「バイトを始めたけれど、勤務時間を変更したい」「すでに決まってしまったシフトの勤務を変更したい」…このような悩みは、バイトをしていると必ず出てくるものです。
なかなか店に言いにくいことではありますが、勤務の変更を申し出さなければ、周囲の人に迷惑をかけることになってしまいます。
特にバイトを始めたばかりであれば、「せっかく受かったバイトなのに、ヘタなことを言ってクビになったらどうしよう…」と思って、なかなか言い出せない人も多いことでしょう。
勤務変更を申し出るにあたって気になるのは、言ったところで店は勤務変更を認めてくれるのか?また、どのように言ったらいいのだろうか?ということですよね。
とはいえ一言で勤務変更といっても、契約自体を変更する場合と勤務時間を変更したい日がある場合とでは、同じようでまったく性質が違うものです。
今回は、
- 勤務時間の契約を変更する場合
- シフトの勤務時間を変更する場合
それぞれのパターンにおいて、どのように勤務変更を店に伝えればいいのかについて紹介します。
勤務時間の契約を変更する場合
契約した勤務時間を変えたい場合は、店長に直接相談すればOK です。あなた
なかなか店長と会えないから、電話やラインで話をしたいんだけど…。
電話やラインは契約の内容を変えるという、とても重要な事柄を伝えるには向いていません。
そのため、面倒でも直接会って話をすることが大切なのです。
そして、 勤務時間を変更しなければならない理由を正直に話しましょう 。
学業や家庭の都合といった正当な理由であれば、店も納得してくれるので、何も心配することはありません。
あなた
まだバイト始めたばかりなのに、すぐに契約の変更なんて迷惑じゃないかな?
契約した時間に勤務するのが難しいなら、気にせずちゃんと言ってほしいね。休まれたり遅刻されるほうが困るから。
店長
特に学生は授業に部活、就活といろいろあるからね。勤務時間の変更くらい、あって当たり前だよ。店も対応には慣れてるから、大丈夫。
副店長
ただし店長の考えによっては、いくら正当な理由であっても、あとから契約の変更は受けつけないということもありえます。
自分はいろいろ変則な職なのですが、来月から自分の事情で勤務時間の「ちょっとした数時間繰り上げ」変更をお願いしたんですが、上にやんわりと断られました。それで少し他を探してみるかなーと思い始めて、なところで
(遅くなりましたが、あちらのミスで二重のそれなら、僕は怒鳴ると思います⚡️🐧⚡️)— まるふれく (@minist_mulfrec) 2019年6月25日
店が勤務時間の変更を認めてくれない場合は、どうやら他のバイト先を探したほうがよさそうですね。
シフトの勤務時間を変更する場合
シフトができあがったあとに勤務時間を変更したいときは、すぐに店長やチーフに伝えることが大切 です。早く連絡しなければ、どんどんシフト調整が難しくなり、他の人に大きな迷惑をかけてしまうことになってしまいます。
シフト変更で、迷惑する人もいることを忘れずに他の人にも、予定があるわけですからね。
そして万が一、他の人の都合がつかずシフト調整がうまくできなかった場合は、変更がきかず無理して出勤させられる可能性も…。
そんな最悪の事態をまぬがれるためには、自分でちゃんと代わりの人を見つけておけばいいでしょう。
代わりの人がいて、シフトに穴を開けることさえなければ、店は何も文句を言ってきません から。※代わりの人を探すことについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も見てくださいね。
ちなみに連絡手段は、電話やラインでの連絡でも問題ありません。
もしも顔を合わすことがあるならば、直接伝えたほうがよりよいですけどね。
肝心の伝え方としては、以下のようになります。
あなた
○日のシフトですが、○○のため(理由を言う)時間変更をお願いします。申し訳ありません。
ここでポイントとなるのは、理由を伝えることです。
なぜなら シフト変更はその日の勤務メンバーに影響するので、みんな理由が気になる わけです。
そのため自分から言わずとも、相手のほうから理由を聞かれると思っていてください。
シフト変更をするのなら、変更時間だけでなくて理由もちゃんと教えて欲しいわ。
いきなり、残業ライン追加されて、理由なしとか胸糞悪い。
— たお@正念場 (@taotaotaokichi) 2019年6月16日
私用(遊びに行くなど)の理由を素直に言うと、反感を買われかねないので、そこはうまくごまかしましょう。
ただし、入院する、葬式に出るなど、冗談ではすまされないような理由をつけるのはよくありません。
事実ならば問題ありませんが、嘘だった場合はいろいろな信用を失うことになってしまいますから、くれぐれも注意してください。
勤務の契約を変えるにせよ、シフトの勤務を変えるにせよ、どちらにも共通しているのは
- 変更する必要がわかった時点ですぐに言えば、周囲への影響は少ない
- 理由は必要
- 正当な理由であれば、たいがい認められる
ということになります。
「言って断られたらどうしよう」と悩んでいる時間があるなら、さっさと言ってしまったほうが、自分はもとより店のためにもなります。
実際、「言うまでは不安だったけれど、言ってみたらあっさり変更の許可がおりて拍子抜けした」という人もたくさんいるのです。
ですから、みなさんも勤務時間の変更を考えているのであれば、思い切って今すぐ店の人に相談してみましょう。