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職場のセクハラ行為、具体例を紹介-ボディタッチや名前の呼び方も?-

職場で他人から体に触れられたり、業務に関係のない質問をされたりすると、なんだか気分が悪くなりませんか?

いったいなぜ職場の人が、自分に対して軽々しく触ってきたり、プライベートな質問をしてくるのか、意味わかりませんよね。

相手からすればコミュニケーションの一環として、なにげなくやっているのかもしれません。

しかし業務上必要がない言動は、相手が嫌がればセクハラとなります。

たとえば名前にちゃんづけで呼んだり、恋人の有無を聞いたりなどといったことでも、十分セクハラと認められるわけです。

それ以外にも、セクハラとなりうる言動はたくさんありますので、こちらでその例を紹介していきます。


セクハラという言葉の意味

まずセクハラという言葉の意味について、正しく理解しておきましょう。

意味も知らずになんでも「セクハラ」というと、問題が起こるかもしれませんからね。

さて、セクハラとは「セクシャルハラスメント」の略語となっています。

では「セクシャルハラスメント」とは、いったいどのような意味なのでしょうか。

セクシャルハラスメント(英語: sexual harassment)、セクシュアルハラスメント、セクハラとは性的嫌がらせのことであり、「性的言動」によって不利益を受けたり、労働環境などが害されるハラスメントである。Wikipedia

Wikipediaによると セクシャルハラスメント(略してセクハラ)は性的な嫌がらせを意味する言葉 となっています。

そして、「労働環境などが害されるハラスメント」ということで、セクハラという言葉は職場内での言動に対して使われています。

セクハラ行為の具体例

セクハラは「性的嫌がらせ」を指す言葉ですが、具体的にはどんな行為がセクハラとなってしまうのでしょうか?

それでは、セクハラだと認定されかねない行為を詳しくみていきましょう。

職場でもよくありがちなセクハラ行為は、以下のとおりです。

  • 恋愛経験や、恋人の有無を聞く
  • 結婚することや子どもをつくることを勧める
  • スリーサイズを聞く
  • エッチな画像を見せる
  • 性的な話をする
  • 個人的に食事やデートに誘う
  • 露出度の高い服を着る
  • ボディタッチをする
  • 「女(男)のくせに」「女(男)らしさがない」という発言
  • お酌をさせる
  • 女性を下の名前+ちゃんづけで呼ぶ

「こんなことがセクハラになるの?」と、驚くようなものもありますね。

それでは、各項目について詳しく説明していきます。

恋愛経験や、恋人の有無を聞く

今まで付き合った人数や、恋人がいるかどうかを聞いたりすることは、ふつうの世間話のように思えますよね。

しかし、 恋愛経験や恋人の有無は個人のプライバシーに関わる内容 となります。

同性間なら恋バナとして盛り上がるような話であっても、異性間となると話は違ってきます。

特に女性は男性から、恋愛模様について聞かれただけで警戒する人もいます。

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女性

恋人の有無を聞いてくるなんて、私のこと狙ってるの?って思っちゃう。それに、職場の人からそんなこと聞かれたくないよ。

また、 仕事をするにあたって個人の恋愛模様を聞く必要はありません 

セクハラだと勘違いされたくなければ、職場の人には恋愛についてあれこれ聞かないほうが無難です。

結婚することや子どもをつくることを促す

 結婚することや子どもをつくることを促すのは、セクハラ以前に非常にデリカシーのない行為 となります。

言う側はお世話を焼いているつもりなのかもしれませんが、結婚や子どもについて他人から言われる筋合いはありません。

おしゃべりする女性たち職場の人にそこまで干渉されたくない

まして 結婚したくてもできない人・子どもに恵まれない人にとって、結婚や子どもの話をされることは、傷をえぐられることと同じ なのです。

そもそも結婚するのも子どもをつくるのも個人の自由ですし、現代ではあえて独身でいる人・子どもをつくらない夫婦も大勢います。

つまり独身の方や子なし夫婦の前で結婚や子づくりをうながすような話をすると、相手の存在を否定することにもつながってしまうわけなのです。

スリーサイズを聞く

スリーサイズを女性に聞くことは、タブーとされています。

なぜなら 年齢や体重と同じで、他人に知られたくないデリケートな事柄 だからです。

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男性

でも、芸能人やモデルはふつうにスリーサイズを公表してるじゃん。それはいいの?

