スーパーのバイトに向いてる人・向いてない人の特徴を紹介!-興味関心が重要-

スーパーの従業員イメージ図

バイトを選ぶうえで大切なポイントは、そのバイトが自分に向いているかどうかです。

自分に向いていないバイトを選んでしまうと長続きしませんし、なにより働いていてもちっとも楽しくありません。

実際、バイトを辞める理由として「自分に向いていないから」とする人は珍しくないのです。

せっかくバイトをするなら、ちゃんと自分に向いているバイトを選んで、楽しく働くほうがいいですよね。

スーパーのバイトでしたら、向いてる人は何十年も続きますが、向いてない人は数日で辞めてしまいます。

そんな向き不向きがきっぱり分かれるスーパーでのバイト。

あなたは果たしてスーパーのバイトに向いてる人か、それとも向いてない人か、この機会にチェックしておきましょう。


スーパーのバイトに向いている人の特徴

スーパーで長くバイトを続けている、いわば向いている人には共通の特徴があります。

なかでもメンタルが強かったり、人と接することが好きだったりという特徴を持った人が、スーパーのバイトでは特に多く見られます。

それでは、さまざまな視点から見た、スーパーのバイトに向いている人の特徴を紹介します。

年上の人とも仲良くなれる

スーパーでは、若年層よりも中高年層が多く働いています。

これを言い換えると、 自分よりも年下である人よりも、年上の人がいる割合のほうが高い ことが表されます。

10~20代の方にとっては、自分の親や祖父母と変わらない年代の人と一緒に仕事をすることになります。

高齢の男女おじいちゃんおばあちゃん世代も働いている

スーパーは非常に人間関係が重視される職場ですから、どれほど一緒に働く人と仲良くできるかがカギとなります。

このことを踏まえると スーパーでのバイトに向いてる人は、年上の人と仲良くなって可愛がられるような性格の人 だといえるでしょう。

年上と接するのが苦手な人は、なかなか年上の人たちの輪に入って行けず苦労するでしょうね…。

人と接することが好き

 人と接することが好きな人にこそ、スーパーのバイトが向いている といえるでしょう。

というのも、スーパーで働くとお客さま・他の従業員・業者の人などと関わりを持つことになるからです。

 年代や性別を問わず、さまざまな人と触れ合える わけですから、人と接することが好きな人にとってスーパーは適所だと思います。

特に年上の人にも苦手意識がなく、スムーズにコミュニケーションが取れる人にはおすすめのバイト先だといえますね。

小売業に興味がある

スーパーでのお仕事を一言で表すと、商品を仕入れて売るということになります。

さまざまな部門から成り立っているスーパーですが、どの部門もお客さまに商品を購入していただくため、日頃から試行錯誤が繰り広げられています。

たとえば商品が売れるような売場を作り上げたり、売れる商品・売れない商品の目利きをしたりなど。

生鮮部門では盛り付け方や容器に至るまで、細かい部分にまで手間をかけて商品を加工・製造しています。

このような苦労を経て、実際に商品が売れたときにはその喜びもひとしおです。

場合によっては、お客さまから商品について尋ねられることもあります。

「この商品はどう調理するの?」「この商品とあの商品の違いって何?」などなど…。

そしてみずからの商品知識や経験を活かしてアドバイスし、そのうえでお買い上げにつながったとき、販売員として最大のうれしさや楽しさを感じる瞬間となります。

以上のように、 スーパーでは各部門でのお仕事を通して、物を仕入れて販売する楽しさを感じることができる わけなんです。

 販売、特に小売のお仕事に興味がある人には、スーパーのバイトは販売の勉強をするいい機会になりますから、向いている といえるでしょう。

食べることが好き/食に興味関心がある

自分がその仕事に向いてるのか、向いていないのかを決める指標として、「自分が興味を持てることかどうか」ということが挙げられます。

興味がない分野の仕事をしていても楽しくないですし、モチベーションも上がりませんからね。

 スーパーの場合でしたら食料品を取り扱っていますから、食べることが好きだったり、食に興味関心がある人が向いている 、といえるでしょう。

