スーパーなど小売業界で役立つ、4つの資格-販売士や登録販売者-

資格を持っていると、就職や転職の際に有利となります。
非正規雇用においても資格があると一目置かれる存在となりますから、資格は持っておいて損はありません。

スーパーでも、特定の資格を持っていると優遇されることがあります。
その資格を今回は紹介します。

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S検(スーパーマーケット検定)

S検とはスーパーマーケット検定の略で、新日本スーパーマーケット協会主催の民間資格となります。
スーパーマーケット業界の中ではとても知名度があり評価される資格ですが、他業種にはいまいち知られていないのが実情です。

このS検はベーシック級(1.2級)、マネジャー級(2.3級)、バイヤー級といった階級に分かれており、自分のキャリアに応じたレベルの級を選ぶことができます。
ちなみにベーシックは一般担当者レベル、マネジャーはチーフレベル、バイヤーはバイヤーレベルに該当しています。

その他にもチェッカー技能検定(1~3級)や食品表示管理士検定(初~上級)といった検定も同協会の元で行われています。
チェッカー技能検定はチェッカーの方なら是非取っておきたい資格ですね。

衛生管理者

こちらの衛生管理者は、厚生労働省が認定する国家資格となります。
第1種と第2種がありますが、スーパーなど小売業では第2種を取っていれば十分です。

というのも第1種と第2種の違いとして、資格が効力を持つ業種に違いがあるからです。
危険な工業系や薬剤系の業種に携わるなら第1種を取得しなければなりませんが、それ以外の比較的安全な業種では第2種で対応可能となっています。
第1種は第2種をも兼ねているので業種を問わずこの先、この資格を生かしたいのなら第1種を取得するといいでしょう。

とはいえ、衛生管理者の意味すらわからない…という方が多いのではないでしょうか。
衛生管理者とは簡単にいうと「職場の環境を安全に保ち、危険を防止する」という職務を担っていく人物のことを指します。
そんな担当者、聞いたことないよ!と思ったかもしれませんね。
しかし、業種を問わず常時50人以上の労働者を使用している事業所において、この衛生管理者を1人以上選出しなければならないのです。
ですから50人以上の労働者が在籍している会社には、必ず衛生管理者が存在しているということになります。
※もっと小規模な事業所ですと、衛生管理者ではなく衛生推進者(安全衛生推進者)を選出することになっています※

正直なところ、衛生管理者は自ら進んで取得するというより、会社側から取得を命じられることが多い資格のようです。
取得を命じられるケースとして、会社が新しく工業や化学の分野に参入する際に、第1種衛生管理者が必要となった…などがあります。

個人的には余裕があれば、取得を考えるくらいの気持ちでいいかと思います。

販売士

別名をリテールマーケティング検定ともいい、商工会議所が実施している公的資格となります。

1~3級まであり、目安として3級は一般担当者レベル、2級はチーフレベル、1級は店長レベルとなっています。
S検のように、自分のキャリアに応じたレベルの級を選んで受験することになります。

小売業界では、昇進や昇給の際に販売士(多くの場合2級以上)を持っていると優遇されることがあります。
では3級を取る意味はないのかというと、そうでもありません。
3級といえども、小売業に携わる人間なら知っておくべき知識をしっかり学んでおかなければ合格できません。
そして、のちのち「勉強しておいてよかった」と役に立つ機会があるはずですから、勉強しておいて損はありません。

登録販売者

登録販売者は、第2類・第3類医薬品を販売することができる国家資格です。
”販売者”となっていますが、区分上は医療関係者となります。
※ちなみに、第1類医薬品の販売は薬剤師に限られています※

つまり、第2類第3類医薬品を扱う店は登録販売者を在籍させる必要があります(第1類医薬品も扱うなら薬剤師)
登録販売者が不在の店では医薬品を扱うことはできません。

今やコンビニやスーパーとドラッグストアが合体したような店も多く存在していますが、このような形態の店では必ず登録販売者が存在しています。
登録販売者は需要が高いので、一度資格を取ってしまえば引く手あまたとなります。
待遇も一般よりもよいことが多く(時給が高いなど)、積極的に取得を狙いたい資格といえるでしょう。


登録販売者といった有名な資格から、S検といったマイナーな資格まで、4つの資格を紹介しました。
スーパー以外の様々な業種でも活躍できる資格もありますし、この機会に資格を取ってスキルアップするのもいいかもしれません。

気になった資格がありましたら、是非挑戦してみてくださいね。

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