芸能人やモデルは、仕事上で必要だからね。私たち一般人がテレビや雑誌で、芸能人やモデルが着用してる服を買うときなんか、スリーサイズが自分と似てる人を参考にしたりするもん。

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女性

もちろん芸能人やモデルだって、積極的にスリーサイズを言いたくはないでしょうね。

ただ彼女たちは、ある意味プライベートやプライバシーを犠牲にすることでなりたつ職業なわけですから、一般人とは違います。

このことから必要もないのに、 一般の女性に好奇心でスリーサイズを聞くということは、セクハラに該当する といえるでしょう。

エッチな画像を見せる(見えるようにする)

エッチな画像を見せたり、見えるようにするのもセクハラになります。

よくある事例としては、

  • 過度に露出した女性のポスターや画像を、社内に貼り付ける
  • 男性が自分の裸(下半身)の画像を、女性にメールで送る

などといったことがあげられます。

自分ではいやらしい・エッチな画像だと思わなくとも、相手の感じ方は異なります。

 男性から見るとセクシー・かわいいと思う画像でも、女性から見れば下品・はしたないと思われてしまうこともよくあります 

このことは、生身の人間だけでなく二次元のキャラクターであっても同様です。

たとえばキャラクターのパンチラや、異常なほどに大きく描かれた胸に拒否感を持つ女性は多くいます。

 人間であってもキャラクターであっても、性的な部分を強調している画像は、見る人を不快にさせてしまう わけなんですね。

性的な話をする

まず性的な話とは、おもに以下の内容を含む事柄になります。

  • 経験人数について
  • 恋人とのエッチの様子について
  • AV・風俗について

これらの性的な話は、職場のような不特定多数の人がいるところでは行うべきではありません。

なぜなら、 性的な話に不快感をいだく人が多く存在する からです。

特に女性は男性の話に、男性は女性の話にドン引きしてしまうことも…。

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男性

女性の恋バナって男のエロ話と同じか、それ以上にナマナマしいからびっくりだよ。前の彼氏が下手くそだとかふつうに言ってるんだもんな。

男性の言うAV女優がどうのこうのだとか、風俗行ってどうのこうのって話はマジで無理。なんか気持ち悪い。

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女性

職場という空間では性的な話を聞きたくなくとも、逃げ場がないために聞かざるをえないこともしばしあります。

聞きたくない話がイヤでも耳に入ってしまうツラさは、当事者にならなければわかってもらえないのでしょうね…。

個人的に食事やデートに誘う

ちょっと気になる存在が職場の中にいたら、個人的に食事やデートに誘ってみる人も多いかもしれません。

楽しく会話する男女職場で仲良く話をする=好意があるわけではない

しかし 職場の人に個人的な付き合いを求めることは、セクハラになりうる のです。

だいいち職場の人が優しいのは仕事上の付き合いのためであって、個人的に好感をいだいているからではないということがほとんどです。

そして 多くの人が「職場の人にプライベートまで踏み込まれたくない」と思っている のです。

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女性

話をするなら、職場で顔を合わせたときにすませればいいだけ。なぜ時間外に付き合わなければならないの?

特に男性上司→女性部下へのアプローチは、よほど相手も自分に好感を持っているという自信がないかぎり、やめておいたほうが無難です。

興味本位で女性部下に声をかけると、セクハラと言われるリスクがあることをつねに意識しておきましょう。

露出度が高い服を着る

女性は夏場になると開放感が出て、ついつい露出度が高い服装になってしまいがち。

露出度が高い服装の例として、

  • 肩を出す
  • 上がキャミソールやタンクトップ一枚だけ
  • 胸元がざっくり開いている
  • ミニスカートやショートパンツを履いて生足を出す
  • へそを出す