品出しイメージ図さまざまな食品に触れることができ、知見も広がる

話題の新商品をいち早く知ることができたり、試食する機会もあったりしますからね。

実際スーパーには、スイーツ好きな人や料理が趣味だという人も多く働いていたりします。

 好きな食べ物に囲まれて仕事をしたいという人には、スーパーでのバイトは超おすすめ ですよ。

avatar

管理人

ちょっと珍しい視点からですと、調理師免許を取るための踏み台としてスーパーで働いている人も。食にまつわる動機であることには違いないですね。

スーパーのバイトに向いてない人の特徴

スーパーのバイトに向いている人もいれば、残念ながら向いていない人もいます。

ここからはスーパーのバイトに向いていない人の特徴をみていきましょう。

「言われてみれば確かにそうかも」と思えること、請け合いです。

計算が苦手

スーパーでは数字に触れる機会が多くなります。

発注や伝票処理、値引きや売価の設定などのさい、計算をして数値を求める必要があるからです。

たとえば「定価○○円の商品の20%引きはいくらか」「原価○○円の商品の売価を値入30%で求めよ」といった感じですかね。

特別な関数を使うわけではないのですが、計算が苦手な人にとっては難しく感じるかもしれません。

しかし、 まったく計算ができない・計算ミスが多いとなると、業務に支障をきたしてしまいます 

また社内の昇格試験やS検など資格試験では、計算問題も含まれますから、計算が苦手であると結果的に損をすることにもつながります。

このように、 スーパーはきちんと正確に計算できるかどうかも評価されるゆえに、計算が苦手な人には不向き(というか不利) だといえるでしょう。

体が弱い

 スーパーでのお仕事は、みなさんが想像する以上に肉体労働 です。

というのも長時間立ちっぱなしですし、場合によっては10~20kg程度の重量物を運搬しなければならないからです。

参考 スーパーの品出し、体力は必要?-どれくらいの重量を持つ?-

「途中で足を休ませてほしい」「重いものは他の人に回してほしい」というようなお願いは、聞き入れてもらえないと思ってください。

一人だけに特別な配慮をしてしまうと、他の人に示しがつかなくなってしまいますから。

はっきり言って体力や腕力がない体の弱い人は、スーパーで仕事をしても長続きしません。

特に腰痛持ちの人は、状態が悪化しないようにかなり気を使いながら仕事をするはめになります。

どのみち無理して続けたとしても、大多数の人は最後には体がついていけずに辞めていってしまいます。

つまり残念ながら、 体が弱い人はスーパーのバイトには向いていない というわけです。

潔癖症である

スーパーの店内一見きれいに見えても、細かい部分は汚れてる

スーパーはさまざまな食材を取り扱っており、調理も行われています。

そのため、「きっとスーパーは、衛生面がしっかりしていて清潔な職場なんだろう」と思っている人もいることでしょう。

ところが、お客さまから見える部分はきれいでも、一足バックヤードに入ったら物が溢れかえっていて、害虫がうろちょろしている…というお店も少なくありません。

参考 衝撃!スーパーは汚いところだらけ!-衛生管理がずさん-
スーパーはゴキブリ天国って、本当?-バイトを辞める人も-

その汚さはきれい好きではなくとも、「ここで作った商品は口にしたくないな」と思ってしまうほど。

たとえば惣菜では、台の上に落ちたものでも揚げ直して使用したり、鮮度が劣化した野菜を使用したりということを行っているところもあります。

また清掃が行き届いていないところが多く、つねに汚れたバックヤードで仕事をせざるをえない環境でもあります。

潔癖症の方からすれば、おぞましいような光景が広がっているといえるでしょう。

しかし、いちいち汚れを気にしていては仕事にはなりません。

ですから 汚れが気になりがちな潔癖症の方には、スーパーのバイトは向いていない わけです。

衛生面を徹底的に重視している弁当工場のほうが、よっぽど清潔な環境だと思いますね。

バイト代をたくさん稼ぎたい

「たくさんバイト代を稼ぐために、スーパーでバイトしよう!」と考えている方、いませんか?

