贈答用にもおすすめの、ブランドみかん!-ハウスみかんも紹介-

みかんは日本でトップクラスの消費量を誇る果物として有名です。
田村みかんなど有名ブランドも様々存在しており、それぞれにこだわりが感じられます。
今回は特に有名なみかんのブランドと、夏に主役となるハウスみかんについて紹介します。

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オレンジも「みかん」?!みかんの定義とは

まず、この項目で扱うみかんとは、温州みかん(うんしゅうみかん)を指します。
温州みかんが一般的なみかんを指しますが、
辞書的な意味合いではオレンジやせとか、はるみなどの柑橘類もすべて「みかん」に分類されるのです。
オレンジはオレンジじゃないの?と思いますよね。
しかし、オレンジは「柑橘類(みかん科)—–みかん属—–オレンジ類」に分類されます。
対して温州みかんは「柑橘類(みかん科)—–みかん属—–みかん類」となります。

なんと、オレンジもみかんも同じ柑橘類(みかん科)のみかん属に属しているんですね。
ですから広義ではオレンジもみかんとなるのです。

では、温州みかんの”温州”とは何なのかといいますと、この温州とは中国の地名を指しています。
かつてはこの中国の温州がみかんの原産だと思われていたので、温州と名づけられたのですが、
どうやら関連性は低いとの推測がなされています。

「早生」や「晩生」の意味とは?

皆さん、「早生」や「晩生」の意味を知っていますか?
これらの言葉は実はみかんだけでなく、りんごなど他の青果物にも使用されています。

「早生」というのは”早”とついている通り、その作物の収穫期のなかで、早めに収穫されたということを意味しています。
逆に「晩生」は、遅めに収穫されたということを意味します。

その時期によって、品種が分類されています。

極早生種

時期としては一番早く、9~10月頃に収穫されたものになります。
果皮はまだ青く、酸味が強くなっています。
一見するとみかんとは思えない見た目で、手が出ない人も多いかもしれませんね。

早生種

こちらは極早生よりも少し遅れて10月~の収穫のものになります。
甘みと酸味のバランスがよく、甘みも酸味のどちらも味わえます。

中生種

11~12月頃の収穫のものになります。
※「中生」ではなく「普通」と呼んでいるところもあります。
酸味より甘みを感じられるので、酸味が苦手な方でもおいしく食べることができます。

晩生種

収穫時期は中生種と同じなのですが、
収穫から1か月ほど貯蔵し、出荷の時期を遅らせているのが晩生種となります。
貯蔵することにより甘みが強くなるため、特に甘さを重視する方におすすめです。

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主なブランドみかん

みかんの定義と、収穫時期によって品種分けされていることがわかったところで、
いよいよブランドみかんについてみていきます。

田村みかん

こちらは和歌山産のみかん「有田みかん」のうち、
最高級のみかんに対して与えられるブランドみかんになります。
その生産量には限りがあり、希少な存在となっています。

最大の特徴はその甘さで、平均糖度は14~15度もあるのです。
みかんの平均糖度は10~11度となっていますから、かなりの甘さだということがわかりますね。

山川みかん

山川みかんは、福岡産のみかんのブランドです。
その中で「マル特」「マイルド」「レギュラー」といったランク付けがされています。
最高級ランクとなるのは「マル特」となり、糖度12度以上酸度1%以下のものが厳選されているのです。
糖度だけでなく酸度の割合まで選考基準になっていることはあまりないので、
これなら酸っぱいのが苦手な方も安心して食べられますね。

ちなみに、マル特ランクのブランドとしては「博多マイルド」や「ハニーみかん」があります。

三ケ日みかん

静岡産の三ケ日みかんは、ブランドとして「早生」「早生ミカエース」「青島」「青島ミカエース」を展開しています。
「早生」というのは上記でも説明した「早生種」を指しています。
主力となっているのは晩生種の「青島」です。
ですから、早生よりも青島の方が三ケ日みかんとしても有名となっています。

しかし最高級ブランドは青島ではなくミカエースです(早生・青島ともに)
ミカエースを知らない方も多いかもしれませんね。
こちらは最高級というだけあって、糖度12度以上のものが選別されているのです。

