女性が多い職場での悩みは、ずばり人間関係です。
なかでも、お局さまの存在とその対処には手を焼いている方も多いことでしょう。
お局さまはどこの職場にもいますが、いずれもツワモノばかりで対処が難しいんですよね。
しかし、なるべく角が絶たないようにうまく対処をしていかなければ、こちらの身ももちません。
もしもお局さまを怒らせてしまったら、仕事もやりづらくなってしまう可能性もあります。
とはいえ、職場ではなるべくトラブルを避けたいところですよね。
そこでお局さまにありがちな特徴とその対処法を、管理人の実体験にもとづいて紹介します。
対処法さえわかれば、もう職場の面倒なお局さまも怖くなくなりますよ。
威圧的な態度でエラそうに命令する
お局さまは、よく威圧的な態度でエラそうに命令してきます 。場合によっては、お局さまには関係のないことにも口出ししてきたりもするんですよね。
ここでなぜ同じパートという立場なのに、一方的に命令されなければならないの?と不満に感じている人も多いようです。
たしかにお局さまのほうが職場では先輩ですが、だからといって威圧的な態度を取られる筋合いはありません。
しかも、こちらがちょっとでも口答えしようものなら逆切れまでするのですから、もう呆れたものですよ。
つまり お局さまは、自分の方が立場が上だということを誇示したいがために威圧的な態度を取ってくる わけです。
どこの職場でもお局様っているよね、別に嫌いって訳じゃないけど、なんだろう、、あの凄まじい威圧感。ものすごい剣幕で話し出すし私に従いなさいオーラが半端ない。。人権奪われそうになる。。
— ☾マリア☾ (@LiNK___Ma) 2019年9月21日
いくらこちらが正論を言っていたとしても、お局さまからすれば「この私に歯向かう無礼者」といった認識でしかなく、火に油を注ぐ結果となってしまいます。
正直、エラそうに命令されて素直に従いたくはないでしょう。
しかし、ここでぐっと我慢して言うことを聞いておけば、面倒なお局さまを味方につけることができるかもしれません。
むしろお局さまを頼って、うまく利用しちゃいましょう。
このような独裁的な人は、言い換えるとリーダーシップを取りたがる人とも言えます。
ですからお局さまを頼って利用すれば、お互いに気持ちいい思いをするwin-winの関係になれるのです。
お局さまに頼るのが嫌なら、自分がお局さまより上の立場になってしまう ことですね。とはいえ一朝一夕ではなしえないことなので非現実的ですし、長期的な目で見た場合の対処法になってしまいますね。
最後に「お局さまにすり寄るのは嫌だけど、今すぐに上の立場にもなれないし、どうしたらいいの?」というあなたへの対処法を教えます。
その対処法は シンプルに一度、本気で怒ってみる ということになります。
そうすれば、お局さまには驚きとある種の怖さを感じさせることができるでしょう。
もしかしたらお局さまはあなたのことを軽く見ているがゆえに、威圧的な態度で接してきているのかもしれませんから。
いつもおとなしく見られている人ほど、この対処法の効果は絶大ですよ。
それでも効果がないようなら、お局さまよりもさらに上司の方に相談しましょう。
お局さまは男性や上司には弱いので、あっさり黙らせることができるはずです。
男性にすり寄る
同性や立場が弱い部下にうるさいお局さま。
しかし、そんなお局さまも男性の前ではおとなしくなってしまうのです。
気が強そうに見えるお局さまも、結局は自分よりも力や権力が強い人に対して、何も言えないわけなんですね。
わかりやすいほど、男性の前で急に態度が変わるむしろ 男性にすり寄って、自分の味方になってもらおうと考えている といったほうが正しいかもしれません。
特に上司に対してのアピールが強く、なんとしてでも取り入れたいというのがミエミエです。
こちらからすれば気持ち悪いかぎりですが、狙った男性に接するときには「女」を全面に出して、落とそうとしているのです。
