スーパーのレジ、難しい?大変?-体力面・精神面ともにツラい-

悩んでいる女性

飲食や小売では、全従業員がレジを打てるようにと教育する店も珍しくありません。

スーパーではグロッサリー部門(品出し)に入ったら、レジも兼任させられたという事例もよくみられます。

しかし多くの人がレジ業務に抵抗感を持っており、実際に経験者は忙しいですとか、難しくて大変とも語っています。

はたしてスーパーのレジは本当に大変なのか、体力面と精神面の両方について探っていきます。


体力面ではずっと立ちっぱなしでツラい

まず体力面では、 長時間同じ場所に立ちっぱなしになることがツラい 部分になります。

レジ担当者の場合、基本的には自分の持ち場から離れることはできません。

特別指示がないかぎり、ずっとレジに入ってお客さまが来るのを待つことになります。

ここでツラいのは、同じ場所にずっと立っていなければならないということです。

人間は一定時間以上、体を動かさないでいると苦痛を感じるようになっています。

そのため ずっと同じ場所に立っていると、そのうち倦怠感を足に感じる ようになります。

同じ立ちっぱなしでも、レジ以外の部門担当者であれば、品出しや製造などでバックヤードと売場を往復したりなど動き回ることができるため、足に倦怠感を感じることはあまりありません。

 特に立ち仕事の経験がない人にとっては、慣れるまではかなりのツラさを感じる ことでしょう。

また余談ですがレジ業務で紙幣をよく触るようになると、指の水分が紙幣に奪われることによって、あかぎれができるようになります。

あかぎれができると日常生活でも不便を感じるので、日頃からハンドクリームを塗るなどケアすることをおすすめします。

精神面では、お客さまへの応対やレジ操作が難しくツラい

レジ部門は、正直体力面よりも精神面の負担が大きくかかります。

その理由としては、以下にあげる5つの要因が関係しています。

どんなことでも愛想よく応対しなければならない

レジ部門で仕事をするにあたって、お客さまへの応対は避けられない問題となります。

なぜなら、 お客さまはレジ担当者の接客を重要視している からです。

笑顔でお客さまに接客するレジ従業員笑顔で接客されて嫌な気分になる人はいない

ちまたではその店の印象をレジ担当者が決めてしまうとも言われているほどで、最後に通ったレジ担当者の印象が悪ければ、その店への評価は悪くなってしまうというわけです。

そのため、 レジ担当者にはまず第一に愛想のよさが求められ、どんなときも笑顔でいなければなりません 

体調が悪いときは表情が険しくなってしまいがちですが、お客さまには関係ないので、我慢して笑っていなければなりません。

理不尽なクレームにも耐えなければならない

さらにお客さまは商品の場所や味についてなど、さまざまな事柄をレジ担当者に尋ねてきます。

たとえ自分が知らないことだったとしても、知りませんとは簡単に言えず、慎重に言葉を選ばなければいけません。

 特にクレームを言われたときは、難しい対応をせまられる ことになります。

その内容は商品の傷みや値引きし忘れなど、こちらに過失がある内容が多いのですが、なかには商品の扱い方についてや言葉遣いなど、半ばいちゃもんに近い内容を言われることも…。

原因がなんであれ、お客さまからのクレームに対してはひたすら謝るしかなく、場合によっては一方的に罵声を浴びせられることもあります。

つまり お客さまからのクレームは、どんなに理不尽なことであっても耐え続けなければならない のです。

こうしてお客さまからのクレームによって、接客することがトラウマとなってしまった人も数多く存在します。

お金の取り扱いに神経を使わなければならない

レジ業務を嫌がる人はよく、金銭を扱ってミスをしたら怖いからと言います。

注意されてしまう二人組違算が出たレジに入った人は連帯責任になるかも

たしかに お金に関することはちょっとした間違いであっても、お客さまからクレームを入れられたり、店側から追求されたりします 

また違算を出すと計算が合うまで帰れなかったり、始末書を書かなければならなくなることもあります。

そして何度も始末書レベルのミスをしていると、最悪はクビになってしまうかもしれません。

ちなみに違算の主な原因は0のケタ数を間違えて入力していた、紙幣がくっついていて元の金額より多く(少なく)入れてしまったなどが挙げられます。

これらはキー操作ミスや紙幣の数え間違えによって起こった事柄になりますから、レジ担当者の過失になります。

以上のことから、 金銭の取り扱いは細心の注意を払わなければならず、かなり神経を使う ことになります。

レジ操作が複雑で覚えることが多い

いまや、お買い物のついでに公共料金の支払いができたり、キャッシュレスでカード支払いも当たり前の時代となりました。

お客さまにとっては便利な機能が増えて、喜ばしいことだと思います。

しかし レジ担当者はこれら収納代行やクレジット決済など、さまざまな機能を覚えなければならないことが、ストレスの一因になっている のです。

さらに新しい機能は次から次へと登場していきますから、その都度新しいことを覚えていかなければなりません。

レジ操作に限った話ではありませんが、 新しい物事は覚えてしまうまでが大変 なんですよね。

特に機械に疎い中高年の方は、ひとつのことを覚えるのに時間がかかりますから、その苦労はひとしおとなっています。

なおかつ、教えてもらってもなかなか覚えられない自分自身に嫌気がさすことも多いようです。

忙しいときとヒマなときの差が激しく気疲れする

レジ従業員がツラさを感じるのは、接客やレジ操作だけにとどまりません。

 忙しいときと暇なときの差が激しく気疲れすることも、またツラいもの なのです。

人間は 忙しいと当然疲れますが、ヒマなときにもヒマ疲れしてしまいます 

忙しければ疲れもさることながら、あっという間に時間が経ちますが、かたや暇なときはいつまでたっても時間が経たないように感じます。

そしてなにより、レジはヒマでも基本的に自分の持ち場を離れられませんし、お客さまが来なければ仕事になりませんから、なおさら疲れるわけです。

ただし店によっては、手がすいたときは品出しなど他の仕事をやってもらう、というところもあります。

そのようなところであれば、ヒマさを感じることもなくなるでしょう。


簡単そうにみえるレジでもいざやってみると、その負担は体力面・精神面ともに大きいのです。

実際にレジをしてはじめて、そのツラさがわかったという人も多く、なかにはメンタルが傷つき辞めてしまう人もいます。

レジはどちらかといえば精神面での負担が大きいので、メンタルが強くなければ難しいでしょうね。

優しいお客さまもいるのですが、対応が難しいクレーマーも一定数存在していますから、いつ自分がクレーマーの応対をするハメになるかもわかりません。

またお金を取り扱うわけですから、つねに緊張感を持っていなければなりません。

こうしてみると、レジは大変な部分ばかりだと感じるでしょうね。

しかしお客さまからお褒めの言葉をいただいたり、ねぎらってもらったときはやはり嬉しくなり、レジも悪くないなと思うことでしょう。

レジはお客さまと一番コミュニケーションを取ることができる場所になりますから、人と接することが好きな人なら、多少の大変さは気にならないのではないかと思います。

 


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