スーパーが人手不足になる理由は14個もあった!-待遇や環境が悪い-

多くのスーパーが持つ悩みとして、人手不足であることがあげられます。

みなさんもきっと、ご存知のことでしょう。

実際のところ、スーパーの人手不足は深刻な問題となっています。

そして、経営陣はなぜ人手不足になってしまうのか?と頭をつねに悩ませているのです。

人手不足倒産もありうるこの世の中ですから、人手不足の原因を突き止めて、改善していかなければ会社の未来も危ういものとなります。

そこで、スーパーが人手不足になる理由を調べてみたところ、なんと14個もの理由が見つかりました。

人手不足になる14個もの理由、あなたも気になりますよね?

それでは、人手不足になる理由のすべてをご覧ください。


勤務条件や待遇に関する理由

スーパーが人手不足になる大きな要因は、勤務条件・待遇がよくないからだと言われています。

具体的には土日・祝日は休みにくかったり、時給が低かったりという内容があげられます。

その他にも、勤務条件や待遇に関する理由はまだあります。

土日や祝日に休みにくい

スーパーは基本的に年中無休となっており、定休日がありません。

つまり土日や祝日も関係なく仕事をしなければならず、しかも土日はスーパーにとっての稼ぎどきとなります。

そのため スーパーに勤めると、土日や祝日は休みにくくなります 

カレンダーとペン土日や祝日に休みたいと考える人は多い

しかし 土日や祝日が休みにくいとなると、主婦や学生にとっては大きなネック となってしまいます。

その理由は主婦や学生は家庭や学校の都合が第一で、バイトは二の次になるからです。

土日や祝日は、主婦なら旦那や子どもの面倒を見なければいけませんし、学生なら部活や友だちと遊んだりと予定がびっしりで、とてもバイトをする時間などありません。

そのため家庭や自分の時間を大切にしたい主婦や学生は、土日や祝日が休みにくいスーパーは働く選択肢にはじめから入れていないのです。

スーパーの主戦力は主婦パートや学生バイトですから、主婦や学生が集まらないのは大きな痛手となります。

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管理人

店側は日・祝日は時給アップなどの対策で、少しでも人材を確保しようとしていますが、それでもなかなか人は集まらないのが現状なんですよ。

しかし、「自分は土日が休めなくても気にしない」という人もいるでしょう。

ところが、働き出した当初は気にしていなかったとしても、だんだん「やっぱり土日に休めないのはツラい」と考えるようになるものです。

特に若い人は働き先がたくさんあるため、 土日が休めないことに我慢できず辞める人も少なくありません 

連休を取りにくい

土日や祝日が休みにくいスーパーですが、連休も取りにくくなっています。

 ふだんの週末でも連休はなかなか取れませんが、GW・お盆・年末年始など長期連休のときでも連休を取ることは難しい のです。

長期連休中は実家に帰省したり、旅行したりなど、どうしても連休が必要となる機会が増えますよね。

スーパーはこのような長期連休中が稼ぎどきで忙しくなりますから、連休どころか休みを取ることも難しくなります。

連休が取れないとなると、実家に帰省したり旅行することもできなくなってしまいます。

つまり連休が取れないことは、かなりの自由が制限されるといっても過言ではありません。

このことから 家庭や自分の時間を大切にしたい主婦や学生からは、スーパーで働くことが敬遠されてしまう のです。

早朝からの勤務を求められる

スーパーでの仕事の多くは、早朝に集中しています。

荷物いっぱいのカゴ車早朝のスーパーは荷物が大量で大忙し!

