いまや職場の連絡ツールとして、ラインは欠かせない存在となっています。
それにともなって、仕方なく職場のグループラインに加入しているという人も多くみられます。
ライン自体には抵抗がない人でも、職場のグループラインとなると話は別。
グループラインに入ってしまうと、つねにスマホの通知が気になったり、休日でも仕事の話が入ってきて滅入ってしまうものです。
そこでグループラインを退会しようか、悩んでいる人もいるかと思います。
ただグループラインは便利な面もあるので、一概に退会すればいいとも言えません。
といっても、メリットよりデメリットが上回ってしまっているグループラインもあります。
そんな退会すべき職場のグループラインの特徴は、以下の7つになります。
- 業務連絡よりも雑談が多い
- 特定の人が馴れあっている
- 公開処刑がある
- 夜間や休日でもお構いなしに連絡が入る
- 差別的な態度を取られる
- 必ず返信を求められる
- 上司がつねに監視している
上記の特徴に当てはまる数が多いグループラインは、即退会したほうがいいでしょう。
ストレスになる職場のグループラインなんて、百害あって一利なしですからね。
それでは、それぞれの項目について詳しくみていきましょう。
業務連絡よりも雑談が多い
職場のグループラインに入っている理由は、みなさん業務連絡を円滑に行うためではないでしょうか?
大勢の人に一斉に連絡可能な点や、既読でメンバー全員に読んでもらえたかの確認が容易にできるといった点が、グループラインのメリットですからね。
ところが上記のような便利な機能を、業務とは関係のない雑談目的に使用している人が跡を絶たないのです。
ほんとどうでもいい事、LINEで流さないで欲しいんだけど…。
通知オフしていいかな…?!
仕事の話ならわかる、職場のグループラインだから。
けど、どうでもいい事なら流す必要ないよね、、、。ダメだ…うざいからオフしよ、、
— なつき🖇@羊飼い (@nacchan1329) 2019年11月12日
そしてたいがい雑談を交わしているのは一部の仲良しメンバーで、他の人たちは会話の流れについていけず、放置状態となるのが常です。
仲良しなのは結構なことですが、雑談をするなら別のグループを作って、そこでやってほしいですよね。
真面目に仕事をしたい人からすれば、仲良しメンバーによる馴れ合いは邪魔 でしかありませんからね。なにより、雑談が多いと本当に必要な情報をひとつひとつ探さなければならず、余計な手間がかかってしまいます。
以上のことから、 業務連絡より雑談が多いグループラインはストレスの原因にしかならず、退会すべき だといえるでしょう。
特定の人が馴れ合っている
職場のグループといえど、個人的に仲のいいメンバーもいるでしょう。
そうした仲良しメンバー同士が同じグループですと、他のメンバーのことを忘れて盛り上がってしまいがち。
すると、他のメンバーが話に参加しにくい雰囲気となってしまい、特定の人が馴れ合っているだけのグループラインになってしまうのです。
馴れ合いのグループラインでは、仲良しメンバーにしかわからない内輪ネタの会話ですとか、悪口の言い合いといった話題が多く上がっています。
そもそも 業務連絡のためのグループラインで雑談を繰り広げること事態、本来の用途からは外れてしまっている のです。
つまり馴れ合いをする人は、プライベートと仕事を区別することができない人間だということになります。
そんな 公私混同しているメンバーがいるグループラインは、退会してしまえばスッキリ しますよ。
公開処刑がある
グループラインのメリットと言えば、多数の人との情報共有が容易であるところですよね。
しかしそのことを逆手に取り、間違った使い方をしている人も残念ながら存在しています。
その代表的な例が、注意や叱責を多数の人の前で行いさらし者にする公開処刑です。
公開処刑が許されている職場は、レベルが低い公開処刑によってさらされてしまった本人はもちろん、公開処刑を見せられた側も嫌な気分になりますし、なにより反応に困りますよね。
つまり公開処刑はグループ内の雰囲気を険悪にし、また公開処刑をする人間に対しての信用や信頼をも喪失させる行為といえるでしょう。
もし自分が所属するグループライン内で公開処刑が行われており、かつ あなた自身が公開処刑のターゲットにたびたびなっているようであれば、即退会 しましょう。
ちなみに 公開処刑はれっきとしたパワハラ・モラハラ行為 となりますから、証拠を残しておいて上司や人事部に相談するのもいいでしょう。
時間を問わず連絡してくる
多くの方が、仕事とプライベートはきっちり分けたいと思っていることでしょう。
休みの日や早朝・夜間に職場の人からの連絡なんて、受けたくないですものね。
ところが、グループラインに入っているとなかなかそうもいきません。
自分が休みでも、他の人たちがやり取りしていればラインが入ってきますし、また早朝や夜間でも用事がある人は時間を気にせずラインを送ってきます。