女性から寄ってこられて、嫌な気持ちになる男性はほとんどいないでしょう。
しかも、色気を振りまかれたらなおさら。
実際、お局さまに懐柔されてしまった男性も多く、お局さまと一緒になって責めてくることもあります。
場合によっては、お局さまと社長など役職がある人が不倫していたりもしますね。
そうなってしまうと、職場でお局さまが好き勝手しても、誰も咎められないという状況になってしまいます。
このような 男性にすり寄るお局さまへの対処法は、こちらも男性を味方につけておくこと にかぎります。
男性を味方につけたお局さまに自分ひとりで対抗しても、勝ち目は薄いのが正直なところですからね。
それだけ、職場における男性の力は強いんですよ。
ですから、こちらもやはり男性を味方につけて対抗しなければ、まともな勝負にはなりません。
できればお局さまについている男性よりも、職位が上の人を味方につけるといいですね。
さらに味方をしてくれる人は多ければ多いほど有利に戦えますから、できるだけ多くの男性に味方になってもらいましょう。
なんだか男性にコビを売るみたいで嫌な人もいるかもしれませんが、これもひとつの対抗策です。
どうしても女性だけで解決できない問題に対しては、男性の協力を得るのも大切なことなんですよ。
嫌味やマウンティングをしてくる
嫌味やマウンティングは、お局さまの十八番 となっています。 お局さまはつねに人のあら探しをして、とにかく相手に言わないと気がすまない性分 なのです。わが部署のお局様。いつも人の失敗を見つけてはネチネチと嫌味をぶつけてくる。 それも大きな声でわざと他の社員に聞こえるように!本当に腹が立つ~ そんな性格だから顔がゆがんじゃうんですよ!
— 仕事が辛い・辞めたいと感じたら。 (@jobtukareta) 2019年9月15日
そして嫌味やマウンティングをしている自分に酔いしれるのですから、手におえません。
つまり、お局さまが嫌味やマウンティングをしているときは、彼女が優越感に浸れる至福の時間というわけです。
やたら威圧的な態度を取ったりするのも、同じ原理となっています。
対処法は、ふたつあります。
まずひとつ目は、 受け流してしまう こと。
何を言われても、「人は人、自分は自分」という気持ちでスルーすればいいのです。
悔しがったり、ムキになって反抗してしまえば、お局さまの思うツボとなってしまいます。
あえてお局さまの挑発を無視することで、同じ土俵に立つことを避ける意味合いもあります。
ムカつくかもしれませんが、心の中では何を思っても自由です。
あくまで、お局さまにイライラを悟られないように隠し通しましょう。
そしてふたつ目は、 お局さまを思い切り持ち上げる こと。
このように嫌味やマウンティングをする人たちは自己肯定感が低く、自分に自信が持てない人が多いのです。
そのため、本当は誰かにほめてもらいたかったり、話を聞いてもらいたいと思っています。
ですからとにかくほめたり、興味深そうに話を聞いてあげることが、相手にとって喜ばれることになります。
ちょっとほめてあげれば、あれだけ憎らしかったお局さまも、手のひらを返して頼もしい存在になってくれるかもしれませんよ。
自分の考え・価値観を他人に押し付ける
お局さまはつねに自分の考えが正しいと思っているため、自分の考えや価値観を他人に押し付ける一面があります 。人はそれぞれ、考えや価値観が違っていて当然です。
それなのにお局さまは他人の考えや価値観を理解しようとせず、自分の考えや価値観に相手が合わせるように強要するから面倒なんですよね。
だからこそ威圧的な態度を取ったり、嫌味やマウンティングをしかけてくるわけなんですけどね。
「この人とは分かりあえない」と割り切って、ドライな付き合いをしていくほかにありません。
あいさつをしたり、言われた仕事だけこなすなど、最低限の礼儀で接していくことに務めましょう。
逆にお局さまに自分の考えを理解してもらうよう、徹底的に話をしあうという手もあります。