それもそのはずで、スーパーは開店前の準備に人手が必要となるからです。

9時開店の店を例にあげるなら早くて6時、遅くとも8時頃までには出勤しなければ、とても開店までに品出しを終わらせることができません。

そのため、 早朝から勤務できる人材をスーパーは求めているのですが、そんな早い時間から家をあ空けることができる人間は多くありません 

つまり、もっとも人手が必要な時間帯である早朝に働ける人が少ないため、人手不足になってしまっているというわけです。

時給が安い

スーパーの時給が安いということは、みなさんも知っていることでしょう。

同じ接客業の飲食やアパレルと比べても、スーパー(もとい小売)の時給は低くなっているのです。

特に地方では、最低賃金すれすれの時給であることも珍しくありません。

ちなみにスーパーの平均時給は最低賃金+50円ほどですから、いかに時給が安いかわかるでしょう。

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管理人

私の住む地方の場合、スーパーが時給800円~に対し、飲食・アパレルは時給900円~と、なんと100円ほど最低時給が違っています。これはかなりの差になりますね。

やはり スーパーという業種の時給が、他に比べると低い と言わざるをえないわけです。

どうせ働くなら、時給の高いところをふつうは選びますよね。

特に お金を稼ぎたいフリーターにとっては、時給が安いことが死活問題につながりますから、スーパーは敬遠されやすい わけです。

まかないなどの食事補助がない

フリーターや学生がバイトする目的のひとつに、食事補助を使って食費を浮かしたいということがあげられます。

食事補助があれば働きながらも食事がタダ、もしくは安価で取れるため、1人暮らしの方や学生にとっては大きなメリットとなります。

ところが スーパーには、まかないなどの食事補助はほとんどありません 

そのため食事は、自分で弁当を用意して持参する・店内の弁当やパンを購入する・外食するといった方法を取る必要があります。

お弁当を作るのは時間がない、面倒くさいなどでなかなか難しい人が多いことでしょう。

かといって、毎回弁当を買ったり外食していてはお金の負担がかかってきます。

このため、 稼いだお金を少しでもムダにしたくないと考える人は、食事補助のないスーパーのバイトを選ぶことがないのです 

人間関係に関する理由

勤務条件や待遇のよさも大切ですが、働くうえで人間関係も重要ですよね。

スーパーは人間関係が難しいとよく言われており、このことが人手不足の要因にも大きく関係しています。

人間関係が難しい

 スーパーは女性が多く働いているため、やはり人間関係は難しい ものとなります。

よくある悩みとしては、お局さまから嫌われている・新人でみんなから冷たくされている、などがあげられます。

女性が多い職場はグループができたり、派閥があったりしますが、スーパーも例外ではありません。

スーパーはチームワークでの作業が多いため、人間関係がうまくいかないと、仕事自体がやりづらくなってしまうんですよね。

実際にスーパーを辞める人の理由でも、人間関係と答える人は少なくありません。

このようなことから、スーパーは人間関係が難しいというイメージが一般的なものとなってしまっているといえるでしょう。

そして 「スーパー=人間関係が難しい=働きたくない」という方式によって、人手不足になってしまっている わけです。

中高年が多く、若者が少ない

 スーパーで多く働いているのは中高年の主婦で、若者の割合は少なくなっています 

若い人が少ない理由は人間関係で悩んだり勤務の条件が合わずに辞めていってしまうためです。

やはり自分の親ほどの年齢の人たちとうまくやっていくというのは、なかなか難しいわけですよ。

そもそも若い人ほど、スーパーで働くことに対してネガティブな印象を持っている人が多いんです。

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管理人

時給の低さや、将来性のなさを考えると、あえてスーパーを選ぶことはないと考えているようです。

若者が少ないことと人手不足になることは、一見すると関係のないように思えるかもしれませんね。

しかし若者が少ないということは、この先何十年後を見据えたときに、戦力になってくれる人が少ないということを意味します。

今、戦力になってくれている中高年の人たちは、せいぜい数年~十年程度しか働き続けることができません。

その人たちはいずれ定年などで辞めていきますから、その後を支えてくれる人(つまり若者)がいなければ、店で働く人がいなくなってしまうことになるのです。

早い話が 若者が少ないと、今はよくても将来的には人手不足になる といえるでしょう。

仕事内容に関する理由

どんなに勤務条件や待遇がよくても、仕事内容が受け入れられなければ、働き続けることはできません。

また、仕事量が多すぎるのも問題です。

仕事に関することで、不満を持って辞める人はけして少なくないのです。

体力的にも精神的にも疲労が大きい

 スーパーでの仕事は、体力的にも精神的にも疲労が大きい ものです。

レジをする従業員とお客さま特にレジ担当者には、精神的な疲労が大きくかかる

まず体力面では重いものを持つことが多かったり、バックヤードが寒かったりという理由から、身体に負担がかかります。

そもそもスーパーでの仕事は基本的にずっと立ちっぱなしですから、基礎的な体力がなければ、仕事を続けることすら難しいといえるでしょう。

次に精神面では、人間関係やお客さまとの接し方に悩んだりといった理由で、ストレスを抱えてしまう人も少なくありません。

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管理人

レジ担当者の方は、体力的にも精神的にも大変な思いをすることが多いようです。私もレジをしていたときは疲れ果てていましたね…。

一見すると簡単そうに思えるスーパーの仕事ですが、 予想以上のハードさに耐えきれず、辞めてしまう人があとを絶たない のです。

さまざまな業務をこなす必要がある

人手不足対策として、多能工制度を取り入れているスーパーが増えてきています。

多能工とは、一人がさまざまな業務をこなすという意味合いの言葉です。

よくある例としては、品出しとレジの兼任といったケースですね。

このように複数の業務を掛け持ちすることを、店から要求されることも珍しくありません。