もともと晩生種で甘くなっている青島のミカエースは、最高の甘さが期待できますね。

長崎みかん

「味ロマン」「味まる」など、様々なブランドを展開していますが、
その中でも「出島の華」は別格となっています。

なんと、この出島の華の糖度は14度以上となっているのです!
他のブランドみかんは糖度12度以上からというものが多いので、抜群の甘さを誇っています。
その希少性から”幻のみかん”とまで呼ばれており、店頭に並ぶこともほとんどないかと思います。

大長みかん

昔は西日本で主流だった広島の大長みかん(”おおちょう”と呼びます)
今では流通量が激減し、あまり見かけることもなくなりました。
ですが、かつては天皇陛下へ献上されたこともあるほどのブランド力を誇っていました。

味は甘みと酸味のバランスがよく、甘ったるいのが苦手な方でも美味しく食べることができます。
皮がむきやすいのも嬉しいポイントとなっています。

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ハウスみかん・グリーンハウスみかんとは

皆さんも、夏の間に目にしたことがあるかもしれませんね。
このハウスみかん・グリーンハウスみかんは普通のみかんとどう違うのか、
一見するとわかりません。
ですが意外と違いがあるので、その違いについてみていきます。

ハウスみかん

ハウスみかんとは、ハウス栽培された温州みかんを指します。
人工的に室温調節しているハウス内で栽培することによって、みかんの生育をコントロールしています。
そのため通常ならば秋~冬に出荷されているみかんを、春~夏の間に出荷することが可能となっているのです。
ちょうど露地みかんが終わったころにハウスみかんが出荷されるので、1年中みかんを味わえるというわけです。

また味の方は、気候などに左右されてしまう露地みかんに比べて甘みのあるものが多い傾向となっています。

グリーンハウスみかん

こちらはハウスみかんの中でも、果皮が緑色となっているみかんを指します。
酸っぱそうな緑色とは裏腹に、中身は熟していて、甘みと酸味のバランスが取れた味となっています。
爽やかな香りが楽しめるのも、1つの特徴となっています。

主な産地・鮮度チェック方法

主な産地

露地みかんもハウスみかんも、基本的には太平洋や瀬戸内海の沿岸地が多く
具体的には多い順から和歌山・愛媛・静岡が生産量TOP3の県となっています。
これらの県に共通する特徴として、温暖かつ日当たりがよいという環境ということが挙げられます。
温暖で日当たりがよいということが、美味しいみかんができあがるとっておきのスパイスとなっているといえるでしょう。

鮮度チェック方法

みかんの鮮度チェック方法は、いたって単純です。
見た目が全てで、外側が綺麗なのに中が傷んでいたということはほぼありません。
ですから、外側が綺麗なら中も安心して食べることができます。

傷んでしまうとカビが発生するので、この場合はすぐに判別可能でしょう。
一見してわかりにくいのは、皮がふやけてぶよぶよしてきた場合です。
更に劣化すると、その部分から果汁がしみだしてきたり、皮自体が破れてきます。

この場合、外側から見ると綺麗なのですが、箱や袋から出して1つずつチェックするとぶよぶよのものが出てくることがあります。
しっかり鮮度チェックを行っていれば、起こりえない事態ですが、
なかなか全ての箱を開けてチェックできないこともあります。
ちなみに私の店ではチェックを終えたら、検品済みの印を押したふせんを箱に貼っています。
商品の劣化は刻一刻と進んでいるので、時間が経った箱を開けたら傷んでいる可能性も正直あるのですが、
「ちゃんとチェックしていますよ」ということをわかってもらうために、行っています。
心配な方は、「中身をチェックしてください」とお気軽にお申し付けください。


ここでは各ブランドの最高級ランクのものを厳選して紹介したため、
店頭に並んでいない可能性もあります。
通常、買い求めやすいレギュラーランク品の取り揃えを中心にしているため)
店頭で見つからない場合、探し回るのが面倒な場合は、ネット通販で購入すると確実です。

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