もしお局さまに考えを理解してもらえたら、これ以上に喜ばしいことはないでしょう。
厄介な存在のお局さまですが、自分の理解者となってくれれば向かうところ敵なしです。
プライベートにまで干渉してくる
お局さまは、周囲の人たちのことはなんでも知っておきたいと考えています 。 お局さまには余計なことは言わないようにしようそのため、プライベートにまで干渉してくることがよくあります。
相手の個人情報を聞き出しマウンティングしたり、他の人に言いふらしたりすることで、自分がすべてを掌握しているような優越感を感じるのです。
とはいえこちらとしては、職場の人にプライベートなことを知られたくはないですよね…。
給与などお金の話なら「人並みですよ」、結婚や出産の話は「そのうちに…」、学歴は「たいしたところじゃないです」などと、具体的な数値や名前を出さないようにしましょう。
ただし上手くかわしたとしても、お局さまはたびたび同じ話題をぶり返してきますから、その都度かわし続けましょう。
そうして話に踏み込まれないようにしていくと、そのうちお局さまも諦めて追求してこなくなります。
話をかわすことが面倒に感じるなら、逆にお局さまへ質問返しをするといいでしょう 。彼女たちは自己顕示欲が強いので、人から興味を持ってもらえることが嬉しいのです。
そのため質問返しをして相手にしゃべらせることで、お局さまに満足感を与えることができます。
そもそも職場の人と話をするのは、仕事に関することだけでまったく問題ありません。
個人的な話は本当に仲良く付き合っていきたいと思う人以外、しゃべらないほうが身のためですよ。
何も教えてくれないくせして、ミスすると責める
お局さまの基準はすべて自分自身となっており、自分ができることは他の人もできて当然だと思っているのです 。ゆえにお局さまにわからないことを質問しても、逆に「こんなこともわからないの?」「なんでできないの?」などと責め立て、ろくに教えてはくれません。
または、「前にも教えたよね?」などと嫌味をかましてくるか…。
いずれにせよ、気分良く対応してくれることはありません。
このように何も教えてくれないわけですから、ときにはミスをしてしまうこともあって当然です。
しかし、ミスをしてしまうとここぞとばかりにお局さまは責め立ててきます。
ろくに教えてくれないほうに落ち度があるのに、他人のせいにして責めるわけですからタチが悪いもんです。
職場にすげーデブのお局様いるんだけど、まじで嫌な奴すぎるから前いた事務の方辞めたんだなって思った
具体的に言うと、自分の仕事を取られたくないから丁寧に教えないし間違えたら私がいないとダメねとか言うんだよね— さかな (@fancoil4423) 2019年9月22日
こちらはまるで、ストレス解消のためのサンドバッグにさせられているような気持ちになります。
このような、何も教えてくれないくせしてミスすると責める人って扱いが難しいんですよね。
こういうタイプの人には、とにかく難癖をつけて相手が困っている姿を見て楽しむという一面があります。
要するに、意地悪なんです。
このような 意地悪な人へのベストな対処法は関わらないこと ですが、職場だとそれも難しいところですよね。
現実的に考えるなら、 周囲の人に根回しをすること につきます。
具体的にはできる限り多くの人に、お局さまに問題があるということを理解してもらうのです。
もしかしたら、自分の他にもお局さまに不満を持っている人がいるかもしれません。
大人数で対抗していけば、いくらお局さまでもその驚異には立ち向かえなくなるはずです。
特におすすめなのは、お局さまよりも上司にあたる立場の男性に相談をすることです。
お局さまは男性には弱く、なにも言えなくなってしまいますから、この効果は抜群ですよ。
裏表が激しく、悪口を言う
お局さまのよくある特徴のひとつに、裏表が激しく人の悪口ばかり言う、ということがあげられます 。基本的に女性の人間関係は難しいものですが、お局さまがそのなかに入ると、さらに複雑なものになるのです。