とはいえ 複数の業務を掛け持つことは、精神的にも体力的には負担となってきます 

覚えるのも大変ですし、あちらこちらへ振り回されて疲れるのも事実です。

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管理人

私は惣菜とレジ・レジと青果の2パターンで掛け持ちをしていましたが、正直疲れます!もう二度と部門掛け持ちはしたくありませんね。

このように、複数の業務をこなしていくことはかなりの負担がともなうため、頼まれても断る人があとをたちません。

なかには 業務が増えるなら辞める、といって辞めていく人もいます 

人手不足のなかでうまくやっていくための多能工制度ですが、その制度が逆にアダとなってしまっている面もあるわけなんです。

サービス残業が多い

 スーパーはサービス残業が多い ことでも有名です。

なぜならスーパーの仕事が、終わりがないルーチンワークとなっているからです。

基本的に、商品を売場に出す→商品が減っていないか確認→商品を補充するという、3ステップの作業を繰り返しているわけです。

これらの作業は一日を通して行われるため、閉店まで仕事がなくなることはまずありません。

そのため、スーパーでは「定時になったら、作業を中断して帰る」という考えは通用しません。

作業が残っているようであれば、片付けるまで帰れないのです。

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管理人

実際には、ある程度キリのいいところまで終わらせたら、仕事が残っていても諦めて帰っていますけどね。

このように 定時で帰れず、いつもサービス残業ばかりの状況に嫌気が差して、辞めていく人も少なくありません 

定時できっちり帰る人もいますが、たいがい周囲から冷たい目でみられてしまうことも、サービス残業をする理由の一つとなっています。

その他の理由

勤務条件・待遇、人間関係、仕事内容のいずれにも当てはまらない、人手不足となりうる理由もいくつかあります。

参考までに、どんな理由があるのかご覧ください。

スーパーで働くことに対するイメージが悪い

世の中には差別的な考え方をする人も多くいます。

なかには、 スーパーで働くことは恥ずかしい・ダサいなど、悪いイメージを持っている人も… 

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管理人

なかには、スーパー=主婦=おばさん=ダサいなどといった、短絡的な考えを持つ方もいるようです。

またドラマを見ていると、世間では「スーパーで働く人間は地味・暗い」といった印象を持っているのかな?と思ってしまいますね。

なぜなら、ドラマのなかのスーパーで働く人たちは、その多くが生活に疲れた主婦という設定で、いじめを受けていたりトラブルに巻き込まれたりしているからです。

そうしたドラマを見た人が、「スーパーで働くのって怖いし、いいことなさそう…」などと真に受けてしまうことだって考えられます。

それほど、ドラマの影響は大きいわけなんですよ。

世の中の人みんながみんな、というわけではありませんが、実際にスーパーで働くに対して悪いイメージを持っている人はけして少なくないのです。

将来性がない

仕事を続けていくうえで、将来性があるかどうかも大切な要素になります。

なぜなら将来性のない会社で働き続けると、自分の人生を棒に振ってしまうかもしれないからです。

バイトやパートの立場では、そこまで考えることはないでしょう。

しかし正社員の場合は、会社に将来性があるかを見極めなければなりません。

ところが、 多くの人がスーパーに将来性はないと考えています 

前出しをするスーパーの従業員品出し作業も、将来はロボットが行うかも

実際、スーパーでの作業は将来、AIロボットによって代用されるとの予測も出ています。

このことはつまり、人手がいらなくなる=リストラの可能性があるともいえるでしょう。

今がよくても先のことを考えると、安定した仕事ができなければ意味がありません。

 スーパーには将来性がないという事実に気づいた人から、どんどん辞めていってしまうため、スーパーの人手不足は加速していっている わけなんです。

ノルマがある

みなさんもご存知のとおり、 スーパーには恵方巻やクリスマスケーキのノルマがあります 

ノルマを課されると、必要でもないものを買わなければならなくなります。

しかし正直いって、ノルマに従う必要はありません。

ところが、暗黙の了解としてノルマに従わざるをえない風潮がスーパーにはあるのです。

そのため、ノルマを達成するように圧力をかけられたり、ノルマを未達成の場合にペナルティを加えられることも…。

そして ノルマを課されることに耐えられなくなった従業員は、辞めていってしまいます 

社会的な評価が高くない

自分の勤め先が、社会的にどんな評価であるかを気にする人は多いようです。

特に男性は勤め先=自分のステータスに直結しますから、意識せざるをえないことでしょう。

女性でしたら、自分の彼氏や旦那が勤めている会社の評判は気になると思います。

 スーパーは残念ながら、社会的な評価が高いとはいえません 

給与の低さや、学歴が不問であること、スーパーで働くことへのイメージが悪いといったことが、社会的な評価が高くない理由と考えられます。

スーパーの仕事が好きな人や興味がある人なら、こんなことは気にならないでしょうね。

しかし残念ながら、 社会的なステータスを重視する人からは、スーパーは敬遠されてしまう仕事 となっています。


スーパーが人手不足である理由がこんなにもたくさんあるとは、思いもしなかったのではないでしょうか。

特に勤務条件や待遇の悪さ仕事内容に関して不満を持っている人が多く、これらのことが人手不足の主たる要因といえるでしょう。

正直…人手不足なスーパーは、ブラックである可能性が否定できません。

もちろん、世の中が人手不足なブラックスーパーばかりではなく、ホワイトな優良スーパーも存在しています。

しかし、ホワイトスーパーが人手不足になることはほとんどありません。

やはりホワイトなスーパーは評判がいいので、新しい人もたくさん入ってきますし、定着率も高いわけなんですね。

人手不足で悩んでいるスーパーは、なぜ人手が集まらないのか・定着しないのかということを今一度見つめ直してみるといいでしょう。


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