スーパーへの買い物で嫌なところといえば、ずばりレジの待ち時間ではないでしょうか。
レジにずらりと並んでいる列を見るだけで、嫌気がさしますよね。
せめて、少しでも早く進むレジの見分け方がわかれば、レジに並ぶのもガマンできるのですが…。
それでは今回は、早く進むレジの見分け方について考えてみたいと思います。
おばちゃん従業員のレジは早い?!
まず、レジに入っている従業員をチェックしましょう。
そのなかに おばちゃん従業員がいれば、そのレジは早い可能性があります 。
もしあなたがそのスーパーによく行っていて、レジ従業員の顔がわかるのであれば、いつもよく見かけるおばちゃん従業員を選びましょう。
なぜ、従業員がおばちゃんだとレジが早いのかというと、ずばりレジ打ちの経験値が高いと予想されるからです。
レジ打ちは経験を積めば積むほど手の動きが早くなっていくので、経験が浅い若いバイト従業員よりも、経験豊富なおばちゃん従業員のほうが迅速なレジ打ちができる といえるでしょう。ただしいくらおばちゃん従業員でも、新人だったり他部門からのレジ応援で入っている場合は、レジ打ちが早くないので注意してください。
レジ応援要員は一応レジが打てるというレベルの従業員が多いので、スピードや丁寧さを期待していはいけません…。
若い従業員は、手の動きは早いが商品の扱いが雑
単純にレジ打ちの早いだけでいうならば、正直若い従業員のほうが早いです。
やはり若ければ若いほど、俊敏に手を動かすことができますからね。
しかし 若い従業員は手が早くとも、商品の扱い方が雑であることも多々あります 。
この商品の扱い方こそが、おばちゃん従業員との差なのです。
商品の扱い方はお客さまがよく見ている レジ打ちはただ手を早く動かせばいいというわけではなく、同時にお客さまが購入される品物の扱いには最大限の注意を払わなければなりません 。たとえば、つぶれやすいパンや卵は一番最後にする、肉などのパックは縦置きにしない…など、気をつけなければならないポイントはたくさんあります。
ふだん買い物を自分でしない、若い従業員はこれらのポイントがわからず、お客さまの気分を害してしまうこともしばしばあります。
いっぽう おばちゃん従業員は経験もさることながら、自らが買い物をすることも多いため、自然にお客さまの気持ちを考えながらレジ打ちをすることができる わけです。
男性の後ろにつくと早い?!
いくらおばちゃん従業員のレジさばきが素晴らしくても、レジに並んでいるお客さまがもたついてしまうと意味がありません。
そのため、レジに並んでいる他のお客さまがどんな人かをチェックする必要があります。
どんな人かというよりは、男性か女性かをみてください。
そして 男性のほうが、お会計が早く終わる傾向にあります 。
その理由として買うものの量自体が少ないこと、また金銭授受がスムーズであるということがあげられます 。まず男性の多くは飲料と弁当だけですとか、雑誌と飲料だけといったように、片手で持てる量しか買い物しません。
レジを通す商品自体が少ないと、当然レジが終わるのも早くなります。
そして金銭授受も、男性は財布の中身がすっきりしているので、すぐにお金やポイントカードを出すことができます。
またお金の出し方も男性はもたもた小銭を探したりせず、すぐにお金を出す傾向が強いため、お会計がすぐに終わります。
また 男性はレジ従業員にだらだらとした世間話をすることもほとんどないため、このことも男性のほうがお会計が早い理由の一つとなっています 。
女性は、買うものも多く金銭授受でもたつく
かたや 女性は買うものの量も多く、金銭授受にもたつくことが多いため、レジの終わる早さが男性よりも遅い傾向にあります 。
ポイントカードを探し出す人が多いまず買うものが多いというのは、みなさんも納得でしょう。
女性、特に主婦の買い物はとても片手で収まる量ではなく、カゴ1つ、多いときには2つ分ということも珍しくありません。
そしてお会計時には後ろに列がずらっと並んでいてもお構いなしに、ポイントカードをずっと探していたり、端数のお金をいきなり出したりといったことも当たり前にしてきます。
あげくの果てに世間話をも始めるお客さまもいて、待たせているお客さまにレジ従業員から謝ることもあります。
つまるところ、女性はマイペースで周囲の空気を読まない人も多い、といえるでしょうね。
結局はタイミングによる?
すいているレジに並んだのにいつの間にか隣のレジのほうが早く進んでしまっていた…という経験、あなたにもあることでしょう。
先に並んでいたのに、自分より後で来た人に順番が抜かされるのは納得いきませんよね。
しかし、こればかりはどうしようもありません。
なぜなら いくらレジ従業員の手が早くとも、お客さまのお会計がスムーズでも、いつなんどきトラブルが起きるかわからない からです。
現にお会計が終わる最後の最後で、レジ従業員に文句を言い始めるお客さまもいます。
ようやく自分の番だと思っていたのに、不意打ちを食らうかたちでショックですよね。
また自分の番になっても、途中で他のお客さまからのクレームが入ることもあります。
クレームを言われたらレジ従業員はとりあえず対応しなければならないので、必然的に待たされることになります。
これらの事例は本当予測不可能ですから、 結局早く進むレジを完璧に見分けることは難しく、そのときのタイミングによるとしか言えない のです。
早く進むレジであるポイントを簡潔に表すならば、従業員とお客さま双方がスピーディな行動を取っているかどうか、ということになります。
しかし途中までは早く進んでいたとしても、さまざまな要因によって遅れてしまうことがあります。
そのため、このレジは早い!との断言はできないのです。
こればかりは誰にも予測できませんから、途中で他のレジよりも遅くなってしまった場合はタイミングが悪かったとしかいいようがありません。
ちなみによく言われるレジの場所(出入り口からの距離)や列の長さは、経験上関係ありませんでしたので、特に気にすることもないでしょう。