お局さまは自分が一番でないと気がすまない性分ですから、表面上は仲良くしていたとしても、内心はどう思っているかわかりません。
だからこそ、嫌味やマウンティングを当たり前にしてくるわけなんですけどね。
そして自分の気に入らない人間のことは、裏でさんざん悪口を言ってこき下ろすのです。
そんなお局さまの性格は、女性の嫌なところが全面に出ているといっても過言ではありません。
会話は連絡事項など必要なものにとどめて、きちんと仕事をこなしていれば、会社としては十分なのです。
お局さまにかぎらず、そもそも職場の人間との付き合いは距離を置くのがベターです。
また、他人のことを信用も期待もしないことも大切です。
悪口を言われるなど、嫌われてショックを受けるのは、ある意味相手に信用や期待をしているからなんです。
つまり他人を信用も期待もしなければ、自分が傷つくこともなくなります。
いうなれば他人の本心なんて誰にもわかりませんから、自分が相手から好かれてるのか嫌われてるのかなんてことは、気にするだけムダなんです。
他人には厳しく、自分には甘い
自分のことは棚に上げて他人に指摘するのが得意 お局さまの特徴を一言で表すなら、他人に厳しく自分には甘い ということになります。もっと簡単な言葉を使うなら、お局さまは自己中といえるでしょう。
だからこそ何も教えてくれないくせして、間違えると怒るということが起こるのです。
他人のミスはネチネチ責めるわりには、いざ自分が責められる立場になるとめっぽう弱くなってしまうのも特徴です。
つまり、お局さまは精神がまだまだ未熟で幼稚なんですよ。
そもそも精神年齢が子どものお局さまと大人である自分を、同じ土俵で考えることがまず間違っているのです。
ですから 幼稚なお局さまのことは、こちらが大人になってスルーするのが一番です 。
お局さまを意識してしまうと、その時点で自分も同じレベルの人間となってしまいますからね。
同じ職場ですとどうしても意識しがちですが、その意識をなるべく他のことに向けるようにしましょう。
それが難しいなら、思いきりストレス発散をするにかぎります。
管理人
twitterやブログなどで、グチを吐き出すのもいいストレス発散になりますよ。私もムカついたときは、誰にも教えていない秘密のブログにグチを書いています。あとで見返すと結構おもしろいですよ。
自分の気持ちの持ちようで、案外どうとでもなるものですよ。
お局さまにありがちな特徴をいくつかあげてみましたが、どれも自己中さが表れているといえますね。
精神的に未熟で幼稚だから、自己中になってしまうわけなんですが、この性根の部分を改善しない限り、いつまでもお局さまは変わりません。
しかし、いい年した大人の性格を変えることはほぼ不可能です。
ですから、周囲の人間がうまく距離を取って付き合っていくしか対処法はありません。
またお局さまの面倒なところといえば、幼稚なわりに狡猾さも兼ね備えているところでしょう。
上司を取り込んで、誰も口出しできない環境を作っているため、こちらが正攻法でせめても返り討ちにあってしまうのです。
そんなやっかいなお局さまに対抗するには、こちらも周囲の人を味方をつけていくことが必要となります。
いっそのこと、お局さまに取り入る側になってしまうという手もありますが…。
つまりお局さまに対しての選択肢としては、以下の3つとなります。
- 距離を取ってうまく付き合う
- 周囲の人を味方につけて、対抗する
- 逆にお局さまに取り入って、味方につける
個人的に実践しているのは、距離を取りつつも、たまにお局さまにすり寄って味方になってもらう感じですね。
よほどのことがなければ、敵には回さないほうがいいと思っています。
お局さまが周囲に与える影響はかなり大きいため、敵に回すとどんなしっぺ返しを食らうかわかりませんよ。
こちらの記事もお見逃しなく!