出張中のおじさん、泊まりで出張だから仕事中かもだけど、こっちは終わってるんだよ。仕事のグループラインでいちいち報告しなくていい。好きに過ごしなよ。もう定時は過ぎたんだから、みんな返信すんのめんどくさいよ…
— さくぞう (@zooocyan) 2019年11月12日
せっかくの休日や早朝や夜間に職場のグループラインの通知があったら、仕事のことを思い出してブルーな気分になりますよね…。
しかもラインはチャットのようにポンポンと手軽にやり取りができるため、次から次へとメッセージが送られてくることも珍しくありません。
そのため何十件ものメッセージが絶え間なく送られ、通知が鳴り止まずにうんざりということも。
かといって通知をオフにしてしまうと、いざ重要な連絡があったさいに気づかず困ってしまいかねません。
つまり 職場のグループラインは、つねに通知をオンにしておく必要がある わけなんですね。
だからこそ、勤務時間外に連絡をすることは避けなければならないのです(もちろん、緊急事態であれば別ですが)。
勤務時間外に連絡をするのは、他人のプライベートにまで踏み込む行為なのですから。
時間を問わず連絡してくるような職場のグループラインにいると、プライベートな時間を妨害されてしまいますから、ぜひ退会することをおすすめ します。差別的な態度を取られる
職場のグループラインは、上司も部下も関係なく入っているかと思います。
そこでありがちなこととして、上司による差別があげられます。
気に入っている部下には優しく、嫌いな部下には冷たくするなど、人によって態度を変える上司は残念ながら多く存在しています。
なかには、公開処刑などあからさまなパワハラ行為を行ってくる上司も…。
自分と他の人への態度が違っているのを目の当たりにすると、すごくツラいですし傷つきますよね…。
無用なストレスを受けないためにも、差別的な態度を取る上司がいるグループラインは退会してしまいましょう 。必ず返信を求められる
ラインの既読機能は便利な反面、やっかいな部分もあります。
それは既読をつけたまま返信をしなかったら、既読スルーされたと思われてしまうことです。
既読スルー問題が嫌でラインを断る人もいる返信する必要性がないと判断したメッセージに関しては、既読スルーをする人も多いことでしょう。
しかし、既読=返信することが当然だと考える人からすれば、既読スルーなんてもってのほかなのです。
このような既読スルーを許せない人は、こちらが故意に既読スルーしたわけでなくとも、「読んだならちゃんと返信しなさい!」と注意してきます。
とはいえ返信を強要されるのって、実はかなりのストレスになるんですよね。
それにメンバー全員がいちいち返信していたら、通知もすごい数になりますし、返事が必要なほど大切なことなら、直接会って言えばいいだけのことです。
そもそも 返信をするかどうかは個人の自由 ですから、他人に返信を求めること自体が間違っています。
うるさく返信をするように求められるようであれば、思い切ってグループラインを抜けたほうが気楽 になっていいですよ。上司がつねに監視している
職場のグループラインということで、メンバーのなかには上司も入っていることでしょう。
仕事だから仕方ないこととはいえ、やはり上司にもメッセージの内容を見られていると思うと、なかなか本音をさらけ出すこともできませんよね。
たとえば上司に対する愚痴や悪口を言うことなんてけしてできませんし、上司には知られたくない話なんかも内密にしておかなければなりません。
上司のなかには基本的に干渉しないという人もいますが、それでも同じグループにいる以上、まったくノーチェックということはないでしょう。
もしもなにかにつけて、上司が割り込んで発言してきたりするようであれば、つねに監視されている可能性が高くなります。
そのような 上司がつねに監視しているようなグループラインは、息苦しさを感じるだけですから、退会してしまうのが吉 でしょうね。
職場のグループラインは、あくまでも職場の人間から構成されているグループです。
そのため公私混合せず、業務に必要なことを連絡するために使用されなければなりません。
それにもかかわらず、実際はどうでもいい雑談が昼夜を問わず送られてきて、職場のグループラインにうんざりしている人も多数存在しています。
このように職場のグループラインに悩まされているのであれば、思い切って退会してしまいましょう。
といっても、なかなか退会することを決められない気持ちもあるかもしれませんね。
しかし、業務連絡の手段はグループラインだけではありません。
個別でラインしてもらうなり、メールで連絡してもらうという方法もあるのです。
実際グループラインを抜けた人の多くが、「わずらわしさから解放されてスッキリした!」と思っているようです。
グループラインを抜けることは勇気が必要ですが、抜けてしまえば後悔することもなくなります。
さあ、あなたも職場のグループラインを退会して、悩みとは無縁の生活を送りましょう!
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