他店への応援、その理由や注意点-嫌なら、早めに断ろう-

スーパーに限らずサービス業であれば、他店舗へ応援に行かなければならないことがしばしばあります。

しかし他店舗へ応援に行った経験がある、という人はなかなかいないものです。

珍しい経験でもある他店舗への応援ですが、どうしたらいいのか不安になる方も多いようです。

ここでは、応援に行く理由や注意点、応援を頼まれる人の特徴についてを紹介します。

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応援に行くように指名される人の特徴

正直、応援に行くように頼まれて嬉しい、という人はいないのではないでしょうか。

もちろん他店は自店とは勝手が違いますし、しかも知り合いもいない場合もあります。

そのため、何かとやりにくさを感じるものです。

そんなわけで敬遠されがちな他店舗への応援ですが、一体どんな人が選ばれるかを私の経験上から述べますと、 仕事ができない人とできる人の両極端 にある傾向でした。

仕事ができない人は、具体的には我が強く協調性に問題があったり、戦力として見られていないような人たち。

一方仕事ができる人は、どんなときでも適応能力が高く、まじめな性格である人たちが多かったです。

しかし 使える人間だから応援に出すのか、使えない人間だからなのかは、その店の内情やその時の状況によって違う ので、一概には言えません。

ただ、本人はわからずとも周囲の人はなんとなく感づいていることが多々あります。

他店から応援がかかる理由

他の店舗から応援要請がくる理由として、以下の2つのことが考えられます。

ひとつは 人手不足でシフトが回らないため応援を呼んで、なんとかしのぐ というパターン。

シフトをギリギリの人数で回していると、たった1人でも従業員が辞める・休養などで不足してしまうと、仕事が遂行できなくなってしまいます。

特にバイトやパートよりも社員の人数が適正数を下回った場合は、店にとって深刻な状況といえるでしょう。

もうひとつは 新規オープン・リニューアルオープンなどのイベント時に備えて人員を増やす というパターン。

このようなイベント時には、多くのお客様の来店が見込まれます。

そのため、店側は商品の製造量を増やしたり発注量を増やしたりして、お客様を迎える準備をします。

つまり普段の従業員の数では追いつかない作業量となるため、応援の人たちに手伝ってもらわないとキャパオーバーとなってしまうのです。

応援が呼ばれる期間は、理由によって異なる

では、応援が一体どれくらいの期間呼ばれるのかといいますと、上記の理由のどちらかによって変わってきます。

人手不足の場合

 人手不足による場合は、はっきりいって未定 です。

それもそのはず、新しい人員が入るまで応援に来てもらわないと困るからです。

まず求人募集などかけて、しばらくは新しい人員が入ってくるかどうか様子を見ますが、人員の補充ができないと判断することもあります。

いずれにせよ、 人員の手配ができそうか・無理そうかの判断を人事部で行ったところで応援が終了 となります。

ちなみに新しい人員が用意できない場合、応援に行っていた人間がそのままその店に正式配属となることがよくあります。

イベント時の場合

次に イベント時の応援要員として呼ばれた場合は、最短でイベント当日、長くても準備期間も含めて2~3日 というところでしょうか。

こちらは明確に期間が決まっていることが多いので、応援に行くのが嫌でも割り切っていくことができるでしょう。

他店舗に応援に行く時の注意点

いざ応援に行く際にどういった点に気をつければいいのか、不安に感じる方も多いかと思います。

まず、 応援に行く店舗の場所をしっかりチェック しましょう。

今までにも行ったことがあるならともかく、一度も行ったことがない・店の存在すら知らないというのなら、ぜひ一度下見に行きましょう。

その際、 バックヤードや従業員出入り口の場所も確認 しておきたいところです。

そして応援に行く当日は、 勤務開始時刻よりも少し早めに到着するように しましょう。

上記で述べたバックヤードや従業員出入り口の場所を確認できていない場合は、まずどこから入ればいいのか、探すところから始まります。

中に入っても、タイムカードを押す場所や更衣室の場所なども確認しなければならず、時間ぎりぎりに到着していては、間に合わないかもしれません。

普段当たり前にしている作業全てにおいて勝手が違うため、いつもよりも時間がかかってしまうのは当然のことなのです。

仕事に入る際は 自分が担当する部門の方たちに「応援で来ました〇〇です。よろしくお願いします」としっかり挨拶をしましょう 

たとえ自店でどんなにスキルや人望があったとしても、他店では新人同然の存在とみなされてしまいます。

応援先では勝手がわからず、いろいろなことを質問する立場となりますから、あえて下手に出て好印象を与えておく必要があります。

そして作業中に わからないことがあったら、すぐに周囲の人に聞きましょう 

作業の段取りや作業の仕方も、店が違うと全然違っていたりするので、不安な時は必ず確認するといいですよ。

応援に行きたくないなら、早めに断って

私の周囲で応援に行かされていた人たち(正社員)は、「何度も応援に行かされるのは、嫌だ」とみんな口を揃えて言っていました。

「どうして自分ばかりが行かなきゃならないんだ」と不満を感じたり、「自分は応援ばかり、都合よく使われているんだ」と、会社に振り回されることに嫌気がさしたからだそうです。

そして、会社だけでなく仕事自体が嫌になってしまって退職した方もいます。

この方たちは、どうやらなかなか上司に応援が嫌だという意思を伝えられなかったようです。

正社員なので、無下に断れないと思っていたのかもしれません。

確かに正社員はある程度の手当もついていますから、応援も業務の一つとして当たり前という部分も無きにしもあらずです。

しかしこれがバイトやパートだったら、施される手当なんてたかがしれています。

応援に行くための交通費や時間を、ちゃんと保証してくれるかどうかもわかりません。

万が一 バイトやパートの立場で応援を頼まれて嫌だと思ったら、正直に店長や人事部の方にできるだけ早く断りを入れましょう 

早ければ早いほど、次の人選を人事部のほうで考えることができますから、あなたは何も気にする必要はありません。

 やむを得ず応援を引き受ける場合は、交通費や勤務時間の計算がどうなるのかをしっかり確認しましょう 

その際に納得できない部分が出てきた場合は、遠慮なく断っても構わないと私は思います。

一度OKしてしまうと、その後都合よく使われるようになってしまうかもしれませんから…。

ここまで記事を読んで、応援へ行くことにあまりいい印象を抱かなかった方もいるかもしれませんが、考え方によってはいい経験だと捉えることもできます。

たとえば、応援に行くことによって普段見ることのできない他店の裏側を見ることができたり、人脈が広がったりという可能性があります。

その一方で何もわからず知らない店に放り出されるわけですから、その不安とストレスは計り知れません。

応援を頼まれたら、自分にとって行く・行かないどちらがいいのか…じっくり考えてみて下さいね。

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