そんな方には水を差すようでも申し訳ないのですが、スーパーでバイトしたところでたいした稼ぎにはなりません。

なぜなら、 スーパーの時給は他の小売業と比較して低い からです。

なかには高時給をうたうスーパーもありますが、ほとんどのスーパーでは都道府県の最低賃金すれすれか、わずかに高い程度の時給となっています。

参考 スーパーのバイト、時給の平均はいくら?-最低賃金+50円-

バイト代を稼ぐために重要なポイントはずばり時給の高さですから、時給が低いところではいくら頑張ってもそれなりの金額しか稼げないわけで…。

そのため バイト代をたくさん稼ぎたいと考えている方には、スーパーのバイトは向いていない といえるのです。

カレンダー通りに休みがほしい

バイトの休日をカレンダー通り、土日祝にお休みがほしいという人は少なくありません。

しかし スーパーはシフト制で、カレンダー通りに休みを取ることはなかなか難しい のです。

シフトというのは簡単に言えば、それぞれメンバーの休み希望を聞いて、うまく人員を調整するスタイルの勤務形態です。

参考 バイトのシフト希望、書き方はこれで完璧!-そもそもシフト制って?-

万が一、他の人と休みの希望が被ってしまったら、相手に休みを譲ってあげなければならないこともあります。

つまり、必ずしも自分の休み希望が通るとは限らないのです。

そもそもスーパーの稼ぎ時は一般の方がお休みの土日祝となりますから、正直、 店としてはカレンダー通りに休まれると困る んですよね。

当然、土日祝といった連休も取ることはほぼ不可能だと思っていてください。

以上のことからもわかるように、 カレンダー通りに休みたいという人はスーパーのバイトには向いていません 

サービス業ではない、土日を定休日としている店でバイトすることをおすすめします。

メンタルが弱い

スーパーでバイトするにあたって、重要視されるのがメンタルの強さです。

ちょっと注意されただけですぐヘコんだり、つねに人の顔色をうかがってしまう、いわゆるメンタルが弱い人はスーパーでは長く働き続けられません。

なぜなら、 スーパーはさまざまな対人トラブルが起こりやすい 場所となっているからです。

お客さまとトラブルお客さまのなかにはクレーマーもいる

実際、従業員間での人間関係や、お客さまからのクレーム対応で悩まされている従業員も少なくありません。

スーパーのバイトに悩みはつきものですが、メンタルが弱い人と強い人にはあきらかな考え方の違いがあります。

メンタルが弱い人はいつまで経っても悩みを抱えたままで、負のループに陥りがち。

ストレスに耐えられなくなったら最後、辞めていってしまいます。

いっぽうメンタルが強い人はうまく気持ちを切り替えて、前向きに仕事を続けていきます。

トラブルがあっても、それを自身の経験値に変えることができるのです。

この考え方の違いをみても メンタルが弱い人は、スーパーのバイトに向いていない といえそうですね。


スーパーのバイトは、はっきり言って肉体的にも精神的にもキツい割に時給も低いです。

休みもなかなか取りにくいですし、待遇面だけで見るならもっといいバイトが世の中にはたくさんあります。

それでもスーパーでバイトをしている人もたくさんいますが、そのような人たちの動機はずばり「食に興味がある小売業やスーパーの仕事に興味がある人と接することが好き」ということがほとんどです。

仕事の中身が好きだから、興味があるからこそバイトを続けることができている、といってもいいでしょう。

やはり仕事は自分の好きなこと・興味のあることでなければ、モチベーションも上がりません。

このことから、スーパーのバイトに向いている人の特徴を端的に表すならば、この仕事が好きな人・興味がある人ということになりますね。

逆にスーパーのバイトに向いていない人の特徴はさまざまですが、あくまで「向いていない」というだけであって、「バイトしてはいけない」ということではありません。

店側としては仕事に向いている人に働いてほしいというよりも、仕事を真面目に楽しく一生懸命やってくれる人が働いてくれることを望んでいます。

ですから、もしも向いていない人の特徴に自分が当てはまってしまっていても、スーパーでのお仕事に興味関心があるのであれば、とりあえずチャレンジしてみるといいでしょう。

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