ゴキブリは、人間が一番嫌っている生命体とも言われています。
彼らは神出鬼没ですから、どこで遭遇してもおかしくありませんが、飲食店やスーパーによく出没すると言われています。
飲食店やスーパーでバイトを考えている人からすれば、ゴキちゃんの存在は脅威となることでしょう。
今回はスーパーに勤める管理人が、その実態をお伝えします。
スーパーはゴキブリのすみかに最適な環境
スーパーは食品をメインに販売しているため、どうしてもゴキちゃんが発生してしまいます 。ゴキちゃんの大好物はみなさんもご存知のとおり、ほどよい温かさと湿気、そしてなんとダンボールも好物に含まれているのです。
まずほどよい温かさと湿気は、業務に必須となっているパソコンや冷蔵庫などの機器から発せられており、ゴキちゃんが快適に暮らせるようになっています。
そしてスーパーに納入される商品は、ほとんどがダンボール梱包となっており、いろんな意味で食べ物に困ることはありません。
これらのことから、 スーパーはゴキちゃんのすみかとして最適な環境になっている といえるでしょう。
特にゴキブリが出やすいのは、生鮮部門
ゴキちゃんにとって、スーパーはとても居心地がいい場所なわけですが、そのなかでも 生鮮部門は特にゴキちゃんが出没しやすくなっています 。
いくらダンボールが好きとはいっても、やはり彼らにとっては一番のエサは生ゴミです。
青果物だとかぼちゃやさつまいもを好む傾向そのため生鮮部門のバックヤードは、つねにゴキちゃんとご対面ということも珍しくありません。
そんな 生鮮部門においてなお一段とゴキちゃんが好んでいるのは、惣菜部門 となっています。
惣菜部門は他の生鮮部門と比較すると、温かさも湿気も高くなっていますから、ゴキちゃんの総本部が惣菜部門にはあるとみて間違いないでしょう。
ちなみにゴキちゃんは夜型なので、昼間は姿を隠しており、夜暗くなってから人間の目に見えるところにまで行動範囲を広げてくる ことを覚えておきましょう。ゴキブリに我慢できず、辞めていく人もいる
スーパーでバイトをしていると、どうしてもゴキちゃんの存在を避けることはできません。
レジなど売場に出てくることはほとんどありませんが、一歩バックヤードに入れば、いつ出てきてもおかしくありません。
不衛生な店では、壁一面にゴキちゃんの行列ができているということもあるようです。
まさしく、ゴキブリ天国ですね…。
そのような光景を何度も目の当たりにし、 ゴキちゃんの存在に我慢できずバイトを辞めていく人もいる のです。
ゴキブリが理由で辞めるとは言わないほうがよい
この記事を読んでいる方のなかにも、ゴキちゃんの存在が原因でバイトを辞めようとしている方がいるかもしれませんね。
辞めることには問題ありませんが、辞める理由を聞かれたさいにゴキブリが理由とは言わないほうがいいでしょう 。なぜならその理由では、店側を納得させられない可能性があるからです。
価値観が違うと辞める理由として認めてくれない店長など責任者自身もゴキちゃんが苦手であるなら、その理由でも納得もしてくれますが、世の中は圧倒的に納得してくれない人のほうが多くなっています。
そのため ゴキブリを理由に辞めると言っても、対策をするから辞めないでと言われるのがオチ です。
厳しい人であれば、そんな子供っぽい理由は認められないと突っぱねるかもしれません。
このようなことから、 円滑に辞めたいのであれば、なにか別の理由をつけたほうがよさそうです 。
どうせ辞めるつもりだから、どう思われてもいいというのであれば、正直に言ってしまってもいいでしょう。
やはり、スーパーとゴキちゃんは切っても切れない関係となっているのです。
スーパーだけではなく、食品を扱うところにはゴキちゃんが存在すると思っておきましょう。
ここで弁明しておきますが、店側もゴキちゃんを野放しにしているわけではないのですよ。
ゴキブリホイホイを設置したり、バルサンを炊いたりなどの簡易的な対策はしています。
しかし、そのような手段では結局いたちごっこなんですよね。
従業員自身が厳しい衛生観念を持たなければ、いつまでたってもゴキちゃんは出ていってくれませんから。
あまりに衛生状況がひどいようなら、保健所に通報するという手もあります。
お客さまのことを、これからの店のことを思うのであれば、ぜひ保健所に通報してあげてください。
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