点というのはつまり…虫のフンです。
これが目にわかる状態で売場に出しているような店は、論外だと思います…。

それから色が茶色っぽく変色しているものは、後々溶けだしてくるサインですので避けましょう。


苦手な方も多いといわれるセロリですが、実はせりや三つ葉の仲間だったなんて意外ですよね。
しかも、セロリからロを抜けばセリになっちゃうというね。
ってそれは関係ないですけどね(セロリの語源は英語のceleryから。セルリーとも読めますね)

普段セロリを使う機会がない方も、せりや三つ葉みたいなものだと思えば、なんだか親近感が湧いてきませんか?
セロリに対する見方が少し変わった方もいるかもしれませんね。

これを機に、是非セロリを味わってみて下さい。

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