バイトなのに責任は社員と同じなんて、ありえない!-だけど適当すぎも✗-

それはNG

バイトなのに社員と同じ責任を求められて、悩んでいる人も少なくありません。

特に人手不足の店ではバイトが社員と同じ業務を行い、そのことで責任も負わなければならないという図式が成立しています。

いっぽうであくまでもバイトはバイトと、社員とは明確に違うという区別をしているようなところもあります。

そのようなところでは責任はすべて社員が負い、けしてバイトが損害を被ることはないように、しっかり社員がバイトをフォローする仕組みになっています。

そして、ちゃんと社員がバイトの代わりに責任を負うようなところは、優良なホワイト企業であることが多くなっています。

ブラック企業ほど、なんでもバイトに責任を押し付けてくる傾向にあるわけです。

そこで、バイトに社員並みの責任を負わすということは、はたして正しいことなのだろうか?という疑念を抱く人もいるでしょう。

はっきりいって、バイトに社員並みの責任を負わせるなんて、ありえない話です。

ではなぜそう言い切れるのか、その理由を以下よりご覧ください。


社員とバイトは差別化されている

そもそも 社員とバイトは立場が大きく異なり、その存在はあきらかに差別化されています 

たとえば待遇面をみても、社員には社会保険や雇用保険などの保障が充実していますが、バイトにはまったく保障をつけてくれないところもあります。

また社員は月給で毎月、決まった額の給与が保障されていますが、バイトは時給のため不安定な給与となっています。

バイトは休んだり早退すると、その分給与が減りますが、社員は月給なので給与が減ることはないわけなんですね。

サービス業であれば、バイトはお客さんが少なければ早上がりさせられることも珍しくありません。

そして業務面においては、 ふつうバイトに責任が重い高度な仕事は任せない もの。

その分、社員がバイトには任せられないような、責任のある仕事を担うわけです。

わかりやすい事例としては、クレーム応対や金銭の管理などですね。

つまりバイトは社員を補助するような作業を担う、助っ人として会社から雇われているのです。

補助的な存在としてみなされていることは、裏を返せばいつでも替えがきく存在であるということでもあります。

たとえば急に辞めたり休んだりしても、バイトはしょせんバイトで、会社の損害もたいして大きくはありません。

社員がフォローすればいいだけですからね。

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たくさんのお札ある意味、責任の重さ=給与の高さともいえる

社員は手厚い保障が受けられますが、働くうえで制約が多く、負担も大きくかかるのもまた事実といえるでしょう。

いっぽうバイトは保障が薄いぶんだけ自由度が高く、ある程度融通をきかせて働くことができるのがメリットとなっています。

このように、 バイトと社員は根本的に違う存在であり、それぞれの立場にメリットもデメリットもある わけなんです。

バイトは社員と同じ待遇を受けられない

バイトと社員が対等な立場になることは、明確に差別化されているためありえません。

しかし実際には人手不足を理由に、バイトにも社員と同様の仕事をさせて責任をもたせるなど、ほとんど同じ扱いをしているところも…。

そこで問題となるのは、待遇面についてです。

バイトなのに社員と同じ仕事をして重い責任を背負うなら、待遇も同等にならなければ不公平になりますよね。

ところが バイトがいくら社員と同じ仕事をしようが、責任がかかろうが、肝心の待遇面が社員と同等になることはありません 

なぜなら会社側はバイトを経費をかけず、都合よく働いてくれるコマとして使いたいと思っているからです。

一部で見られるバイトリーダーという役職は、会社が一方的に得をするためのものだといっても過言ではないでしょう。

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そもそも バイトと社員で差別化しなければ、バイトと社員という雇用体系を分けている意味がなくなってしまいます 

バイトも社員もそれぞれ働くうえでのメリットデメリットが存在し、その特性を理解したうえでみずからバイトなり社員という立場を選んでいるのです。

そしてバイトで働いている人の多くは、わざわざ重い責任を背負いたくないからこそ、バイトという立場をとっているわけで…。

会社側も本来は、バイトはあくまでもバイトだという認識をもって雇用しなければならないのですが、現実にはなかなか難しいようですね。

バイトは適当でもいい、というのは間違い

すべての会社がそうとは言いませんが、一般的にバイトには社員並みの仕事をさせるくせに、待遇は変わらない―――。

そう考えると、仕事を頑張るモチベーションなんて上がりませんよね。

しかし バイトだからといって責任感を持たず、適当に仕事をしてもいいわけではありません 

 与えられた仕事のなかで、自分ができる範囲の仕事に対しては責任を持ちましょう 

逆にいうと、自分のキャパを超えるような仕事を無理して行う必要はないということです。

ここで無理してしまうと、だんだん要求される仕事のレベルも高くなり、責任も重くなってしまいますから注意してください。

もし、 仕事ぶりを正当に評価してもらえるような会社にいるのであれば、バイトでも頑張る価値が十二分にあります 

とはいえ、そんな優良ホワイト企業は多くないのが実情。

バイトに社員並みの仕事をさせ、責任をもたせるのはほとんどがブラック企業です。

むしろブラック企業では、社員は仕事をせずにバイトが一生懸命仕事をしている光景もよく見られます。

そんなところでは真面目にやる人ほど、損をしてしまいます。

ブラック企業に限っては、ある程度適当に仕事をやることが処世術のひとつだといえるでしょう。


バイトは万が一のさいに責任を負ってくれる社員がいるから、バイトという立場なのです。

最初から責任ある仕事をしたい、というのであればバイトではなく社員として働こうと思うもの。

実際のところ重い責任から逃れたいからこそ、あえて社員にならずバイトを選んでいる人も少なくありません。

それなのに社員並みの重い責任をバイトに押し付けてしまえば、社員の存在意義がなくなってしまいます。

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バイトに代わって責任を負う義務が社員にあるわけですが、だからといってバイトを適当にしてはいけません。

自分ができる範囲の仕事に対しては、ちゃんと責任を持って取り組むことが大切です。

特にお客さまからすれば、従業員がバイトだろうが社員だろうが関係ありませんから、適当な応対をするとクレームの原因にもなりかねません。

けしてバイトだから適当でいいや、という考えではなく、バイトなりにある程度の責任を持って仕事をしましょう。

もしも、会社が社員並みの責任を押し付けてくるようであれば、そのような会社はブラックである可能性が高いので、逃げたほうがいいですよ。


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