バイト先の嫌い/苦手な人と、どう付き合う?-接触を減らして普通に-

焦る女性

バイト先の人嫌い/苦手な人間との付き合い方について困っている…そんな方も多いのではないでしょうか。

なるべく波風立てずにうまくやり過ごしたいところですが、なかなか難しいですよね。

しかも一方的に嫌われている場合、こちらも嫌ってしまえばいいのでしょうけれど、それもなんだか大人気ない気がしますね。

では一体、嫌い/苦手な人とどう接していけばいいのかについて、今回は見ていくことにします。


相手と接触する頻度を減らす

まず、できる限り相手と顔を合わせる機会自体を減らせないかを考えましょう。

接触しなければ、必然的に相手のことも気にならなくなっていきます。

また相手から嫌われている場合は、相手もあなたに執着しなくなっていきますから、 お互いにとって顔を合わせないのが一番の最善策 なのです。

シフトが被らないようにする

 相手と顔を合わさないようにする手っ取り早い方法は、シフトが被らないようにすること です。

言いにくいかもしれませんが、 部門チーフや店長・シフト作成者にはっきりと「〇〇さんとシフトが被らないようにしてほしい」とお願いしてみましょう 

さらに「このままだと仕事を続けていけそうにありません」とダメ押しをすれば、少しは考慮してくれるはずです。

 もしも却下されてしまった場合は、自分の出勤を削る・勤務時間を変えるなど、別の方法でシフトが被らないようにしていく しかありません。

それもどのみち、チーフなど関係者には話をしなければなりませんが…。

ちなみに「人手不足で出勤を削られるのは困る」ということで、最終的にはシフト調整に応じてくれるケースもあります。

シフトを調節する以外にも、こんな方法もあり!

嫌な相手と顔を合わさないようにする方法は、シフト調節以外にもいろいろあります。

今まで着替えるために更衣室で顔を合わせていたのなら、自分はあらかじめ着替えてくる・トイレなど他の場所で着替えるようにしてみましょう。

このように更衣室には立ち寄らなくてもいいようにすれば、顔を合わせる頻度が少しではありますが減ることになります。

荷物を置くために更衣室のロッカーを使用しているのならば、作業場に直接荷物を持ち込むようにする・最小限の荷物だけ身に着けておくようにする、という形を取れば解決です。

その他 休憩が一緒になってしまうのなら、休憩時間をずらす・休憩場所を変えるなどといった対策を取るのも一つの手 ですよ。

 

極力普通に接することが大切

どれだけ顔を合わせないように気をつけていても、どうしても嫌い/苦手な人と一緒に仕事をしなければならないこともあります。

そんな状況になってしまった時は、 あえてこちらが嫌っている・避けているということを極力隠して、普通に接しましょう 

特定の人間に嫌いな態度を出してしまうと、周囲から嫌われる

しかしなぜ、あからさまな態度を出してはいけないのか?と思いますよね。

 周囲の人には、あなたが相手を嫌っていることを知っている・いないに関わらず「あの人(あなた)は〇〇さんには冷たい態度をしている」という事実だけが残ります 

そして、 相手が周囲に「最近あの人(あなた)が私に対して冷たい、嫌われてるのかも」だなんて言ってしまうと、逆にあなたが悪者になってしまいます 

こうして、最悪の場合いつの間にかあなたの方が周りから嫌われていた…ということにもなりかねません。

たとえ相手があなたを嫌っていたとしても、耐えよう

注意しなければならないのは、相手もあなたを嫌っている場合。

「相手も態度に出してきてるんだから、自分も態度に出していいよね?」と思われるかもしれません。

しかし待ってください。

この場合、特にこちらは普通に接した方がいいのです。

 相手が冷たい態度をあなたにしていてあなたも同じことをする、その場合でも結果として、結局あなたが周囲から嫌われることになります 

 相手はあなたが冷たくしてきたのをこれ見よがしに、周囲をコントロールしてあなたを悪者に仕立てあげていきます 

我慢して大人の対応をしていれば、周囲は味方についてくれる

たとえ 相手がいくらあなたを嫌っていたとしても、あえて普通に接していれば周囲の人たちは逆にあなたの味方になってくれます 

これは特定の人間に嫌いな態度を出してしまうと、周囲から嫌われるということの逆バージョンとなり、 あなたに冷たくしている相手の方が、周囲から勝手に嫌われていく というわけです。

必ず周りの人たちはあなたのことを見ていますから、いざというときにはあなたを守ってくれるはずです。

そもそも、 一方的に相手に対して冷たい態度を取る人間のことをよく思う人間はいません 

「この人は嫌いな人間にこんな態度を取る人なんだ」と内心引いた目で見ているものです。

一度そう思ってしまったら「どんなに仕事ができようが、愛想がよかろうが、人間性は最低なんだ」とイメージダウンとなるのです。

究極は、相手を辞めさせる方向に持っていく

しかし、自分ばかりが気を使って肩身の狭い思いをするのは、やはり嫌な気分になりますよね。

 相手が辞めてくれればいいだけの話なのに…と思うところですが、さすがに店側もなかなかクビを切ることはしません 

それもそのはず、従業員を正当な理由もなくクビにした場合は不当解雇となり、従業員側から訴えられる可能性も出てくるからです。

なのでクビにすることは非常に難しいのですが、相手が自主的に辞める、自主退職という形を取ってもらう分に問題ありません。

そのため、 相手をどうやって辞めさせる方向に持っていくかについて考える ことになります。

その方法は…また今度の記事にてお伝えする予定ですので、気長にお待ちください。


まずは嫌いな人・苦手な人とはまず顔を合わせないように対策をして、そのうえでもし顔を合わせた場合は極めて普通の対応をする、ということが大切です。

どんなに嫌いでも、極力無視はしないようにしましょう。

相手を無視する行為は、実は当事者よりも意外と周囲の人たちのほうが迷惑するものなんです。

とはいえ私も長年、嫌いなおばさんと仕事をしてきたので、このページをご覧になられている皆さんの気持ちはよくわかります。

もちろんシフト調節のお願いもしましたし、更衣室にも行かなくなりました。

それでも我慢しきれませんでしたが、あるきっかけでその人が辞めてくれたので、今ではとても楽しく仕事をしています。

こんなことあまり嬉し気に書かない方がいいのでしょうけど、皆さんにもこんなことがありうるよ、という意味で書いています。

何か1つでも参考にしていただければ、幸いです。


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