といったことがあげられます。

服装が自由な職場でしたら、このような露出度の高い服装で出社することもあるでしょう。

しかし 露出度の高い服装をすることは、男性への逆セクハラとなってしまう のです。

男性がみな女性の露出を喜ぶわけではなく、不快感を示す男性も割合は少ないながらも存在しています。

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男性

目のやり場に困るんだよね。ちょっと女性のほうを見ただけで「セクハラ!」って勘違いされたらたまったもんじゃないよ。

だからといって、注意もできないよな。どのみちセクハラって言われるんだからさ。

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男性

女性が過剰にセクハラと騒ぐことが、まともな男性に気を使わせることになってしまうわけなんですね。

逆にまともじゃない(…)男性にとって露出度の高い女性は、それこそセクハラの対象になるわけです。

 女性が身を守るためにも、男性が勘違いされないためにも、職場では露出度の高い服は着ないのが一番 ですね。

ボディタッチをする

ボディタッチをなにげなくやってしまうという人は、気をつけなければなりません。

 日本人の多くが、ボディタッチを不快だと感じる気質 です。

職場で親しそうにしている男女身体の距離感には十分に注意して

さらに女性は恋人・家族以外の男性から触れられると、それだけで本能的な恐怖を感じるようになっています。

男性は女性からのボディタッチを歓迎する人も多いようですが、 女性は気心もしれない男性からのボディタッチは絶対に受け入れられない のです。

ただし、男性でも女性からのボディタッチに嫌悪感を示す人もいます。

ボディタッチされても、まったく気にしないという人もいますが割合はかなり少ないですね。

「女(男)のくせに」「女(男)らしさがない」という発言

 「女性はつつましくあるべきだ」ですとか「男性は強くあるべき」といった、イメージの決めつけは立派なセクハラ です。

わかりやすい例を出すと、「女なのに料理もできないの?」「男なのにこんな荷物も持てないの?」といった発言ですね。

このような発言は、まるで料理ができない女や腕力もない男は人間じゃない、と言っているようなものです。

女=料理ができて当たり前、男=腕力があって当たり前などというような、性別で物事を決めつけるのは時代はもう終わりました。

 今の世の中はジェンダーレス(男女の性差をなくすという考え)になってきている のですから。

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管理人

たとえばランドセルの色も、今は性別に関係なく自由に選べますもんね。管理人の子ども時代は、男=黒・女=赤と決めつけられていましたから。

お酌をさせる

宴会の席で、女性にお酌をさせるのが当然だと考える男性は少なくありません。

女性がお酌をすることで、その場の雰囲気が華やぐとでも思っているのでしょう。

もしかすると、女=男に仕えるという固定観念があるのかもしれませんね。

しかし お酌をする女性からすると、まるで自分がキャバ嬢扱いされているようで、けしていい気分ではありません 

 酔った男性たちのお相手をするというのは、女性にとって非常にストレスになる ことなんです。

職場の女性にキャバ嬢と同じことを見返りもなく求めるというのは、いささか都合が良すぎです。

もちろん女性が自主的に役目を買って出るのであれば、なんら問題ありませんけれどね。

女性を下の名前+ちゃん付けで呼ぶ

 そもそも職場で相手のことを呼ぶ場合、名字にさん付けもしくは役職名のどちらかが常識とされています 

相手の目を見ながら会話する男女職場だということをわきまえて

ですから職場で下の名前を呼んだり、くん付けちゃん付けすることは、社会人失格というわけです。

とりわけ 男性が女性を下の名前+ちゃん付けで呼ぶのは、セクハラ です。

同性から呼ばれるならまだしも、異性から下の名前にちゃん付けで呼ばれると、なんともいえない気持ちになるのです。

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管理人

私も職場の人から、いきなり下の名前+ちゃん付けで呼ばれるようになりましたが、きっかけが全然わかりません。

もしかしたら、下の名前+ちゃん付けに呼び方が変わったのは、相手の男性が自分に好意を持っているから?と勝手に考えました。

嫌いな相手には、そんな親しげな呼び方をするはずないですから。

しかしこちらとしては、 特別何も思っていない相手から、急に好意を持たれているような呼び方をされると困惑 してしまいます。

やはり職場では、みんな平等にさん付けもしくは役職名で呼ぶのが無難ですね。

セクハラかどうかは受け手側の感情で決まる

セクハラの具体例を紹介しましたが、結局は受け手側が不快だと思うかどうかで、セクハラか否かが決まります。

同じ言動を受けても、不快だと思ったらそれはセクハラで、不快に思わなければセクハラにならないわけです。

つまり一言で表すと、 セクハラかどうかは受け手側の感情によって決まる ということになります。

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女性

イケメンにならボディタッチされたいし、むしろしたい♡ブサメンには髪すら触られたくない笑

これこそ「※ただしイケメンに限る」ってやつだな。

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男性

何をされるにしても、自分が好意を持っている人からは気にならないけど、嫌いな人からはイヤだと感じてしまうことってありますよね。

では仲がよければ(自分が好意を持っているならば)、何をされてもセクハラにならないのか?というと、そうでもありません。

背中合わせの男女相手との距離感を正しくつかめるかがカギ

もしお互いに好意を抱いていたとしても、心の距離までははかれないので、どこまでが相手の受け入れ許容ラインなのかわかりません。

いくら好きな相手からでも、これ以上は踏み込まれたくないという距離感ってありますよね。

相手が「仲がいいから、これくらいのことをしたって大丈夫だろう」と思っていても、こちらは必ずしもそうとは限らないわけです。

そのため 仲がよくても、相手が不快に思ったらセクハラになります 

つねに相手がどれくらい自分を受け入れてくれるか、心の距離感を測りながら接していくことが、セクハラの予防策といえそうです。


セクハラは、受け手側がイヤだと思ったら成立します。

そのため人それぞれ、何をもってセクハラなのかという部分が違ってきます。

この記事で紹介した具体例は、おもにセクハラとして訴えられる事例を取り上げましたので、この事例を参考にして考えるといいでしょう。

いまや下の名前を呼んだだけでも、セクハラと言われてしまう世の中です。

これではどう異性に対して接すればいいのか、わからなくなってしまいますよね。

そのため、ボディタッチは絶対に行わない、必要以外の言葉を異性とは交わさないなど自衛する人も増えてきているようです。

極端に異性とコミュニケーションを取らないのも問題だとは思うのですが、なかなか難しいところですよね。

結局のところ、人との距離感をうまく取れるようになれば、セクハラで悩むこともなくなるかもしれませんね。