きんかんとぽんかん、関係はあるの?-柑橘のかん-

きんかんとぽんかんは、同時期に旬を迎える果物です。
文面も似ていますし、他にも何か関連があるような気がしますよね。

そこで、それぞれの特性についてみてみましょう。

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きんかん

のどや咳が痛い時、きんかんを食べるという人もいるのではないでしょうか。
実はきんかんは普通に味わうだけでなく、薬用としても用いられているのです。
ちなみに、有名な虫刺されの薬にもきんかんという商品がありますが、そちらは関係ありません笑

そんなきんかんの名前の由来は、金色の柑橘ということにちなんでいるのです。
きんかんを漢字で表すと”金柑”となるのも納得ですね。

甘みだけではなく苦みを併せ持ち、皮ごと食べられることが最大の特徴です。
そのことを生かして、皮ごと煮る甘露煮や砂糖漬けに利用されています。
こうして甘く調理することによって、苦みが軽減されるというわけです。
苦みが気にならないという方は、是非生で食べてみてはいかがでしょうか。

もし苦みが気になる方は、最初から糖度が保障されているブランドきんかんを選ぶといいですよ。
ブランドきんかんで有名なのは宮崎産の「たまたま」「たまたまエクセレント」です。

たまたま

こちらは、かつて宮崎県知事であった東国原英夫さんが現職の頃に、宮崎の名産品ということでアピールしたことにより一躍有名になったブランド品です。
正式名称は「完熟きんかん たまたま」となっています。
どうやら、この”たまたま”という名は東国原さん自身が名づけたらしいとも言われています。
何故、たまたまなのか…深く考えてはいけません笑

このたまたまが普通のきんかんと違っている点は、結実してからの日数・糖度・サイズといった項目ですべてに基準が定められているということです。
結実してから210日以上経過・糖度16度以上・サイズはLサイズ以上のものだけがたまたまとして認定されるのです。
糖度16度以上ですから、苦みが苦手な方でも安心して食べられますね。

たまたまエクセレント

上記のたまたまよりも、更に甘みを増した最高級品のきんかんがたまたまエクセレントに選ばれます。
こちらの選別基準は結実してから210日以上経過・糖度18度以上経過・2Lサイズ以上のものとなっています。

糖度18度とは、めったにお目にかかれない驚異の数値ですよ!
これは是非一度味わってみたいですね。

ぽんかん

ぽんかんの「ぽん」とは、原産地であるインドの地名から名づけられました。
インドから中国や台湾を経て、日本に伝来したのです。

ちなみに、デコポンの「ポン」も同じ由来となっています。
それもそのはず、ぽんかんはデコポンの親にあたる存在なのです!
まさか、デコポンとぽんかんにそんな繋がりがあるなんて…驚きですよね。
そして「かん」は柑橘という意味なので、インドの地名がつけられた柑橘ということになります。

独特の香りを持ち、むきやすい外皮に柔らかい内皮で、とっても食べやすいことが特徴です。
なんといっても、袋ごと食べられるのは手間がかからず嬉しいですね。
酸味も少なめなので、酸っぱいのが苦手な方でも大丈夫です。

ただ1つ難点を挙げるとすれば、種が多少入っているということでしょうか。

主な産地・鮮度チェック方法

主な産地

きんかんもぽんかんも、鹿児島や高知、愛媛、宮崎などといった温暖な地域が主な産地となっています。
特に宮崎のきんかんは、高級ブランド品「たまたま」「たまたまエクセレント」があることでも有名です。

鮮度チェック方法

温州みかんやその他の柑橘類同様に、カビが生えていないか、皮が破れていないか、ぶよぶよになっていないか、汁が出ていないか…という点をチェックしましょう。
特にきんかんは主に数十個単位でパックや袋詰めになって販売されていますので、なかなか直接触って確認できませんから、特に注視する必要があります。


冒頭での疑問”ぽんかんときんかんの関連性”についてですが、直接的な関係はどうやらなさそうですね。
ただ「~かん」というのは「柑橘」を指しているということで、同じ柑橘類の仲間だということなんですね。
そういえばいよかんも漢字で書くと「伊予柑」なんですよ。

こうしたところに、共通点があっただなんて意外ですよね。

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